【英字新聞読解のコツ!】モスクワと北京がコロナワクチン戦略で大接近!

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今日は、コロナのワクチンをきっかけに、ロシアと中国の関係が近づいているという話です。

でも、単なるコロナワクチンの供給という話にとどまらず、その裏にはいろんな思惑があるようです。

パワーゲームのような思惑からロシアと中国が近づいている。

さらに、西側先進国も含めたコロナワクチンの供給については、根深い南北問題なども絡んでいるようです。

そんな複雑な関係が絡むのが今日の話です。

では、記事を読んでいきます。

When Russia’s Sputnik V vaccine is unloaded in countries around the world, hundreds of millions of doses will come with the label “Made in China.”
ロシアのスプートニクVワクチンが世界中の国々で売られると、何億もの薬に「Made in China」というラベルが付けられます。

スプートニクVワクチンというのは、ロシア製のコロナワクチン。

それを中国の医薬メーカーが作っているということのようです。

だから、ロシア製のワクチンに「メード・イン・チャイナ」のラベルが付けられて、世界中に売られている。

”dose”というのは、注射1回分の量の液体というような意味です。

このあと、”shot”という単語も出てくるんですが、同じような意味です。


Chinese companies have made agreements over the past month to manufacture more than 260 million doses of Russia’s Sputnik V vaccine, which has been approved for use in more than 60 countries, including a large number of developing nations such as Mexico, India and Argentina.
中国企業は先月、メキシコ、インド、アルゼンチンなどの多くの発展途上国を含む60か国以上での使用が承認されたロシアのスプートニクVワクチンを2億6000万回分以上製造することで合意しました。

中国の企業が、ロシアのスプートニクVワクチンを2億6,000万回分以上の製造をすることで合意した。

このワクチンは世界の60か国以上で使用が承認されている。

でも、その承認国の多くが発展途上国ということに、何かがありそうです。

The deals are symbolic of how China and Russia’s international vaccine goals are increasingly aligned, as they assist developing countries neglected by their traditional Western partners who have been accused of hoarding shots.
この取引は、中国とロシアの国際的なワクチン目標がますます一致していることを象徴しています。これは、注射を蓄えていると非難されてきた伝統的な西側のパートナーによって無視されている発展途上国を支援するためです。

このワクチン製造の契約は、中国とロシアの国際的なワクチン戦略のようなものが、ますます一致しているということの象徴になっている。

それは、西側諸国に無視されている発展途上国を支援するという名目。

一方で、西側の先進国は注射の薬を自分たちのため?に必要以上に蓄えていると非難されている。

西側先進国からワクチンを供給してもらえない発展途上国に、これを機会に入り込んでいこうという思惑で、ロシアと中国は一致しているようです。

”hoard”は「蓄える」という意味。

Duke University research shows that while some countries, such as Canada, the UK and New Zealand, have bought enough vaccines to cover their population more than three times over, the vast majority of countries have barely got doses for their citizens, including some of the nations worst hit by Covid-19.
デューク大学の調査によると、カナダ、英国、ニュージーランドなどの一部の国では、人口を3倍以上カバーするのに十分なワクチンを購入していますが、Covid-19によって最悪の打撃を受けた国の一部の国を含め、大多数の国では市民へのワクチン接種がほとんど行われていません。

この事実は知りませんでした。

カナダ、イギリス、ニュージーランドなどは人口の3倍以上のワクチンをすでに購入している。

一方で、コロナの被害が最悪の状態の国を含めて、多くの国には販売がされていない。

なぜ、こんなに違いが生じているのでしょう?

