【Bizmates Level5】One Brick At A Time|LEGO再生の内容・重要表現・質問への答え方

Bizmates ビズメイツ

Bizmates Level 5の「One Brick At A Time」。

LEGOが経営危機からどうやって復活したのかを扱うレッスンなのですが、実際に受けてみると、単なるLEGOの成功物語ではありませんでした。

レッスンの後半で、こんなことを聞かれます。

「あなたの会社で、成長を妨げている仕組みはありますか?」

さらに、

「その仕組みを一度壊して作り直すなら、どうしますか?」

いや、英語で答える以前に、普通に難しい質問です。

私もその場で、「何て答えよう?」とかなり考えました。

そもそもLEGOは、一時かなり厳しい経営状態に陥っていました。

そこからJørgen Vig Knudstorpが、不採算事業を整理し、LEGOブロックの生産を見直し、さらにそれまで十分に重視されていなかったLEGOファンとの関係を作り直していきます。

私がこのレッスンで特におもしろいと思ったのも、そこでした。

不採算事業を切るだけなら、よくある経営改革にも見えます。

でも、なぜファンとの交流がLEGOの復活につながったのか。

そして、それを自分の会社に置き換えたら、何を変えるべきなのか。

Bizmates Level 5では、そこまで考えて英語で話さなければなりません。

この記事では、私が実際に「One Brick At A Time」を受講したときの体験をもとに、LEGO再建のストーリー、覚えておきたい英語表現、実際に聞かれた質問、そして私がその場でどう答えたのかを紹介します。

これからこのレッスンを受ける人なら、予習にも使えると思います。

One Brick At A Timeはどんなレッスン?

「One Brick At A Time」で扱われるのは、経営危機に陥ったLEGOの立て直しです。

LEGOは長い間、世界中で愛されてきた会社ですが、ビデオゲームなど新しい遊びが広がる中で業績が悪化しました。

そこでテーマパークやゲームなどにも事業を広げます。

ただ、それもうまくいかなかった。

むしろ事業を広げすぎたことで、会社はさらに苦しくなっていったようです。

そこから経営再建を進めたのが、Jørgen Vig Knudstorpです。

Knudstorpがやったことの一つは、かなり分かりやすいものでした。

儲かっていない事業を整理する。

LEGOブロックの生産も大きく見直します。

ここまでは、私もレッスンを受けながら、

「まぁ、経営が悪くなったら、不採算部門を切るのは分かるな」

と思っていました。

でも、おもしろかったのはその先です。

Knudstorpは、LEGOファンとの交流を積極的に進めました。

私はここで少し引っかかりました。

「それまでの経営陣は、なぜファンとの交流をあまり重視していなかったんだろう?」

LEGOほどファンの多い商品なら、むしろ真っ先に意見を聞きそうなものです。

そして、

「ファンと交流することが、なぜ会社の再建につながるのか?」

ということも考えました。

実際、後半のディスカッションでそこを聞かれます。

私は、

顧客やファンが何を求めているのかを早くつかみ、それを商品に反映するためではないか

と答えました。

今考えると、LEGOの再建は単なるコスト削減ではなかったのだと思います。

いらないものを切る。

その一方で、LEGOを本当に好きな人たちとの関係を作り直す。

その両方をやった。

だからタイトルも「One Brick At A Time」なのかもしれません。

LEGOブロックを一つずつ組み直すように、うまくいかなくなった会社の仕組みを一度ばらして、必要なものを組み直していく。

私はこのレッスンを、そんな話として受け取りました。

One Brick At A Timeで覚えておきたい英語表現

このレッスンには、会社の立て直しや改革について話すときに使えそうな表現がいくつか出てきます。

その中で、私が特に印象に残ったのが deadweight です。

deadweight

最初に見たとき、

「dead=死んだ、weight=重さ?」

と、少し意味が取りにくかった言葉です。

このレッスンでは、会社にとって重荷になっている事業や、足を引っ張っているものという意味で使われています。

LEGOの再建では、まさにこの「deadweight」を切っていくことが改革の一つでした。

単なる「不採算事業」というより、

会社が前に進むために、抱え続けるべきではないもの

くらいのニュアンスで考えると分かりやすいと思います。

turn ~ around

もう一つ、このレッスンそのものを表していると思ったのが turn ~ around です。

質問でも、

How did Knudstorp effectively turn Lego’s predicament around?

と聞かれました。

turn ~ around は、「悪い状態を立て直す」「好転させる」という意味です。

たとえば、

turn the business around

なら、「事業を立て直す」。

今回のLEGOの話には、そのまま当てはまる表現です。

unprecedented

後半のディスカッションでは、

unprecedented approach

という言葉も出てきます。

unprecedented は「前例のない」という意味です。

意味だけならそれほど難しくありません。

難しかったのは、そのあとです。

「じゃあ、日本で前例のない改革をした人は?」

と聞かれる。

ここで私は、

「誰やろう?」

と考えました。

そのとき思い浮かんだのが、カルロス・ゴーンによる日産の改革でした。

Level 5では、単語の意味を知っているだけでは終わりません。

その言葉を使って、自分の知っている会社や仕事の話までしなければならない。

そこが、やはり難しいところだと思います。

実際に聞かれた質問と、私がどう答えたか

のレッスンで一番おもしろかったのは、後半のディスカッションです。

LEGOの再建について答えるところまでは、まだ教材の内容を理解していれば何とかなります。

でも、そこから急に「自分ならどう考える?」という質問に変わっていきます。

ここからが、結構難しかったです。

Knudstorpは、どうやってLEGOを立て直したのか?

まず聞かれたのが、

How did Knudstorp effectively turn Lego’s predicament around?

