【英字新聞を読む】カネロvsゴロフキン3: メキシコの世界王者はライバルを引退させることを目指す!

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カネロ・アルバレス対ゲンナジー・ゴロフキンの第3戦が迫ってきています。

9月17日に行われるようです。

過去2回の対決は、いずれも議論を呼ぶような僅差の試合。

1試合目はスプリットデシジョンのドロー。

2試合目は2-0でカネロの勝利。

でも、村田諒太もゴロフキンと対戦するときに、「僕の中ではゴロフキンは無敗ですから…。」と言っていたように、ゴロフキンが勝っていたのではないか?という意見も根強い

そんな因縁の対決を今日は取り上げようと思います。

BBCの記事からです。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

Canelo Alvarez v Gennady Golovkin III: Mexican world champion aims to send rival into retirement
The bitter rivals fight on 17 September four years after Alvarez narrowly beat Golovkin on points in their rematch.
アルバレスがゴロフキンをポイントでわずかに破ってから 4 年後の 9 月 17 日に、再戦で激しいライバルが戦います。

Golovkin turned 40 earlier this year and speaking to BBC Sport, Alvarez was asked whether he wanted to retire the Kazakh after their fight. “I don’t like that guy,” he says “Yes, that’s my goal.”
ゴロフキンは今年初めに 40 歳になり、アルバレスは BBC Sport とのインタビューで、試合後にカザフスタン人を引退させたいかどうか尋ねられた。 「私はその男が好きではない」と彼は言う、「はい、それが私の目標です。」

Golovkin and Alvarez, 32, have developed a bitter rivalry since their first fight, which produced a controversial split draw decision.
ゴロフキンと 32 歳のアルバレスは、物議を醸すスプリットの引き分けの決定をもたらした最初の戦い以来、激しいライバル関係を築いてきました。

As well as accusing Alvarez of running from their third fight, Golovkin has repeatedly referenced a six-month doping ban the Mexican served in 2018.
ゴロフキンはアルバレスが3戦目から逃走したと非難するだけでなく、2018年にアルバレスが6か月のドーピング違反で出場停止になったことを繰り返し言及している.

Golovkin has had a glittering boxing career and was a two-time unified champion but Alvarez has no time for his opponent. When asked why he doesn’t like Golovkin, Alvarez says, to paraphrase slightly, that his opponent talks a lot of rubbish.
ゴロフキンは輝かしいボクシング キャリアを持ち、2 度の統一チャンピオンを獲得しましたが、アルバレスには対戦相手のために時間がありません。ゴロフキンが好きではない理由を尋ねられたとき、アルバレスは、少し言い換えると、彼の対戦相手はくだらないことをたくさん話していると言いました。

The pound-for-pound great is counting down the days until he and ‘GGG’ begin what will be the 25th round of their rivalry – but unlike the two previous fights with Golovkin, Alvarez does not expect this one to go the distance.
パウンド・フォー・パウンドの偉大な選手は、彼と「GGG」がライバル関係の第 25 ラウンドを開始するまでの日数をカウントダウンしていますが、ゴロフキンとのこれまでの 2 試合とは異なり、アルバレスはこの試合が遠くまで行くとは思っていません。

“I think I’m going to end him before the 12th round. I’m going to put all my boxing skills, all my experience in boxing to get this done,” he predicts.
「12回戦の前に彼を始末すると思う。これを成し遂げるために、ボクシングのすべてのスキル、ボクシングでのすべての経験を投入するつもりだ」と彼は予測する.

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

The bitter rivals fight on 17 September four years after Alvarez narrowly beat Golovkin on points in their rematch.
アルバレスがゴロフキンをポイントでわずかに破ってから 4 年後の 9 月 17 日に、再戦で激しいライバルが戦います。

アルバレスがゴロフキンをポイントでわずかに破ってから 4 年後(four years after Alvarez narrowly beat Golovkin on points)の 9 月 17 日に、再戦で激しいライバルが戦います(the bitter rivals fight)

