英語の勉強は毎日したほうがいいのは分かっているけれども、なかなか続かないという人も多いと思います。どのように英語の勉強を毎日を続けるのか、僕なりに考える毎日勉強を続けて行くためのコツのようなものを書いてみようかと思います。
まず、英語の勉強についてですが、どのようにするのが良いのでしょうか。僕の考えでは、英語の勉強は五感すべてを使って勉強するのが良いと思っています。その理由は、言語というのはそもそも「読む」「書く」「聞く」「話す」のすべての感覚を使ってコミュニケーションするものだからです。
日本人は学校教育で「読む」と「書く」は相当な時間を費やして勉強していますが、「聞く」と「話す」はほとんどやっていません。しかし、語学は「聞く」と「話す」をすることも含んで語学なので、それもやらないと効率よく勉強ができないと思います。
また、脳を刺激するという意味でもいろんな感覚で刺激を行うほうがマスターするのによいと思います。読みながら書きながら話しながら自分の声を聴いて勉強をすれば、すべての感覚を使って勉強をすることができます。
また「読む」「書く」は自分のペースですることができますが、「聞く」の場合は早さは基本的に相手の話すスピードによりますし、「話す」も会話の場合相手の質問に対して即座に返す必要があるので、「読む」「書く」と違ってかなり頭の回転を聞かせて反応する必要があります。
毎日勉強するほうがいいのは、一つの理由としては忘却曲線の点で忘れる前に再び学習するほうが記憶の定着がいいということがあります。人間はそもそもいろんなことを忘れるようにできています。それはいろんなことを憶えていると頭がパンクするからです。だから、物事を忘れるということは悪いことではないのです。
ある意味その自然の原理に逆らう形で記憶を定着させるのですから、普通では起こらない毎日同じことがくり返して起こるとういうことを起こして記憶させる必要があるのです。
何回も同じことが起こると脳はこれは重要なことである、憶えておかないといけないと判断して、長期記憶に定着させます。一度しか起こらないことは、さして重要でないことと判断して容量が決まっている長期記憶には残さずにデリートします。このため、憶えるためには何回も同じことを繰り返す必要があるのです。
もう一つの理由としては、習慣化するという理由があります。人は何かをすることは基本的に億劫なものです。特に新たに始めたり初めてのことをするというのは基本的に抵抗があります。これはホメオスタシスという人間にそもそも備わった機能があるからです。
基本的に人間にとって昨日と同じであるということは、安全であるということを意味するのです。これを打破するためには、やりたいことを習慣化する必要があります。そうです、それを毎日起こることであって当然のことにする必要があるのです。
だから、毎日やるのはしんどいので1日おきとか、3日おきとかにすると、2日後、3日後にはまた新しいことをするのと同じことになるので、毎日するよりもむしろハードルが上がることになります。
だから、どうせやるのであれば、何日かおきにするよりはいっそ毎日必ずするほうが結果的には楽になり、加えて、結果として前述したとおり、やる回数が増えるので、その面でも記憶に定着しやすくなります。
そして、記憶に定着するので、結果が伴うことになり、達成感が出て、さらにやる気が出るという好循環のスパイラルが起こります。
これらのことから、英語の勉強をするのであれば、毎日勉強をするのが良いと言えます。
それでは、毎日勉強するためにはどのようにすればいいのでしょうか。僕が考えたことについて書こうと思います。
僕は、今年の始め1月6日から今日4月20日まで連続で100日を超えて毎日連続で英会話のレッスンを続けています。そのレッスンを毎日続けるためにやっていることがいくつかあります。
一つ目は、毎日時間を決めていることです。僕は、英会話のレッスンは毎朝5時からすることに決めています。それは、朝一番で他のスケジュールに絶対に動かされることがないからです。
昼間や夜に時間を決めてしまうと、前のスケジュールが押したとか、夜に急に飲み会に行かないといけなくなったとか、他のスケジュールによって英会話のレッスンが上書きされてしまう可能性があります。
一度、毎日やることが途絶えると、1度目は特別だと思っていても、2度目に起こったときに、「もう、前にもできなかったからいいや」という感情が湧いてきて、1度あることは2度目も3度目も今度だけはと言ってやめて、結果としてやめることが当然になってしまうのです。
二つ目にやっていることは、毎日Twitterで英会話をやると宣言していることです。Twitterをやっている人なら良く知っていると思いますが、”＃今日の積み上げ”でみんなに宣言してしまうということです。
みんなに宣言していると、やらないといけないという感情が無意識の中にも湧いてきます。実際上は他の人は僕がやっていようがいまいがどうでもいいのですが…。さらに、この宣言は、自分に対して言っているという意味もあります。他人が聞いていなくても自分は聞いているということです。
毎日英語学習を続けるコツについて書いてきました。英語は毎日やればやるほどちょっとずつですが進歩していきます。むしろ毎日毎日は進歩を感じられないかもしれませんが、確実に進んでいます。少なくとも後退することはありません。
皆さんも頑張って毎日英語の勉強をやりましょう。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
こうぷー
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