英会話が上達するために一番いい方法は?

英語、英会話

僕は、英検の準1級を持っていて、今年の1月からオンライン英会話を始めて今日で188日目になります。

簡単な英語の文はだいたい読めますし、英会話も半年のあいだ毎日レッスンを受講してきて、だいぶ上達してきていると思います。

一方で、ちまたには、いろいろな英会話上達の方法が出回っています。やり方はいろいろでどれが正しいのかなかなか難しい問題です。

そこで、今日は僕が実際に体験してきて、英会話を上達するために最も良いと思われる方法について、書いてみたいと思います。

大きく2種類のアプローチがあるらしい

ちまたにあふれている英会話の勉強方法については、大きく2種類のアプローチがあるらしいです。

一つは英単語&文法から勉強をするべきというもの。

もう一つは、まずはリスニングとスピーキングを頑張るべきというもの。

いずれもそれぞれ理由があるようですが、実際にはどちらの方が私たちがこれから上達するのには良いのでしょうか?

今日はこれらについて考えるのですが、小学校、中学校、高校で英語を学んで来て、だいだい基礎的なところは一旦マスターしているという状態を前提に考えてみたいと思います。

英単語&文法のアプローチは経験済み

まず、英単語&文法のアプローチについて考えてみます。

このアプローチの主張は、「やっぱり英単語や文法が分かっていないと、リスニングしても分からないじゃないか。」「分からない単語をしゃべることはできないじゃないか。」というものだと思います。

また、最初に文法の勉強をやってしまうのがよい、という主張は、「文法は決まり事で内容は限られているので、まずはそれを全部勉強してしまった方がいい。そうすれば達成感もある。」というものだったりします。

この手法は、確かに英検やTOEICなどの資格の勉強としては効果的かもしれません。

でも、英会話を上達させたいという場合には、僕はこの方法には懐疑的です。

それは、この方法はもうすでに小学校から高校までやってきた方法で、約10年以上この方法をやっても英会話は身に着かないということが実証済みだからです。

なので、英会話を上達させたいというのであれば、この方法はちょっと違うのかな?と思います。



外国人はリスニング&スピーキングのアプローチ

ネイティブはもちろんのこと、外国人の多くが英語をマスターするのは、リスニング&スピーキングのアプローチです。

ネイティブや外国の人たちが、この方法を取っているということは、ある意味英会話を上達させるためには、この方法が適切であるということを、証明しているのではないでしょうか?

考えれば、日本人も日本語をマスターする順番は、赤ちゃんの頃から、リスニング&スピーキングをやってから、単語や文法の勉強ですよね。

ですから、英会話を上達させるためにはこの順番が正しいんだと思います。

しかも、実際の英会話で話される単語の数ってかなり限られているらしいです。

そうであるなら、なおさら、いまさら、さらに単語の勉強をしなくても、既に今までに勉強した単語で間に合うはずです。

僕も現在オンライン英会話のレッスンを受けていますが、真ん中のレベルまで上がってきても、教材を読むのに辞書を引くことはほとんどありません。

でも、内容的にはビジネスで使えるのメソッドの勉強など、すごく難しいレベルになっていると感じています。

ということは、相当難しい内容を会話するのであっても、単語力はそれほど必要ないのではないかと思います。

英会話はスポーツ

これまで何度も言っているように、英会話はスポーツのようなものだと思います。

相手が言ってくることについて、瞬時に考えて言葉を返す。その反射的な対応の訓練だと思います。

その訓練が繰り返されることによって、最初は思考→日本語→英語だった思考経路が、思考→英語という風にダイレクトに結び着くようになります。

そういう風になるように、毎日毎日繰り返し練習するのが英会話を上達させるためには必要だと思います。

おすすめはリスニング&シャドウイング&英会話

リスニング&スピーキングのアプローチを勧めるほうの人たちの多くが、英会話を上達させるためにおすすめする方法は、映画やドラマまたは映像コンテンツで字幕を見ながらリスニングをし、同時にシャドウイングをする方法です。

聞けていないことは話せないし、何を聞いているのか分からないと意味が分からない。という理屈です。実際の英会話をするためには、実際の英会話の発音を聞かなければ理解できません。

本物の英会話では、単語のぶつ切りのようには話してくれません。”I got it.”(分かった)は、「アイ、ゴッド、イット」ではなくて、「アイガリッ」なのです。

このように、リスニング&シャドウイングが英会話の勉強で最適だという人も多いですし、僕も同意はしますが、僕はさらに英会話レッスンをやることも必要だと思います。

リスニング&シャドウイングはいわばスポーツで言う練習です。野球で言えば、素振りをしたり、ノックを受けて守備の練習をしたり、打撃練習をしたり…。

一方で英会話レッスンというのは、野球で言えば練習試合のようなもので、実際のシチュエーションでの実戦練習になります。

リスニングとシャドウイングだけでは、僕が言っている相手が言ったことに対する反射的な対応の練習ができません。

やっぱり、相手が言ったことに対して、「思考→英語→しゃべる」ということができないと会話ができません。

ですから、英会話で試合形式の練習もやることが英会話上達のためには必要だと思います。

まとめ

今日は、「英会話が上達するために一番いい方法は?」について書いてきました。

僕の結論は、もともと人間が赤ちゃんの時から語学を学ぶ順番である、「リスニング&シャドウイングプラス英会話」から頑張るのがいいのではないかということです。

人それぞれ方法はあるとは思いますが、僕はこの方法でこの半年間英会話の力が格段に上がりました。

その中でも最も違ってきた要因は、「思考→英語」の直接回路ができてきたことです。

それはやっぱり、実際の英会話のシチュエーションに最も近い、英会話のレッスンを繰り返すことで練習することができると思います。

最近はオンライン英会話もいろんなものがありますし、値段も手ごろなものもたくさんあるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

こうぷー

コメント

タイトルとURLをコピーしました