前回、カネロ・アルバレスがゲンナジー・ゴロフキンと対戦したのは4年前。

今でも語り継がれる熱戦は、カネロがわずかにポイントで勝った。

でも、この試合も、人によってはゴロフキンが勝っていたという人もいるような、本当に微妙な判定でした。

そして、そのライバルが9月17日に再選をする。

“the bitter rivals fight”で「激しいライバルが戦う」と訳しています

“bitter”は「苦い」という意味とともに、「激しい」とか「冷酷な」というような意味もあります。

Golovkin turned 40 earlier this year and speaking to BBC Sport, Alvarez was asked whether he wanted to retire the Kazakh after their fight. “I don’t like that guy,” he says “Yes, that’s my goal.”
ゴロフキンは今年初めに 40 歳になり、アルバレスは BBC Sport とのインタビューで、試合後にカザフスタン人を引退させたいかどうか尋ねられた。 「私はその男が好きではない」と彼は言う、「はい、それが私の目標です。」

ゴロフキンは今年初めに 40 歳になり(Golovkin turned 40 earlier this year)、アルバレスは BBC Sport とのインタビューで、試合後にカザフスタン人を引退させたいかどうか尋ねられた(was asked whether he wanted to retire the Kazakh after their fight)。 「私はその男が好きではない」と彼は言う、「はい、それが私の目標です。」

ゴロフキンは、今年の4月に日本の村田諒太と対戦しました

その直前にゴロフキンは40歳になった。

カネロは、BBCのインタビューで、ゴロフキンについて聞かれ、「好きではない」と答えた。

そして、今度の試合でゴロフキンを引退に追い込みたいと言っています。

“was asked whether he wanted to retire the Kazakh after their fight”で「試合後にカザフスタン人を引退させたいかどうか尋ねられた」と訳しています

“whether”は「~かどうか?」という意味。よく”whether ~ or not”で使われます。

“retire”は「引退する」という自動詞の意味も、「引退させる」という他動詞の意味も両方あるようです。

Golovkin and Alvarez, 32, have developed a bitter rivalry since their first fight, which produced a controversial split draw decision.
ゴロフキンと 32 歳のアルバレスは、物議を醸すスプリットの引き分けの決定をもたらした最初の戦い以来、激しいライバル関係を築いてきました。

ゴロフキンと 32 歳のアルバレスは、物議を醸すスプリットの引き分けの決定(a controversial split draw decision)をもたらした最初の戦い以来、激しいライバル関係を築いてきました(have developed a bitter rivalry)

ゴロフキンとアルバレスは、これまで2回対戦している。

そして、第1戦目は、これまた、意見の割れるスプリットデシジョンの3者3様の引き分けだった

そして、第2戦は前述のとおり、これまた、意見の分かれる僅差判定でアルバレスの勝利。

“have developed a bitter rivalry”で「激しいライバル関係を築いてきた」と訳しています

現在完了形を用いることによって、これまでずっとライバル関係を築いてきているということを表現しています。

As well as accusing Alvarez of running from their third fight, Golovkin has repeatedly referenced a six-month doping ban the Mexican served in 2018.
ゴロフキンはアルバレスが3戦目から逃走したと非難するだけでなく、2018年にアルバレスが6か月のドーピング違反で出場停止になったことを繰り返し言及している.

ゴロフキンはアルバレスが3戦目から逃走したと非難するだけでなく(as well as accusing Alvarez of running from their third fight)、2018年にアルバレスが6か月のドーピング違反で出場停止になったことを繰り返し言及している(has repeatedly referenced).

アルバレスが、ゴロフキンのことを嫌いな理由が書かれています。

ゴロフキンは、アルバレスが、ゴロフキンとの3度目の対戦から逃げ回っていると言っている。

それだけでなく、彼がドーピングで6か月の出場停止になったことを今でも再三言ってくることが気に入らないようです。

“as well as accusing Alvarez of running from their third fight”で「アルバレスが3戦目から逃走したと非難するだけでなく」と訳しています

