【英字新聞を読む】ドネアは井上との試合後のコメントで「打ち合いたいが最大の間違い」だったと言った!

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井上尚弥vsノニト・ドネア2は、今週火曜日に行われました。

結果は、井上選手の圧倒的なKO劇でした

ここまで、圧倒的な試合になると予想した人はいなかったと思います。

日本のメディアなどでは、井上選手の試合後の話はたくさん取り上げられています。

一方で、ドネア選手は、この試合をどのように振り返ったのでしょうか?

それが気になったので、ドネア選手の記事を探してみました。

今日は、この話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

Donaire says ‘wanting to brawl’ was ‘biggest mistake’ in loss to Inoue
Nonito Donaire admitted he failed to execute his camp’s game plan which led to a second-round technical knockout loss to Naoya Inoue in their bantamweight unification rematch on Tuesday in Saitama, Japan.
ノニト・ドネアは、キャンプのゲームプランを実行できなかったことを認め、火曜日に日本の埼玉で行われたバンタム級統一再戦で井上尚弥に2回テクニカルノックアウトでの敗北をもたらしました。

“I came in there with an amazing game plan and trained really hard. I was very, very confident but I didn’t implement the game plan early on,” said on his Beyond The Ring YouTube channel with his wife and trainer Rachel.
「私は素晴らしいゲームプランを持ってそこにやって来て、本当に一生懸命トレーニングしました。 私は非常に自信を持っていましたが、ゲームプランを早い段階で実行していませんでした」と、妻でありトレーナーでもあるレイチェルと一緒にYouTubeチャンネルのBeyondTheRingで述べています。

“We came in with a good game plan and tremendous shape. I’ve never been in that shape in my entire life,” said Donaire (42-7, 28KOs), who lost his WBC title.
「私たちは良いゲームプランと素晴らしい形でやって来ました。 私は人生を通してそのような形になったことはありません」とWBCのタイトルを失ったドネア(42-7、28KO)は言いました。

“But the implementation of the game plan, I was so caught up in wanting to brawl and that was my biggest flaw.”
「しかし、ゲームプランの実装で、私は乱闘したいと思っていたので、それが私の最大の欠点でした。」

“I love brawling and it’s hard for me to go and change that overnight and that was the biggest mistake that I did and it’s a learning experience.”
「私は喧嘩が大好きで、一晩でそれを変えるのは難しいです。それが私がした最大の間違いであり、それは学習体験です。」

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

Nonito Donaire admitted he failed to execute his camp’s game plan which led to a second-round technical knockout loss to Naoya Inoue in their bantamweight unification rematch on Tuesday in Saitama, Japan.
ノニト・ドネアは、キャンプのゲームプランを実行できなかったことを認め、火曜日に日本の埼玉で行われたバンタム級統一再戦で井上直哉に2回目のテクニカルノックアウト敗北をもたらしました。

ノニト・ドネアは、キャンプのゲームプランを実行できなかったことを認め(admitted he failed to execute his camp’s game plan)、火曜日に日本の埼玉で行われたバンタム級統一再戦で井上尚弥に2回テクニカルノックアウトでの敗北をもたらしました(led to a second-round technical knockout loss)

ノニト・ドネアは、火曜日に埼玉スーパーアリーナで井上尚弥とバンタム級の統一戦を行った。

結果は、2回テクニカルノックアウト負け。

その理由として、ドネアは、キャンプでのゲームプランを実行できなかったことを挙げた。

その結果、一方的な試合で敗戦してしまったと、自分自身で分析しています。

試合の結果については、先日、記事でも取り上げました

“admitted he failed to execute his camp’s game plan”で「キャンプのゲームプランを実行できなかったことを認めた」と表現しています

“execute”は「実行する」という意味。

“I came in there with an amazing game plan and trained really hard. I was very, very confident but I didn’t implement the game plan early on,” said on his Beyond The Ring YouTube channel with his wife and trainer Rachel.
「私は素晴らしいゲームプランを持ってそこにやって来て、本当に一生懸命トレーニングしました。 私は非常に自信を持っていましたが、ゲームプランを早い段階で実行していませんでした」と、妻でありトレーナーでもあるレイチェルと一緒にYouTubeチャンネルのBeyondTheRingで述べています。

私は素晴らしいゲームプランを持ってそこにやってきて(I came in there with an amazing game plan)本当に一生懸命トレーニングしました(trained really hard)

私は非常に自信を持っていました(I was very very confident)が、ゲームプランを早い段階で実行していませんでした(didn’t implement the game plan early on)」と、妻でありトレーナーでもあるレイチェルと一緒にYouTubeチャンネルのBeyond The Ringで述べています。

