【Bizmates レベル5 解説】True Champion! 本物のチャンピオン!

Bizmates ビズメイツ

今日は、自分のアスリート人生を犠牲にして、他の人を救った人の話のようです。

骨髄のドナーになって、白血病の人を救ったという話。

少し昔の話のようなので、ドナーの人にも相当の負担がかかっていたようです。

最近はどうなんでしょうか?

今日の話のように、犠牲にするものが大きいと聞くと、ドナーになるのを躊躇する人もいると思うんですが…。

今日のトレーナーさんはRoyさんでした。

Skypeをアップデートしたら、カメラが使えなくなったらしく、今日は音声のみでのレッスンでした。

まぁ、画像なしでも、オンライン英会話のレッスンに問題ないと言えば問題ないんですけどね。

ということで、レッスンに入っていきました。

いつものとおり、今日も格言から…。

There’s a bigger picture out there than just you.
あそこにあなたよりちょっと大きな絵があります。

う~ん、難しい。

どういう意味でしょうか?

自分が思っているよりも、大きな目標があるという意味でしょうか?

文字通りにはわからないです。

ちょっと質問してみました。

これって、どういう意味ですか?って。

すると、次のように答えてくれました。

It’s not only all about us. There are other people. There is a few people willing to help other people.
それは私たちに関することだけではありません。他にも人がいます。他の人を助けてくれる人が何人かいます。

という意味らしいです。

そういう意味ですか。

だから、他の人たちも助けましょう。という訳でしょうか?

それとも、自分のことだけでなく、他の人のことも考える人が世の中にはいるよ。ということでしょうか?

どちらかと言えば、話の内容からすると、後者のような気がします。

そして、ストーリーに進んでいきました。

Cameron Lyle, a 21 year-old track and field star for the University of New Hampshire had an incredibly bright athletic career ahead of him.
ニューハンプシャー大学の21歳の陸上競技スター、キャメロン・ライルは、彼の前に信じられないほど明るいアスリートのキャリアを持っていました。

キャメロン・ライル、ニューハンプシャー大学の21歳の陸上(track and field)スターは、彼の前に信じられないほどの(incredibly)明るいキャリアがありました。

将来有望な陸上のアスリートだったんですね。

まだまだ若くて、明るい未来が待っているような人だった。

そのまま陸上選手で頑張っていたら、どのようになっていたんでしょうか?

世界でも有名なアスリートになっていたかもしれない。

そんな、キャメロンさんが今日の話の主役です。

“incredibly”「信じられないほどの」を覚えましょう。

“ly”がついているので、副詞ですね。

“incredible”「信じられない」という形容詞が有名。

映画で、「ミスター・インクレディブル」って映画がありましたよね

With his senior year coming to a close and conference championships just right around the corner, Cameron was set on winning what could be one of the most important athletic events of his life.
キャメロンは、4年生が終わり、競技連盟のチャンピオンシップが間近に迫っていたため、人生で最も重要な運動イベントの1つとなる可能性のあるものを獲得しようとしていました。

4年生(senior year)終わりに近づき(coming to a close)競技連盟(conference)のチャンピオンシップがまさに間近に迫っていた(just right around the corner)ので、キャメロンは、彼の人生で最も重要な陸上競技のイベント(most important athletic events)の一つとなるかもしれないものを獲得しようとしていた。

4年生だから、大学も最後の大会。

そこで、最も重要な成果を得ようとするところだった。

”Cameron was set on winning ~“っていうのは、進行形で、「(まさに)~しようとするところ」という意味の文ですね。

優勝でもしそうな感じだったんでしょうか?


アメリカのHPを見てみると、キャメロンは、投てき関係の選手だったみたいです。

すごく、ごつい体つきの人です。

“senior year”というのは「最終学年」という意味

高校で言うと3年生、大学で言うと4年生。

そのひとつ前の学年が”junior year”となります。

However, one day after practice, Cameron would be asked to sacrifice his athletic dreams and all that he’d worked for to help a complete stranger.
しかし、練習の翌日、キャメロンは彼の運動の夢と彼が完全な見知らぬ人を助けるために働いたすべてを犠牲にするように頼まれました。

まだ、大会への練習をしていた翌日、全く知らない人のために犠牲になるように頼まれた。

これまでの練習とか夢とかのすべてを犠牲にすることが必要だということだった。

悩んだでしょうね。

それまでの努力をすべて犠牲にするわけだから…。

A few years prior, Cameron registered with the National Marrow Donor program. The procedure took five minutes and with the odds of being a match so small, he quickly forgot he had even signed up.
数年前、キャメロンは国立骨髄ドナープログラムに登録しました。 手続きには5分かかり、適合する可能性が非常に小さかったため、彼はすぐにサインアップしたことさえ忘れていました。

思い出せば、キャメロンは骨髄ドナープログラムに登録していた。

手続きはすごく簡単で5分で済むものだった。

なので、登録したことさえ忘れてしまっていました。

登録するときは、自分がドナーになるなんて真剣に考えていなかったのかもしれません。

すごく確率が低い話だろうと思うので…。

Yet, when the news came that he was a match for a 28 year-old leukemia patient, the memories come flooding back.
それでも、彼が28歳の白血病患者との適合したというニュースが来たとき、記憶は溢れ返ってきました。

忘れていたんだけれども、白血病の患者さんと適合したというニュースを聞いた時、記憶がよみがえってきた。

そう言えば、ドナー登録したなぁって。

そんな感じだったんでしょうか?