なんとなく、南北問題のようなものが絡んでいるように思います。

南北問題というのは、先進国と発展途上国の経済などの格差問題などのことを言います。

先進国は先進国同士のことを最優先に考えている。

発展途上国はその次というような考えが透けて見えます。


Bobo Lo, an expert on China-Russia relations and former deputy head of mission at Australia’s embassy in Moscow, said both Moscow and Beijing saw an opportunity for geopolitical gains in the pandemic, winning favor and influence for their autocratic systems.
中国とロシアの関係の専門家であり、モスクワにあるオーストラリア大使館の元公館次席長であるボボ・ロー氏は、モスクワと北京の両方がパンデミックの地政学的利益の機会を見出し、独裁体制に支持と影響力を獲得したと述べた。

ロシアと中国関係者のコメントが書かれています。

オーストラリアの元公館次長のボボ・ローさんによると、ロシアと中国はこの機会をとらえて、世界の各国に自分たちの体制の支持を獲得しようとしている。

「先進国はワクチンを分けてくれないでしょ。」

「我々は、発展途上国の皆さんにもワクチンをちゃんと販売しますよ。」という感じでしょうか?

中国もロシアも独裁体制的なイメージがあって、もともとは、あまりよくないイメージがある。

でも、今回のコロナワクチンの供給で恩を売って、自分たちの国への支持を得ようとしているわけです。

“autocratic”は「独裁者の、独裁体制の」という意味。

”It’s useful to them to point out that the West is being selfish in limiting the distribution of vaccine to developing countries,” he said. “This is a really convenient narrative for both Beijing and Moscow.”
「西側諸国が発展途上国へのワクチンの供給を制限することに利己的であると指摘することは彼らにとって有用である。これは北京とモスクワの両方にとって本当に便利な物語である」と彼は言った。

「西側諸国が自分たちのことしか考えていない。」と主張することは、中国とロシアにとっては有益です。

そして、実際に西側諸国が製造するコロナのワクチンが、発展途上国に売られていないということは、彼らにとって好都合な話。

自分たちにとっては、願ってもない物語だということです。

それはなぜかということが、この後に語られそうです。

There is also a darker side to Moscow and Beijing’s vaccine cooperation. In recent months, Russian disinformation efforts have tried to undermine confidence in US and UK vaccines, such as those made by Pfizer and AstraZeneca, according to Judyth Twigg, professor of political science at Virginia Commonwealth University.
モスクワと北京のワクチン協力には暗い面もあります。 バージニアコモンウェルス大学の政治学教授であるジュディストゥイッグ氏によると、ここ数ヶ月、ロシアの偽情報の取り組みは、ファイザーやアストラゼネカによって製造されたものなど、米国と英国のワクチンに対する信頼を損なうことを試みました。

ここまでの話だけであれば、ロシアと中国の思惑はあるものの、あまり文句のない話です。

西側諸国からコロナワクチンを買えない発展途上国に、自国のコロナワクチンを供給するという、とてもいい話。

でも、それだけではなく、暗い側面もやっぱりあるようです。

ジュディストゥイッグ教授によると、ロシアはネガティブキャンペーンのようなことをやっている。

ファイザー社やアストラゼネカ社の製造した薬は、信頼性に問題があるというような偽情報を流したりしたようです。

何となく、これまでのロシアのやり方から想像がつきそうな話です。

China has done the same, with state-run media hyping up reports of deaths from US and European-made vaccines.
中国も同じことをしており、国営メディアは米国とヨーロッパ製のワクチンによる死亡の報告を誇大宣伝している。

中国も同じようなことをしている。

中国の国営メディアは、アメリカとヨーロッパの製薬会社のワクチンでの死亡例を誇大宣伝している。

これもまた、中国のやりそうなことのように感じます。

Former diplomat Lo said both Russia and China had an interest in discrediting the US-led world order, particularly Beijing, which is keen for a chance to burnish its own reputation and promote itself as the leader of the global south.
元外交官のロー氏は、ロシアと中国の両方が、米国主導の世界秩序の信用を傷つけることに関心を持っていて、特に北京は、自らの評判を磨き、世界の南のリーダーとしての地位を促進する機会を切望していると述べた。