“as well as ~”は「~だけでなく~も」「~も~も」という意味。

“accuse”は「非難する」という意味の動詞です。

Golovkin has had a glittering boxing career and was a two-time unified champion but Alvarez has no time for his opponent. When asked why he doesn’t like Golovkin, Alvarez says, to paraphrase slightly, that his opponent talks a lot of rubbish.
ゴロフキンは輝かしいボクシング キャリアを持ち、2 度の統一チャンピオンを獲得しましたが、アルバレスには対戦相手のために時間がありません。ゴロフキンが好きではない理由を尋ねられたとき、アルバレスは、少し言い換えると、彼の対戦相手はくだらないことをたくさん話していると言いました。

ゴロフキンは輝かしいボクシング キャリアを持ち(has had a glittering boxing career)、2 度の統一チャンピオンを獲得しましたが、アルバレスには対戦相手のために時間がありません(has no time for his opponent)。ゴロフキンが好きではない理由を尋ねられたとき、アルバレスは、少し言い換えると(to paraphrase slightly)、彼の対戦相手はくだらないことをたくさん話している(talks a lot of rubbish)と言いました。

ゴロフキンは2度も統一チャンピオンになっている偉大なチャンピオンです。

でも、アルバレスにとっては、ゴロフキンは相手にしていないと言いたいようです。

そして、ゴロフキンが好きではない理由を尋ねられると、ゴロフキンがくだらないことをたくさん言うから。と答えています。

ゴロフキンは、「良い人」という評価が一般的です。

でも、アルバレスにすると、自分の前では「良い人」だけど、陰で悪口を言っていると思っているようです。

“talks a lot of rubbish”で「くだらないことをたくさん話している」と訳しています

“rubbish”は「くだらないこと、ばかげたこと、ナンセンス」というような意味。

The pound-for-pound great is counting down the days until he and ‘GGG’ begin what will be the 25th round of their rivalry – but unlike the two previous fights with Golovkin, Alvarez does not expect this one to go the distance.
パウンド・フォー・パウンドの偉大な選手は、彼と「GGG」がライバル関係の第 25 ラウンドを開始するまでの日数をカウントダウンしていますが、ゴロフキンとのこれまでの 2 試合とは異なり、アルバレスはこの試合が遠くまで行くとは思っていません。

パウンド・フォー・パウンドの偉大な選手は、彼と「GGG」がライバル関係の第 25 ラウンドを開始するまでの日数をカウントダウンしています(is counting down the days until he and ‘GGG’ begin what will be the 25th round of their rivalry)が、ゴロフキンとのこれまでの 2 試合とは異なり、アルバレスはこの試合が遠くまで行くとは思っていません(does not expect this one to go the distance)

アルバレスとゴロフキンは、2試合を12ラウンド戦っているので、次の試合は、いわば25ラウンド目からの試合です。

2試合とも12ラウンドまで戦っての僅差判定になった2人の対戦ですが、今回はそんなに長い試合にならないとアルバレスは言っています。

自分がノックアウト勝ちするということを言っているのでしょう。

“does not expect this one to go the distance”で「この試合が遠くまで行くとは思っていない」と訳しています

“expect”は「予想する」という意味の動詞。よく使う単語です。

“I think I’m going to end him before the 12th round. I’m going to put all my boxing skills, all my experience in boxing to get this done,” he predicts.
「12回戦の前に彼を始末すると思う。これを成し遂げるために、ボクシングのすべてのスキル、ボクシングでのすべての経験を投入するつもりだ」と彼は予測する.

12回戦の前に彼を始末する(I’m going to end him before the 12th round)と思う。これを成し遂げるために(to get this done)、ボクシングのすべてのスキル、ボクシングでのすべての経験を投入するつもりだ(I’m going to put)」と彼は予測する(he predicts).

アルバレスの言葉が載っています。

「自分は12ラウンドの前にゴロフキンを始末する。そのために自分の技術や経験のすべてを投入するつもりだ」と言っています。

さて、どのようになるんでしょうか?

“he predicts”で「彼は予測する」と訳しています

“predict”は「予測する」という意味。

今日は、カネロ・アルバレス対ゲンナジー・ゴロフキン3の話題を取り上げました。

9月17日だそうです。もうすぐですね。

逆に村田選手とゴロフキンがやったのが4月でしたから、もうそんなに経ってしまったのか?と思います。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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