Cameron was now being asked to give up his dreams for a stranger who had months to live. There were no guarantees it would work, but there was hope. Cameron made the sacrifice easily.
キャメロンは今、何ヶ月かを生きる、見知らぬ人のために彼の夢をあきらめるように頼まれていました。 それが機能するという保証はありませんでしたが、希望はありました。 キャメロンは簡単に犠牲を払った。

何か月かを生きるということしか考えられないような人のために、キャメロンは夢をあきらめるように頼まれていた。

しかも、ちゃんとうまく行くという保証もなかった。

でも、キャメロンは簡単に犠牲を払うことをためらわなかった。

なかなか、できないことです。

全く知らない人のためですからね。

The procedure was painful and complicated as the patient required nearly 2 liters of marrow. More than 225 times the regular amount.
患者は2リットル近くの骨髄を必要としたため、手順は苦痛で複雑でした。 通常量の225倍以上必要でした。

骨髄を2ℓというのは、かなりの量だと思います。

しかも手順が苦痛で複雑。

嫌になるんじゃないかと思います。

背中に太い注射を刺すんじゃなかったでしたっけ?

考えただけでも痛そうです。

Afterwards, the patient made a full recovery and Cameron’s story went viral. Donor registrants tripled and Cameron became an activist for Be The Match, the same NPO he registered with years ago.
その後、患者は完全に回復し、キャメロンの話は口コミで広がりました。ドナー登録者は3倍になり、キャメロンは数年前に登録したのと同じNPOであるBe TheMatchの活動家になりました。

手術は成功し、骨髄もうまく作用した。

そして、患者さんは完全に回復した。

なので、キャメロンの話は口コミでいろんなところに広がった。

こういう話があると、ドナーの数も増えますね。

自分も何かの役に立ちたいと思う人はいますから…。

キャメロンはある意味、広告塔のような役割を果たすことになったんでしょうか?

Whenever he is asked why he did it, Cameron says “It really starts with you wanting to help someone. There’s not enough of that right now, people helping people.”
キャメロンは、なぜそれをしたのかと聞かれるたびに、「あなたが誰かを助けたいと思っていることから始まります。今のところ、人々が人々を助けているだけでは十分ではありません」と言います。

なかなか、理解しずらいです。

何が十分でないと言っているんでしょうか?

Royさんに聞いてみました。

ここの意味は、「人を助ける人がまだまだ少ない」ということを言いたいんだということでした。

”people helping people(人を助ける人)”がまだまだ少ない。

そう言うことが言いたいことらしいです。

今日のストーリーはここまで。

いくつかストーリーに関する質問がRoyさんからありました。

そして、ストーリーの内容に問題がなかったので、質問に移っていきます。

How do you think Cameron felt when he made his decision?
キャメロンが決断を下したとき、どのように感じたと思いますか?

たぶん、最初は迷ったんじゃないでしょうか?

そして、いろんなことを考えた後で、それは自分の義務だと思ったんだと思います。

それだけの確率でマッチすることは、まずないですからね。

I think Cameron got lost about it first of all. After that he thought many things and decided his mind as it was his duty. It would really rare case to match as a donor.
キャメロンはまずそれについて迷ったと思います。 その後、彼は多くのことを考え、それが彼の義務であるとして彼の心を決定しました。 ドナーとして一致することは本当にまれなケースです。

ドナーとしてマッチする確率が低いからこそ、義務を感じたりするもんじゃないでしょうか?

自分にしか救うことができないって思うような気もします。

でも、いろんなことを犠牲にしないといけないので、迷うとは思いますが…。

Royさんは、”He felt like it was his duty.(彼はそれが彼の義務であるように感じました。)”と要約してくれました。

次の質問に行きます。

Does sacrificing for others always lead to self-fulfillment? Why or Why not?
他人のために犠牲を払うことは常に自己充足につながりますか? なぜまたはなぜそうではないのですか?

時には、他人のために犠牲を払うことは自己充実につながると思います。

でも、常にそうである必要はないと思います。

自分自身のことも併せて行っていく必要があります。

最終的には、他人と自分とのバランスだと思います。

I think sometimes sacrificing for others lead to self-fulfillment. But it is not always should be. We have to think ourselves both together. I think the balance between others and ourselves is very important.
他人のために犠牲を払うことが自己充足につながることもあると思います。 しかし、常にそうあるべきではありません。 私たちは両方を一緒に考えなければなりません。 他人と自分のバランスがとても重要だと思います。

自分を犠牲にするばっかりだと、自分の人生の方がなくなってしまいますからね。

常に犠牲にし続けるのは、間違っていると思います。

そこは、自分を大事にするのと他の人を大事にするバランスだと思います。

Royさんは、”We should also think of ourselves.(私たちも自分自身を考える必要があります。)”と言う風にまとめてくれました。

あと、他の人を助けようとしたら、”Scammers(詐欺師)”ってこともあるよね。と言っていました。

あまりそういうことはなさそうですが…。

まぁ、気をつけないといけません。

次の質問に移ります。

What kind of donor programs or initiatives are there in your country?
あなたの国にはどのようなドナープログラムやイニシアチブがありますか?