ロシアと中国は両方とも、アメリカ主導の世界の信用を傷つけることに興味を持っている。

特に北京すなわち中国は、自分たちの評判を高め、南のリーダとして地位を促進したいと思っていると書いてあります。

ここでの南というのは、先進国(北)と発展途上国(南)の南北問題における南側のリーダーになりたいと思っているということ。

“burnish”というのは、「磨く、研ぐ」という意味です。

”(China is saying), ‘We understand you, we’re not an imperial power like the Western powers … we’re just here to help,'” he said.
「(中国は言っている)、「私たちはあなたを理解している、私たちは西洋の大国のような帝国の大国ではない…私たちはただ助けるためにここにいる」と彼は言った。

ここでは、中国の発展途上国へのメッセージを代弁しているような表現になっています。

「中国は発展途上国のみんなのことを理解していますよ。中国は西側先進国のようなひどい国ではない。中国はあなた達を助けるためにいます。」というメッセージ。

ちょっと、怪しい感じがしますよね。

困っている発展途上国の国々を、なんとなく誘っている感じです。

Russia was the first country to announce it had produced a viable Covid-19 vaccine in August 2020, named Sputnik V after the country’s history making satellite launch in 1957.
ロシアは、2020年8月に実行可能なCovid-19ワクチンを製造したことを発表した最初の国であり、1957年に衛星を打ち上げた国の歴史にちなんでスプートニクVと名付けられました。

ロシアが最初にコロナのワクチンを製造したと発表したんですね。

そのコロナワクチンに、1957年に打ち上げた衛星の名前を付けた。

そこにロシアのこのワクチンに対する期待度の高さがうかがえます。

”viable”は「実行可能な」という意味。

Initial doubts over its effectiveness were tempered by a study published in the Lancet in February, which found in preliminary results that the vaccine had 91.6% effectiveness.
その有効性に関する最初の疑問は、2月にランセットで発表された研究によって和らげられました。予備的な結果では、ワクチンの有効性は91.6%でした。

当初は、世界中から、その有効性に疑問が投げかけられていたんでしょう。

でも、2021年の2月にランセットで発表された研究で、その有効性が認められた。

ランセットというのは、週刊で発行される医学雑誌。

その有効性の結果が発表されると、ロシアへの風当たりも和らいだ(”temper”)ということのようです。

ワクチンの有効性は91.6%もあった。

Now, hundreds of millions of doses of Russia’s Sputnik V vaccine, along with China’s Sinovac and Sinopharm shots, are making their way around the world, despite only Sinopharm being accepted into the World Health Organization’s COVAX initiative. Neither Sputnik nor Sinovac has been approved by the WHO.
現在、世界保健機関のCOVAXイニシアチブに受け入れられているのはシノファームだけですが、ロシアのスプートニクVワクチンの数億回分と、中国のシノヴァックおよびシノファームの注射が世界中で行われています。 SputnikもSinovacもWHOによって承認されていません。

でも、スプートニクVワクチンは、WHOには承認されていないようです。

ロシアが開発したスプートニクと、中国が開発したシノヴァックとシノファームがあって、シノファームしかWHOの承認はされていない。

でも、3つのワクチンともに世界中で数億回分の注射が行われている。

COVAXというのは、新型コロナウイルスワクチンを共同購入し途上国などに分配する国際的な枠組みで、2020年に発足した組織のようです。

In Latin America, traditionally an area of US influence, countries such as Argentina and Chile have been buying up large numbers of Russian an Chinese shots to fill the gaps in their vaccine rollouts.
ラテンアメリカでは、伝統的に米国の影響力のある地域であり、アルゼンチンやチリなどの国々は、ワクチンの展開のギャップを埋めるために、ロシアと中国の注射を大量に購入しています。

アルゼンチンやチリなどのラテンアメリカは、伝統的にアメリカの影響力が大きい地域です。

でも、アメリカなどから十分なワクチンが支給されないので、ロシアや中国の注射を大量に購入して、不足分を補おうとしている。

これによって、中国やロシアの影響力がこの地域にも、じわじわと広がることが予想されます。

According to Duke University’s records of vaccine procurements, Argentina has placed orders for 30 million doses of Russia’s Sputnik vaccine and 4 million doses of Sinopharm. To date, Argentina has not been able to strike a deal for the US Pfizer vaccine, although it has ordered 23million doses of AstraZeneca’s shot.
デューク大学のワクチン調達の記録によると、アルゼンチンはロシアのスプートニクワクチンの3000万回分とシノファームの400万回分を注文しました。 現在まで、アルゼンチンは米国のファイザーワクチンの契約を結ぶことができませんでしたが、2300万回分のアストラゼネカの注射を注文しました。

