1日の精神的エネルギーをどのように使うか?

人生、生きかた

テレワークを始めてから、毎日会社に通勤していたころとの疲れの違いに愕然としています。家で仕事をすると本当に疲れないというか、逆に会社に通勤して仕事するのってこんなに疲れていたんだなと思います。

その違いは何なのか?と考えた時に1つの結論に至りました。それは、なんだかんだ言って会社に行っているのって、精神的エネルギーを使っているということです。そこで、今日は「1日の精神的エネルギーをどのように使うか?」ということについて書いてみようと思います。

1日に使える精神的エネルギーは決まっていると思う

毎日朝はさわやかでパワフルに始まるけれども、昼には少し疲れが出てきて、夕方はかなり疲れてしまっている、そして夜はヘロヘロ…というのが僕の毎日のパターンです。本当に1日の終わりになるほど思考もさえなくなってきて、やる気も減り、間違いが多くなり…。そんな毎日の疲れ方からすると、1日の精神的エネルギーの量って決まっているんじゃないかな?って思います。

電車で座れた時には寝たり、会社で昼休みには短い仮眠を取ったりすると、少しは回復するのですが、それでもやっぱり朝から夕方、夜に向って精神的に疲れていきます。それがちょうど満タンだった電池ががだんだん減っていくのと同じような感じだと思うので、毎日使える精神的エネルギーの量は決まっていて、それぞれがだんだん減っていっていると思うのです。朝は満タンで徐々に減っていって夜寝る前に空っぽになるそんな感じです。

1日の精神的エネルギーを何に使うか考える

1日の精神的エネルギーが決まっているのであれば、それを上手に使わなくてはいけません。何も考えずに過ごすと自分が本当に頑張りたい時には、既に精神的に疲れていて、集中して正しい判断をすることができなくなってしまうようなことが起こってしまいます。そんなことがないように、1日の精神的エネルギーをどのように使うか、どのようにマネジメントするかを考えることで、1日を上手に過ごすことができると思います。

そのためには、まず適切なスケジューリングをしないといけません。よく言われるように、精神的にパワーがある朝の時間に、できるだけクリエイティブな頭を使う仕事を入れるようにして、午後はどちらかというと思考にそれほどエネルギーを使わないような、現場確認の仕事だとか、軽いミーティングなどの予定を入れるようにするといいと思います。

また、毎日朝にその日のスケジュールを確認するのも怠ってはいけません。午後に大事な会議があるのであれば、その時に精神的なエネルギーのピークを持って行けるように、その日の朝はあまりハードに思考をするような仕事をしないようにするなどの工夫が必要だと思います。

余計なものにはできるだけ使わない

ストイックに考える人は、どんな細かな判断でも精神的エネルギーを消費すると考えています。有名な話としては、スティーブ・ジョブズがいつも同じ服を着ていたという話があります。これも毎日どの服を着るかといういわば余計な判断に精神的なエネルギーを使わない、余計なことには一切、精神的なエネルギーを使わないという考えからそのようなことをしていたわけです。

そこまでストイックでなくても、余計なことの判断に精神的なエネルギーを使って、重要な判断をする時に疲れてしまって、判断を鈍らせるというようなことがないようにしたいものです。

そのためには、ルーティーンにできることはルーティーンにしてしまうという方法があります。毎日のちょっとしたことをいちいち考えて判断しなくて済むようにしてしまうわけです。例えば、朝起きてから出かけるまでの行動は、もうなにも考えなくても自然に体が動くくらいに決めてしまっていれば、そこでの判断は一切必要なくなります。そうすれば、余計な判断による精神的なエネルギーの消費を最小限に抑えることができるのです。

テレワークをすることで気づいた

最初に書いた通り、僕は4月の終わりごろからテレワークをすることになり、約1か月間、ずっと家で仕事をしていました。5月の終わりごろになって、久しぶりに会社に行くことがあったのですが、その日の疲れ方がすごく酷いことに気づきました。よくよく考えると、やっぱり、会社に行くこと自体で精神的にとても疲れているということに気づきました。

まず、通勤電車に乗るだけでもとても疲れます。僕は会社へ通勤するのに満員電車に乗らなくてもいいのですが、それでもやっぱり疲れているようです。もちろん周りに知らいない人がいっぱいいて、それなりに気を使うのだろうし、移動していること自体でも疲れるのでしょうか?

また、会社についてからオフィスで過ごすのも、そんなにストレスがあるわけではないと思っているのですが、それでもやっぱり周りに常に人がいると、無意識にでもいろんな気を使っているのか、家に帰ってくると本当にクタクタになってしまいます。

それに比べて、家でテレワークするのは、たぶんほとんどストレスがないのだと思います。どんな格好でやっていても構わないし、人のことを全く気を使わなくていいし、仕事の内容など本当に必要なことだけにエネルギーを使うことができます。

テレワークにはいろいろ功罪があるのですが(テレワークの功罪(良い点、悪い点)参照)、精神的なエネルギーを上手に使うためにはテレワークはとても有効だと思います。

限られたエネルギーをうまくマネジメントすることで最高の1日に

このように、精神的なエネルギーは毎日限られているので、それを有効に使って毎日を自分の理想通りに過ごせるようにしたいものです。何も考えずに無意識に過ごすと、僕が通勤することで知らず知らずのうちにエネルギーを消費してしまっているのと同じように、ムダにエネルギーを浪費してしまうことになってしまいます。

特に何気ない無駄な判断や、他人への気遣いをしてエネルギーを浪費しないように、気をつけて毎日を過ごすことが必要だと思います。そうすれば、肝心なことにエネルギーを集中して使うことができますし、大事な時に「ヘロヘロで何も考えられない」というようなことにならないで済むと思います。

たまには毎日の精神的なエネルギーの消費について意識をし、うまくそれらをコントロールすることで、自分の思い通りの最高の1日を過ごせるようにしたいものです。

まとめ

今日は「1日の精神的エネルギーをどのように使うか?」について書いてきました。普段は知らず知らずのうちに精神的エネルギーをどんどん消費しながら過ごしているのですが、時には意識をしてそれらを上手にマネジメントすることで、思い通りの1日を過ごすことができると思います。そうすると、正しい判断をするべきときに正しい判断ができ、どうでもいいことにはエネルギーを使わない、ということがだんだん身についていくと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

こうぷー

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