日本にも、骨髄バンクというドナープログラムがあります。

他にも、臓器提供のプログラムもあります。

臓器提供については、保険証や免許証に、脳死や心臓停止時に臓器を提供する意思があるかどうかの宣言をできます。

In Japan, there is a marrow donor program which is called as the Marrow Bank. Besides, we have also organs donating program. Regarding in organs donating program, we can declare with car license card or health insurance card whether we are willing to donate organs in the event of brain death or heart arrest.
日本では、骨髄バンクと呼ばれる骨髄ドナープログラムがあります。 また、臓器提供プログラムもあります。 臓器提供プログラムについては、脳死や心停止の際に臓器提供を希望するかどうかを運転免許証や健康保険証で申告することができます。

骨髄バンクへの登録はあまり躊躇いがなくできそうな気がします。

自分の命がなくなるわけではないので。

でも、臓器提供プログラムは自分の死と直結するので、躊躇うかもしれません。

死が怖いと思っていると、臓器提供を希望するのは難しいかもしれません。

Royさんもある程度、日本の制度も知っていたみたいで、僕の答えに同意してくれました。

次の質問に行きます。

Have you ever donated blood or participated in a charity event for disease awareness?
献血したり、病気の意識を高めるためのチャリティーイベントに参加したことはありますか?

僕は、献血をしたことはあります。

これまでで、30回以上献血をしました。

日本では、献血をすると、無料で血液検査をしてくれるので、健康チェックのためにも献血をしていました。

I have ever donated blood. I have donated blood more than 30 times so far. In Japan, when you donate blood, you get a blood test for free, so I donated blood for a medical examination.
献血したことがあります。 これまでに30回以上献血してきました。 日本では献血すると無料で血液検査を受けるので、健康診断のために献血しました。

かなりの回数の献血はやってきました。

これこそ、あまり僕にとっては抵抗がありませんでした。

むしろ健康診断と考えれば、進んで献血してきたくらいです。

ちょっと、動機が不純でしょうか?

でも、誰かを助けることになっていたのであれば、うれしいです。

Royさんは、30回献血していたことに驚いていました。

でも、彼の友達でサウジアラビアにいる人は、毎週献血に行っているという話をしてくれました。

献血に行くと、フリーフードで、お金もくれるらしい。

だから、毎週行っているんですって。

日本も昔は、売血と言って、お金を貰えた時代もあったけど、今はジュースが無料で飲めるぐらいですね。

最後の質問に行きます。

Imagine you were in the same situation as Cameron. What would you do and why?
あなたがキャメロンと同じ状況にあったと想像してください。 あなたは何をしますか、そしてその理由は何ですか?

僕がキャメロンと同じ状況にあったら、キャメロンと同じ行動をとると思います。

他の人の命を救うことができるのであれば、そのために自分を犠牲にすることに躊躇いはありません。

それで、他の人が幸せになれるのであれば、とてもうれしく思います。

If I were in the same situation as Cameron, I would take same action as him. If I can save someone’s life by my action, I don’t hesitate to sacrifice myself for it. I would be very happy if my action could make others happy.
私がキャメロンと同じ状況にあったら、私は彼と同じ行動を取るでしょう。 私の行動によって誰かの命を救うことができれば、私はそれのために自分自身を犠牲にすることを躊躇しません。 私の行動が他の人を幸せにすることができれば、私はとても幸せです。

僕も、骨髄の提供が多少しんどくても、協力しようと思います。

命にかかわることではないですからね。

それで、他の人の命が救われるのであれば、こんなに嬉しいことはない。

そう思います。

今日のレッスンはここでタイムアップ。


最後にRoyさんからのフィードバックです。

A wonderful Wednesday to you! I am blessed to see the development you make and that was an awesome lesson! Learning is fun and it showed as you showed enthusiasm in learning today’s lesson. Please continue finding ways to broaden your vocabulary. It will help a lot in your learning the English language easily. All the best and I hope to see you again in class. My sincerest gratitude and Shine on. 
あなたにとって素晴らしい水曜日! 私はあなたが作った開発を見ることができて幸いです、そしてそれは素晴らしいレッスンでした! 学ぶことは楽しいです、そしてあなたが今日のレッスンを学ぶことに熱意を示したようにそれは示しました。 語彙を増やす方法を探し続けてください。 それはあなたが英語を簡単に学ぶのに大いに役立ちます。 よろしくお願いします。クラスでまたお会いしましょう。 心からの感謝と輝きを。

今日もたくさん褒めてもらえました。

明日もまた頑張ろうと思います。

こうぷー

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