アルゼンチンはすでに、3,000万回分のスプートニクのワクチンと、400万回分のシノファームのワクチンを注文している。

一方で、西側諸国の会社であるファイザーとは契約が結べずにいて、アストラゼネカとは2,300万回分のワクチンの契約ができている。

このあたりでも、まだまだ西側諸国の製薬会社との契約だけでは、必要なワクチンの量に足りない状況だということが、見て取れます。

Indonesia, a longtime US ally in southeast Asia, turned to China to order more shipments of Sinovac after its AstraZeneca order was delayed by a year due to the outbreak in India, according state-run Antara News Agency. To date, Indonesia has brought more Sinovac vaccines than any other country, at least 125 million doses, according to Duke University.
国営のアンタラ通信社によると、東南アジアで長年米国の同盟国であったインドネシアは、インドでの発生によりアストラゼネカの注文が1年遅れたあと、中国に向けてシノヴァックの出荷をさらに注文した。 デューク大学によると、これまでにインドネシアは他のどの国よりも多くのシノヴァックワクチンをもたらし、少なくとも1億2500万回接種しています。

東南アジアで長年のアメリカの同盟国であるインドネシアでも、アストラゼネカの注文が1年遅れになったせいで、中国製のワクチンに乗り換えようとしている。

インドネシアは、中国のシノヴァックのワクチンを最も多く使っており、1億2,500万回の接種を行っている。

ここでも、中国の影響力が増していることが想定されます。

Russia’s RDIF sovereign wealth fund said in February there had been requests for more than 2.5 billion doses of the Sputnik V vaccine. At the same time, Sinopharm said it had received orders for 500 million doses, according to the state-run tabloid Global Times.
ロシアの直接投資基金は、2月にスプートニクVワクチンの25億回分以上の投与が要求されたと述べました。 同時に、シノファームは、国営のタブロイド紙であるグローバル・タイムズによると、5億回分の投与の注文を受けたと述べた。

ロシア、中国のそれぞれの情報筋によると、スプートニクVワクチンとシノファームはそれぞれ相当の数の受注を受けている。

これまでに、相当な数の注文が、ロシアと中国に求められている状況。

Meanwhile, Sinovac was being asked to deliver 450 million doses, and was planning to transfer the technology to manufacture the drug to 10 countries to assist in a rapid rollout, Reuters reported.
一方、シノヴァックは4億5000万回分の投与を求められており、迅速な展開を支援するために、医薬品を製造する技術を10か国に移転することを計画しているとロイターは報じた。

もう一つの中国のワクチンであるシノヴァックも、4億5,000万回分の受注がある。

そして、迅速な対応をするために、ワクチンの製造技術を10か国に移転する計画をしている。

ドンドン、影響力を広めているイメージです。

Most of Russia and China’s vaccine deliveries have been sold rather than donated, but an analysis by Think Global Health found that 63 out of 65 countries Beijing had donated vaccines to so far were part of Xi Jinping’s signature Belt and Road Initiative.
ロシアと中国のワクチン供給のほとんどは、寄付ではなく販売されていますが、Think Global Healthの分析によると、北京がこれまでにワクチンを寄付した65か国のうち63か国が習近平の一路一帯構想の一部でした。