という質問です。

これはまだ答えやすい。

私は、

不採算事業を整理し、LEGOブロックの生産を減らし、ファンとの交流を進めた

という内容で答えました。

ここまでは、レッスン本文を理解できていれば何とかなります。

問題は、その次でした。

なぜ顧客やファンとの交流が重要なのか?

次に、

Why is it so important these days to interact with customers and fans?

と聞かれます。

これは、答えが本文にそのまま書いてあるわけではありません。

「なんでやろう?」

と少し考えました。

そのとき私は、

顧客やファンが何を求めているのかを早くつかんで、それを商品に反映するためではないか

という方向で答えました。

英語以前に、まず自分の考えを作らないと答えられない質問です。

日本で「前例のない改革」をした人は?

さらに、

Can you think of an example in your country where someone took an unprecedented approach?

と聞かれました。

これも困りました。

「日本で前例のない改革をした人って、誰やろう?」

すぐには出てきません。

いろいろ考えて、そのとき思い浮かんだのがカルロス・ゴーンでした。

日産で不採算部門を大胆に整理した改革なら、LEGOの話とも少しつながるかな、と考えたからです。

今なら別の人物を挙げるかもしれません。

でも、そのとき実際に思いついたのはカルロス・ゴーンでした。

こういうところも、Level 5のおもしろさだと思います。

正解を当てるというより、その場で自分の知識を引っ張り出して、英語で何とか説明することになります。

自分の会社で、成長を妨げているものは?

さらに難しかったのが、

Is there a certain policy in your company that you think hinders its growth?

という質問です。

今度は、自分の会社の話です。

「これは何を言おうかな……」

と思いました。

私は、当時の会社では株主の意向が経営に強く影響していることを例にして話しました。

すると、トレーナーのAndrewさんから、

「そうなんだ。それは大変だね」

というような反応がありました。

教材のLEGOについて話しているときより、急に普通の会話に近くなった感じがしました。

自分の会社の仕組みを一つ作り直すなら?

最後は、

Think of a process, policy or framework in your company that needs to be changed. How would you break it down and rebuild it to make it more effective and modern?

という質問です。

これは、また難しい。

私は、

「それほど大きな金額ではない案件でもCEOの承認が必要になることがある。議論も多いので、もう少し現場に権限を渡して、早く意思決定できるようにした方がいい」

という趣旨で答えました。

Andrewさんもうなずいていたので、言いたいことは伝わっていたのだと思います。

こうして振り返ると、最後の方はもうLEGOの話ではありません。

自分の会社はどうなのか。自分なら何を変えるのか。

そこまで聞かれます。

私はこのレッスンを受けながら、

「英会話のレッスンなんやけど、普通に仕事のことをかなり考えさせられるな」

と思いました。

そこが、「One Brick At A Time」で一番印象に残ったところです。

実際に受けて感じた難しさ|予習するなら「英語」より「自分の答え」

このレッスンを受けていて難しいと感じたのは、英文そのものではありませんでした。

後半の質問です。

LEGOがどうやって経営を立て直したのかは、教材を読めばある程度答えられます。

でも、

「日本で前例のない改革をした人は?」

「自分の会社で、成長を妨げているものは?」

「その仕組みを作り直すなら、どうする?」

となると、英語以前に答えを考えなければなりません。

私も何度か、

「これ、何て答えよう?」

となりました。

だから、このレッスンをこれから受けるなら、単語や英文だけを予習するより、

「自分ならどう答えるか」

を少し考えておいた方がいいと思います。

たとえば、

自分が知っている大胆な企業改革は何か。
自分の会社で変えた方がいいと思うことは何か。

この2つくらい用意しておくだけでも、かなり違うはずです。

私の場合は、前者ではカルロス・ゴーンによる日産の改革、後者では会社の意思決定や承認の仕組みについて話しました。

もちろん、きれいな英文を作って暗記しておく必要はないと思います。

実際、当時の私が話した英語を今見ると、もっと自然に言えるところはいくらでもあります。

それでもAndrewさんとは最後までディスカッションできました。

レッスン後のフィードバックでも、ビジネス英語を話す力が上がっていると言ってもらいました。

ただ、そのあとには「もっと練習しましょう」というようなコメントもありました。

当時は、

「褒めてくれてるけど、結局まだ練習せなあかんのか」

と思った記憶があります。

まあ、当然なんですけどね。

でも、このレッスンを振り返ると、完璧な英語を話せたかどうかより、

自分の考えを持って、それを知っている英語で何とか伝えられたこと

の方が大きかったように思います。

Level 5になると、英語の予習だけでは足りない。

「自分はどう思うのか」まで少し準備しておく。

「One Brick At A Time」は、そんなレッスンでした。

まとめ|LEGOの話なのに、最後は自分の会社の話になる

「One Brick At A Time」は、経営危機に陥ったLEGOが、何を捨て、何を残し、どう立て直していったのかを学ぶレッスンです。

でも、実際に受けてみると、LEGOの話だけでは終わりません。

「日本で前例のない改革をした人は?」

「自分の会社で成長を妨げているものは?」

「その仕組みを作り直すなら、どうする?」

最後には、そんなところまで聞かれます。

私も、

「これ、英語以前に答えを考えるのが難しいな」

と思いながら話していました。

ただ、それがBizmates Level 5のおもしろいところなのかもしれません。

英語の正解を言うというより、自分がどう考えているのかを、今持っている英語で何とか伝える。

Andrewさんと最後までディスカッションできたことを考えると、完璧な英文でなくても、それで十分会話は成立します。

これから「One Brick At A Time」を受ける人は、単語や英文だけでなく、

「自分の会社だったら、何を変えるだろう?」

と一度考えてからレッスンを受けてみるといいと思います。

LEGOの話から始まって、最後には自分の仕事のことを考えている。

私にとっては、そんなレッスンでした。

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