ドネアが奥さんでトレーナーでもあるレイチェルさんとYouTubeで話しています

今回、とても素晴らしいゲームプランを持って試合に臨んだ。

でも、最初の方で、そのゲームプランを実行しなかった。

とても、充実してよい状態で、良い作戦を持って試合に臨んだけれども、作成を実行できなかった。

だから、負けてしまったと、ドネアは振り返っています。

“didn’t implement the game plan early on”で「ゲームプランを早い段階で実行していませんでした」と訳しています

“implement”は名詞で「道具、手段」という意味があるのとともに、動詞で「実行する、実装する」という意味があります。

“We came in with a good game plan and tremendous shape. I’ve never been in that shape in my entire life,” said Donaire (42-7, 28KOs), who lost his WBC title.
「私たちは良いゲームプランと素晴らしい形でやって来ました。 私は人生を通してそのような形になったことはありません」とWBCのタイトルを失ったドネア(42-7、28KO)は言いました。

「私たちは良いゲームプランと素晴らしい形でやってきました(came in with a good game plan and tremendous shape)

私は人生を通してそのような形になったことはありません(I have never been)。」

とWBCのタイトルを失ったドネア(42勝7敗28KO)は言いました。

ドネアのコメントが続いています。

ドネアはチームとしてとても良いゲームプランと素晴らしい形で日本にやって来た。

それはこれまでなかったことだった。

“shape”を「形」と表現していますが、「状態」と言ってもいいので、「最高の状態でやって来た」と訳してもいいと面ます。

“I have never been ~”で「これまで~だったことはない」と訳しています

このような表現こそ、現在完了形で表現すべきところです。

「これまでずっとこのような状態に仕上がったことはない」ということを表現しています。

“But the implementation of the game plan, I was so caught up in wanting to brawl and that was my biggest flaw.”
「しかし、ゲームプランの実装で、私は乱闘したいと思っていたので、それが私の最大の欠点でした。」

「しかし、ゲームプランの実行で、私は乱闘したと思っていたので(I was so caught up in wanting to brawl)それが私の最大の欠点でした(that was my biggest flaw)

非常に良い作戦と良い状態で試合に臨んだドネアでした。

番組の解説でも、ドネアがとても良い状態だと言っていました。

井上のジャブにもキチンと反応していて、足の動きもとても良かった。

でも、ドネアは「試合でプランを実行する段階で、自分が打ち合いたいと思ったのが良くなかった」と言っています。

確かに、1ラウンドの残り10秒を切った後に、右のカウンターフックをもらってダウンしたあと、2ラウンドも打ち合いに行きました。

ダメージを抜くために、あまり打ち合いに行くべきだったのかもしれません。

でも、それも結果論ですからね。

ゴロフキンは村田戦で、積極的に前に出ることで序盤の劣勢を跳ね返しました

“I was so caught up in wanting to brawl”で「私は乱闘したいと思っていたので」と訳しています

“brawl”は「乱闘する」ですが、ここでは「打ち合う」という感じでしょうか。

“catch up in ~ing”は「~したいと思った」と訳していますが、「~したいという気持ちに捉えられる」という感じですね。

“I love brawling and it’s hard for me to go and change that overnight and that was the biggest mistake that I did and it’s a learning experience.”
「私は喧嘩が大好きで、一晩でそれを変えるのは難しいです。それが私がした最大の間違いであり、それは学習体験です。」

私は喧嘩が大好きで(I love brawling)一晩でそれを変えるのは難しいです(it’s hard for me to go and change that overnight)

それが私がした最大の間違いであり、それは学習体験です(it’s a learning experience)。」

ドネアは続けて話しています。

「私は打ち合いが大好きで、それを変えるのは難しい。」

なので、井上とも打ち合いに臨んでしまったということのようです。

「それが今回の試合の最大の間違いで、それは学習体験だ」と言っています。

この言葉だけを聞くと、まだボクシングを続ける意思があるように聞こえます。

“it’s hard for me to go and change that overnight”で「一晩でそれを変えるのは難しい」と訳しています。

“it is hard for me to ~”で「~するのは私には難しい」という意味ですね。

“go and change that overnight”で「一晩で変えること」と訳しています。

“go and change”は「その性格を追いやって、変える」というような感じの表現ですね。

今日は、井上vsドネア2を終えたドネアのコメントを取り上げました。

このようなコメントを拾えるのも、英語を勉強して、英語のサイトやYouTubeが分かると出来るようになります。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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