【英字新聞読解のコツ!】電気うなぎが東京水族館のクリスマスツリーに電力を供給!

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クリスマスが近づいてきました。

東京の品川水族館では、ちょっと変わったクリスマスツリーがあるようです。

電気うなぎがクリスマスツリーを照らす。

電気うなぎは本当にクリスマスツリーを照らすほどの電力を発生できるんですね。

今日は、そんな面白い展示の話を取り上げます。

まずは、記事全体を読んでみたいと思います。

Electric eels power Christmas tree at Tokyo aquarium
Electric eels can be seen generating enough power to light up a Christmas tree at the Shinagawa Aquarium in Shinagawa Ward, Tokyo.
東京都品川区の品川水族館では、デンキウナギがクリスマスツリーを照らすのに十分な電力を生成しているのを見ることができます。

Electric eels, which live in the Amazon River in South America, can produce about 800 volts to stun prey.
南アメリカのアマゾン川に生息するデンキウナギは、獲物を気絶させるために約800ボルトを生成することができます。

Every day around noon, when an aquarist feeds the two 1-meter long electric eels on display, the fish will discharge an electric shock, lighting up the Christmas tree near the exhibit.
毎日正午ごろ、水族館が展示されている長さ1メートルのデンキウナギ2匹に餌をやると、魚は電気ショックを発し、展示物の近くのクリスマスツリーを照らします。

In addition to the eel-powered tree, other seasonal attractions include Christmas decorations in the underwater tunnel and holiday-themed dolphin and sea lion shows.
ウナギの電気の木に加えて、他の季節のアトラクションには、水中トンネルでのクリスマスの飾り付けや、休日をテーマにしたイルカやアシカのショーがあります。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

Electric eels can be seen generating enough power to light up a Christmas tree at the Shinagawa Aquarium in Shinagawa Ward, Tokyo.
東京都品川区の品川水族館では、デンキウナギがクリスマスツリーを照らすのに十分な電力を生成しているのを見ることができます。

東京都品川区の品川水族館(Aquarium)では、電気うなぎ(electric eels)クリスマスツリーを照らす(light up a Christmas tree)ために十分な電力(enough power)生成している(generating)のを見ることが出来ます。

品川水族館で、電気うなぎがクリスマスツリーを照らしているらしいです。

面白い企画です。誰でも思い付きそうですが…。

電気うなぎは電気を発生するので電気うなぎというのだと思うのですが、英語でも”electric eel”なんですね。

“aquarium”は「水族館」という意味です。

名詞って、覚えていないと表現のしようがなくなるので、できるだけ覚えておく方がいいですね。

“generating”で「生成している」と訳しています。

generate”が「生む」とか「発生させる」とかいう意味の動詞です。

Electric eels, which live in the Amazon River in South America, can produce about 800 volts to stun prey.
南アメリカのアマゾン川に生息するデンキウナギは、獲物を気絶させるために約800ボルトを生成することができます。

南アメリカのアマゾン川に生息する(live in the Amazon River)電気うなぎは、獲物(prey)気絶させる(stun)ために約800ボルトを生成することが出来ます(can produce)

電気うなぎは、南アメリカのアマゾン川に生息しているそうです。

そして、獲物を気絶させるために電気を発生させる。

800ボルトで気絶させるような獲物を取る必要はないように思うのですが…。

“stun”は「びっくりさせる」とか「気絶させる」という意味。「スタンガン」の「スタン」ですね。

あと、最初の文で”generate”で表現していた「生成する」というのを、この文では”produce”で表現しています。

同じ言葉が続かないように、同じような意味の単語を言い換えています。

文章的には、まず“Electric eel”と言っておいてから、後ろから“which”以下で説明しています。

これが、英語のいつもの語順です。

詳細は関係代名詞やthat節で後ろから説明する。

Every day around noon, when an aquarist feeds the two 1-meter long electric eels on display, the fish will discharge an electric shock, lighting up the Christmas tree near the exhibit.
毎日正午ごろ、水族館が展示されている長さ1メートルのデンキウナギ2匹に餌をやると、魚は電気ショックを発し、展示物の近くのクリスマスツリーを照らします。

毎日正午ごろ(around noon)、水族館の職員が展示されている(on display)長さ1メートルの電気うなぎ2匹に餌をやる(feeds)と、ウナギは電気ショック(an electric shock)発し(will discharge)、展示物の近くのクリスマスツリーを照らします(lighting up)

1日1回だけなんでしょうか。

正午ごろに、水族館の職員が長さ1メートルの電気うなぎ2匹に餌をやる。

すると、獲物を捕らえるために、電気うなぎは電気ショックを発するようです。

その電気で、近くに飾っているクリスマスツリーの電飾を照らすようになっている。

面白いですね。

“discharge”は「放出する」「排出する」という意味があります。

ここでは、電気を「放出する」という意味で使われています。

“display”と”exhibit”はほぼ同じような意味です。

「展示物」とか「展示されているもの」という名詞の意味と、「展示する」という動詞の意味があります。

In addition to the eel-powered tree, other seasonal attractions include Christmas decorations in the underwater tunnel and holiday-themed dolphin and sea lion shows.
ウナギの電気の木に加えて、他の季節のアトラクションには、水中トンネルでのクリスマスの飾り付けや、休日をテーマにしたイルカやアシカのショーがあります。

ウナギに電気供給されている木(the eel-powered tree)に加えて(in addition to)、他の季節のアトラクション(seasonal attractions)には、水中トンネルでのクリスマスの装飾(decorations)休日をテーマにした(holiday-themed)イルカやアシカのショーがあります。

品川水族館では、電気うなぎのクリスマスツリーだけではなく、他の季節のアトラクションもあるようです。

水中トンネルでのクリスマス装飾や、休日をテーマにしたイルカやアシカのショー。

いろんなアトラクションで楽しむことが出来るようです。

“in addition to ~”で「~に加えて」という意味。よく出てくる表現です。

今日は、電気うなぎがクリスマスツリーを照らすという話題について読んできました。

クリスマスも過ぎると、いよいよお正月ですね。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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