【自分のために】頼まれた仕事は相手が考えている以上で返したい

人生、生きかた

僕は、大学を卒業してから、会社に就職して、これまで25年以上働いてきました。

そして、毎日、いろんな人と一緒に働くにあたって、常に自分の中で心掛けていたことがあります。

それが、今日のテーマに掲げた「頼まれた仕事は相手が考えている以上で返したい」ということです。

今日は、そのことについて書いてみようと思います。

仕事を頼まれたときに、2種類の人がいる

会社で仕事をしていると、一人ですべてのことをできるわけがありません。

当然、いろんな人に協力や仕事をお願いをして、自分の仕事をこなしていくことになります。

そんなとき、部下や同僚や他の部署の人に、いろんな仕事をやってもらうようにお願いすることになるのですが、その時の対応について、大きく分けて2種類の人がいます。

一つのタイプは、できるだけ自分の仕事の範囲を守って、少しでも関係ないことは自分が仕事を引き受けないでおこうとする人。

もう一方のタイプ、は少しでも関係があることなら、引き受けてやってあげようとしてくれる人。

ここまではっきり書くと、どっちが仕事を頼むのによいかは一目瞭然ですが、程度の差こそあれ、みんなどちらかの傾向があります。

僕は昔から、少しでも関係のあることなら引き受けて、自分にできることをやってあげたいというタイプでした。

なので、しばしば「なんであなたがその仕事をやっているの?」と聞かれることがありました。

特にその時の上司が、できるだけ仕事を引き受けたくないタイプの人だった場合には、「余計なことをするな!」とか、「人の仕事を取って失礼だ!」とまで言われて、怒られたこともありました。

それでも、僕は誰かが仕事で困っていて、僕にどうしたらいいのか聞いてきた場合には、少しでも関係のあることだったら、できるだけ自分のやれることをやって手伝ってあげようとしました。

もちろん、全く僕の仕事と関係のないことの場合は、もちろんできないと断るのですが、その代わりに誰がそれを知ってそうかを教えてあげました。

相手の立場に立って考えてみる

僕はどうしてそんな風にしようとするんだろうか?と、自問自答したことがありました。

そこで思ったのが、「相手の立場に立って考えてみる」ということです。

この場合、相手の立場に立ってみると、僕に仕事の相談をしてきた人は、「仕事で困っていることがある。でも誰に頼めばいいか明確ではない。誰に頼もうか?」と考えていたハズです。

そういった場面で、僕に頼もうと考えてくれたわけです。これってすごくうれしいことじゃないですか?

このことを考える場合には、自分がそんな時に、誰かに頼む時を考えればいいわけです。

どんな人に頼もうとしますか?

自分の仕事じゃないと断りそうな人を選ぶでしょうか?

自分の仕事だけど、余計な仕事が入ってきたと面倒くさそうにぐちぐち言いそうな人を選ぶでしょうか?

そうではなくて、気分よく引き受けてくれそうな人、ちゃんと仕事をやってくれそうな人、少し自分の仕事から外れていても相談に乗ってくれそうな人、そんな人に頼もうとすると思います。

僕に仕事を頼んできた人は、僕はちゃんと仕事をやってくれる人、相談に乗ってくれる人、気分よく仕事を引き受けてくれそうな人だと思ってくれたわけです。

だから、僕はそういう風に僕のことを評価してくれた人のために、自分ができるだけのことをしてあげたいと思うわけです。

どうせやるのなら、できるだけのことをしよう!

そんな感じで僕のことを思ってくれている人が頼んできたんだから、その頼まれた仕事は相手が思っている以上で返したいと思います。

結果としてそうなっているかどうかは疑問ですが(笑)。

相手が思っているより早く、相手が思っている以上の成果で返したいと思います。

どっかの家具屋さんの宣伝でありますよね。「お値段以上●●●」って。その精神です。

この考え方に関係していると思う、僕の学生時代の思い出があります。

僕は中学校、高校とバスケをやっていたのですが、中学校の時の顧問の先生に言われたことで、よく覚えていることがあります。

ある日「体育館のコートを雑巾がけしろ!」ということになったのですが、みんな文句を言ったり、どうのこうの言ったりして、ウダウダしていたんです。

その時、その顧問の先生が言ったのが、「どうせやるんやったら、文句を言わずにさっさとやったほうが、みんな気分がいいやろ!」

その言葉が何か僕には納得できたんですね。

文句言ってやっても、文句言わずにやっても、早くやっても、遅くやってもやることは一緒。

どうせやらないといけないのなら、文句言わずにさっさとやるほうがいいな。と。

そんなことがあったから、「やるなら文句を言わずにさっさと自分のできるだけのことをやる。」という風になったんだと思います。

みんなが幸せになれるんじゃないかな?と思う

そうすれば、みんながいい気分になれると思うんです。

頼むほうも、嫌がられるんじゃないかとか、断られるんじゃないかとか多少なりとも不安があると思うんです。

それでも、僕に頼もうと思ってくれたわけです。

それなら、快く引き受けて、相手が思っている以上で返してあげたら、相手も気分がいいし、自分も気分がいい。

みんな幸せになれると思います。

そして、今度、僕が困ったことがあれば、その人は親身になって僕に協力してくれると思います。

そんな風に、お互いに気持ちいいやり取りを、いろんな人と続けていけば、自分の周りには、いい人間関係を築いて行けます。

そんな人間関係が広がっていけば、みんながハッピーになれるんじゃないでしょうか?

だから、僕はこれからも何か仕事を頼まれたら、相手が思っている以上で返していきたいと思います。

まとめ

今日は、「頼まれた仕事は相手が考えている以上で返したい」について書いてきました。

僕は、このようにして仕事をしてきて、たまには怒られましたが、だいたいは喜んでもらえたし、そこそこ信用してもらえるようになったと思っています。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

こうぷー

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