【英字新聞読解のコツ!】大谷は歴史的なシーズンの後に、より多くの数字目標を目指しています!

英語、英会話

大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、日本記者クラブで記者会見を開いた。

そこで、今シーズンの活躍について、語っているようです。

今週木曜日には、アメリカンリーグのMVPが決まるのですが、その最終候補3人の中にも大谷選手は含まれています。

タイムズ紙で、今年の100人の中にも選ばれていました。

今年大活躍だった大谷選手の記事を読んでいこうと思います。

まずは、全文を見ていきましょう。

Ohtani aims for bigger numbers after historic season
As he waits to find out if his historic fourth season in the major leagues was enough to earn the Most Valuable Player award, Shohei Ohtani is already looking ahead to putting up bigger numbers next year.
大谷翔平は、メジャーリーグでの歴史的な4年目のシーズンが最優秀選手賞を獲得するのに十分であったかどうかを確認するのを待っている間、来年はすでにもっと多くの数字を出すことを楽しみにしています。

“I want to record numbers on a higher level,” the Los Angeles Angels’ two-way star said at a press conference on Monday at the Japan National Press Club in Tokyo.
ロサンゼルス・エンゼルスの二刀流のスターは、月曜日に東京の日本記者クラブで行われた記者会見で、「より高いレベルで数字を記録したい」と語った。

On his pitching, in which he chalked up a 9-2 record and 156 strikeouts, the right-handed Ohtani said, “The best thing was that I was able to handle the number of innings and number of games.”
右利きの大谷は、9-2の記録と156の三振を記録したピッチングで、「イニング数とゲーム数を処理できたのが一番良かった」と語った。

Ohtani, who was limited to just two mound appearances over the two previous seasons due to elbow problems, pitched 130⅓ innings over 23 starts in 2021.
ひじの問題で前の2シーズンでマウンドの出現が2回に制限されていた大谷は、2021年に23回のスタートで130⅓イニングを投げました。

As a batter, “First of all, hitting 46 home runs was the top thing,” he said modestly on a prodigious power display that rewrote the home run record by a Japanese player in the major leagues.
打者として、「まず第一に、46本塁打を打つことが一番だった」と彼はメジャーリーグの日本人選手による本塁打記録を書き直した驚異的なパワーの展示を控えめに言った。

Ohtani and Guerrero are among the three finalists for the AL MVP award (Toronto’s Marcus Semien in the other), with the winner to be announced by MLB on Thursday.
大谷とゲレロは、AL MVP賞の3人のファイナリストの1人であり(もう一方はトロントのマーカスセミエン)、優勝者は木曜日にMLBによって発表されます。

That would cap a slew of postseason honors Ohtani has already received for a season unseen since the days of Babe Ruth a century ago.
それは、大谷が1世紀前のベーブ・ルースの時代以来見られなかったシーズンのためにすでに受けた多くのポストシーズンの栄誉を締めくくるでしょう。

では、いつものように、1つずつ文章を細かく見ていこうと思います。

As he waits to find out if his historic fourth season in the major leagues was enough to earn the Most Valuable Player award, Shohei Ohtani is already looking ahead to putting up bigger numbers next year.
大谷翔平は、メジャーリーグでの歴史的な4年目のシーズンが最優秀選手賞を獲得するのに十分であったかどうかを確認するのを待っている間、来年はすでにもっと多くの数字を出すことを楽しみにしています。

大谷翔平は、メジャーリーグでの歴史的な4年目のシーズン(historical fourth season)がMVPを獲得する(earn)のに十分であったかどうかを確認する(find out)のを待っている間に、すでに来年はもっと多くの数字を出すことを楽しみにしています(is looking ahead)

大谷翔平の4年目の大リーグでのシーズンは素晴らしいものでした。

現在、今年のMVP候補の3人に残っていて、その結果を待っているところ。

でも、既に来年にはもっと良い成績を残すことを楽しみにしているようです。

“as”はいろんな意味を持っています。「~と同じように」とか、「~につれて」とか。

ここでは、時間を表していて、「~をしている間に」というような意味だと思います。

“find out”は普通は「見つける」という意味ですが、自分で見つけることになるので、「確認する」と訳しました。

大谷選手は、既に大リーグコミッショナーの特別賞を貰ったということは、先日取り上げました。

“I want to record numbers on a higher level,” the Los Angeles Angels’ two-way star said at a press conference on Monday at the Japan National Press Club in Tokyo.
ロサンゼルス・エンゼルスの二刀流のスターは、月曜日に東京の日本記者クラブで行われた記者会見で、「より高いレベルで数字を記録したい」と語った。

「私はより高いレベル(a higher level)で数字を記録したい」とロサンゼルス・エンゼルスの二刀流のスターは、月曜日に東京の日本記者クラブで行われた記者会見(a press conference)で話した。

大谷翔平選手は、今年の成績も素晴らしかったけれども、それ以上の成績を目指している。

なので、より高いレベルの成績を残したいと語っています。

日本記者クラブで記者会見をしているということは、既に日本に帰国しているようですね。

新聞記事では、”press conference”「記者会見」はよく出てきます。

やはり、記者会見で取材をして記事を書くことが多いからだと思います。

On his pitching, in which he chalked up a 9-2 record and 156 strikeouts, the right-handed Ohtani said, “The best thing was that I was able to handle the number of innings and number of games.”
右利きの大谷は、9-2の記録と156の三振を記録したピッチングで、「イニング数とゲーム数を処理できたのが一番良かった」と語った。