ここで完全に中国の政治的な思惑が見えてきます。

ワクチンは基本的には販売がされていたんだけれども、寄付したものもある。

そして、中国がワクチンを寄付した65か国のうち63か国は一路一帯構想に関係する国々。

ワクチンをあげるから、政治的にもよろしくね。という感じでしょう。

China isn’t just producing its own vaccines – it is also helping to produce Russia’s. By April 19, three privately-owned Chinese companies had struck major deals with Russia’s RDIF to produce 260 million doses of the Sputnik V vaccine – 60 million by Shenzhen Yuanxing Gene-tech Co, 100 million by TopRidge Pharma and 100 million by Hualan Biological Bacterin Inc, according to the Global Times.
中国は独自のワクチンを生産しているだけでなく、ロシアのワクチンの生産にも貢献しています。 グローバル・タイムズによると、4月19日までに、中国の民間企業3社がロシアのRDIFと大規模な契約を結び、2億6000万回分のスプートニクVワクチンを製造しました。6,000万回分は深圳元興総合技術会社、1億回分がTopRidge製薬会社、1億回分がホウラン・バイオロジカル・エンジニアリングです。

中国は、自分たちのワクチンの生産だけでなく、ロシアのワクチンの生産にも貢献している。

中国の民間企業3社はロシア直接投資基金と大規模な契約を結んだ。

それは、スプートニクVワクチンを大量生産するという契約です。

The deal is partially the result of inadequate manufacturing capacity in Russia. In January, the RDIF warned of delays of up to three weeks for countries waiting for their doses.
この取引は、部分的にはロシアの不十分な製造能力の結果です。 1月、RDIFは、投与を待っている国に対して最大3週間の遅延を警告した。

ロシアが中国の3つの製薬会社と契約をしたのは、ロシアでは十分な製造ができないからです。

1月にロシア直接投資基金は、投薬を待っている国に対して、最大で3週間供給が遅れるという警告を行った。

現在のロシアのワクチンの生産能力では、各国から要求されているのに十分な製造ができないということです。

China’s ability to manufacture vaccines for other countries, including Russia, is partially due to having the Covid-19 outbreak almost completely controlled within its borders and rapid upgrades to the country’s manufacturing capacity. 
ロシアを含む他の国々向けのワクチンを製造する中国の能力は、部分的には、Covid-19の発生が国境内でほぼ完全に抑制され、国の製造能力が急速に向上したことによるものです。

中国のワクチン生産能力が向上した理由は、部分的には、中国が自国内でのコロナ発生を完全に抑制することができたから。

その結果、ロシアを含む他の国のワクチンを製造する能力ができた。

中国内部のコロナ発生を抑制できたことが、結果的にワクチン製造能力をアップさせることになった。

In March, Sinopharm announced plans to create up to 3 billion doses, per year, making it the biggest coronavirus vaccine producer in the world, according to state-run media. Sinovac said it was aiming to ramp up its annual capacity to 2 billion.
国営メディアによると、3月にシノファームは、年間最大30億回分の投与を計画し、世界最大のコロナウイルスワクチン生産者となる計画を発表しました。シノヴァックは、年間生産能力を20億回分に増やすことを目指していると語った。

中国の国営メディアによると、シノファームは年間30億回分のワクチンを生産して、世界最大のコロナワクチン生産者となる計画を発表した。

シノヴァックも年間の生産能力を20億回分のワクチンを生産することを目指すと発表しました。

Meanwhile, Russia has been forced to cut deals with international suppliers to reach its delivery goals for Sputnik – in April, the RDIF announced 20 manufactures in 10 countries would be making the shots.
一方、ロシアはスプートニクの納品目標を達成するために国際的なサプライヤーとの取引を削減することを余儀なくされました-4月、RDIFは10カ国の20の製造業者がワクチンの製造を行うと発表しました。

一方で、ロシアの方は、納品目標を達成するために国際的な納入業者との取引を削減することを余儀なくされた。

これは、供給の方が追いつかないからでしょうか?

そして、ロシア直接投資基金は、10か国の20の製造業者がワクチンの製造を行うと発表した。

これは、生産量を増やすということなんでしょう。

いずれにしても、中国もロシアも、生産量を今後増加させていくんでしょう。

そして、西側諸国が供給しない発展途上国にワクチンを売って、恩を売る。

それとともに、自分たちのプレゼンスを高めようとしているという話でした。

なかなか、いろんな思惑が絡んだ、複雑な内容の記事で面白かったです。

明日もまた、頑張って解読します。

こうぷー

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