ピッチングでは(on his pitching)、大谷翔平選手は、9勝2敗の記録と156個の三振を記録した(chalked up)

右利きの大谷翔平選手は、「最もよかったことは、イニング数とゲーム数を処理できたこと(was able to handle)。」と話した。

ピッチングでの成績は、9勝2敗で、奪三振は156個。

大谷選手曰く、「イニング数をゲーム数をこなせたことが一番良かった。」

去年は投げることができなかったですからね。

大谷選手は、まず、多く投げることができたことが良かったと言っています。

“chalk up”は「記録する」ですが、まさに「チョークで記録する」って感じです。

あと、大谷選手のコメントのところでは、“The best thing was that ~”で、「最もよかったことは~」と表現しています。

この話し方が、英語の特徴ですね。

理由などはあとから付け足していく。

この語順に慣れることが、英会話上達で重要だと思います。

Ohtani, who was limited to just two mound appearances over the two previous seasons due to elbow problems, pitched 130⅓ innings over 23 starts in 2021.
ひじの問題で前の2シーズンでマウンドの出現が2回に制限されていた大谷は、2021年に23回のスタートで130⅓イニングを投げました。

大谷選手は、ひじの問題(elbow problems)前の2シーズン(the two previous seasons)マウンドへの登場(mound appearance)が2回に制限されていた(was limited)のですが、2021年には、23回の先発で130イニングと3分の1を投げました。

去年、おととしの2シーズンは、大谷選手はピッチングを制限されていました。

手術を受けましたからね。

それで、ピッチングはできなかった。

でも、今年は、23回も先発を任されて、130イニングと3分の1を投げた。

先ほどの、大谷選手のコメントでも、「多くのゲームと回数を投げられたことが最も重要だった」と言っていたことがよくわかります。

“previous”は「前の」という意味。よく使う表現です。

“appearance”は「登場」とか「現れること、出現」などの意味です。

動詞は”appear”で「現れる、出現する」。いずれもよく使う単語です。

As a batter, “First of all, hitting 46 home runs was the top thing,” he said modestly on a prodigious power display that rewrote the home run record by a Japanese player in the major leagues.
打者として、「まず第一に、46本塁打を打つことが一番だった」と彼はメジャーリーグの日本人選手による本塁打記録を書き直した驚異的なパワーの展示を控えめに言った。

バッターとしては(as a batter)、「まず(first of all)、46本の本塁打を打つことが一番だった(was the top thing)。」とメジャーリーグの日本人選手の本塁打記録を塗り替えた(rewrote)驚異的な(prodigious)パワーを示したことについて控えめに(modestly)話した。

一方で、打者としては、ホームランを打つことが一番大事だったと大谷選手は言っています。

今年46本のホームランを打ったことで、日本人メジャーリーガーの記録を塗り替えた。

たぶん、これまでは、松井選手が最も打っていたと思います。

ここでの”as”は、「~として」という意味。これもよく使う表現です。

“prodigious”は「驚異的な」という意味

昨日の記事でも、藤井聡太棋士のことを指して“prodigy”「天才」で名詞が出てきていました。

Ohtani and Guerrero are among the three finalists for the AL MVP award (Toronto’s Marcus Semien in the other), with the winner to be announced by MLB on Thursday.
大谷とゲレロは、AL MVP賞の3人のファイナリストの1人であり(もう一方はトロントのマーカスセミエン)、優勝者は木曜日にMLBによって発表されます。

大谷選手とゲレロ選手は、アメリカンリーグのMVPの3人のファイナリストの1人です(among the three finalists)

もう一人は、トロントのマーカス・セミエン選手です。

優勝者は木曜日にMLBによって発表されます(to be announced)

アメリカンリーグのMVPのファイナリストは、大谷選手とゲレロ選手とセミエン選手。

誰がMVPを受賞したのかは、今週の木曜日に発表される。

“among the three finalists”で「3人のファイナリストの一人です」と訳しましたが、直訳では「3人のファイナリストに含まれます」ですね。

どのような結果になるのか、楽しみです。

That would cap a slew of postseason honors Ohtani has already received for a season unseen since the days of Babe Ruth a century ago.
それは、大谷が1世紀前のベーブ・ルースの時代以来見られなかったシーズンのためにすでに受けた多くのポストシーズンの栄誉を締めくくるでしょう。

それは、大谷選手が1世紀前のベーブ・ルース時代(the days of Babe Ruth)以来、見られなかったシーズンのために受けた多くの(slew)ポストシーズンの栄誉(honors)締めくくるでしょう(would cap)

大谷選手の二刀流での活躍は、日本だけでなくアメリカでも注目されていました。

今年の大リーグのオールスターでも先発ピッチャーで1番打者でしたから。

なので、ベーブ・ルース以来の本格的二刀流として、ベーブ・ルースのお孫さんとかとの交流も記事になっていました。

最後にMVPが大谷選手になれば、事審シーズンは大谷選手にとっては良い締めくくりになります。

“cap”で「締めくくる」という表現をしています。

名詞ではもちろん「帽子」ですが、「帽子をかぶせて、おしまいにする」という感じでしょうか。

“slew”は「多くの」という意味

「おびただしい」という意味もあるので、「えぐいぐらいに多い」って感じでしょうか。

もちろん普通に”many”でもいいですが、表現が豊かになりますよね。

今日は、大谷選手が、日本記者クラブで記者会見を開いたという話題について、読みました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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