【英字新聞を読む】日銀介入の憶測の中で、円は対米ドルで 146 円に急上昇!

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日銀が、今回の円安ドル高相場で、2回目の為替介入を行ったようです。

151円台後半で取引が行われていたところに、急に146円まで急騰した。

あまりにも急激な動きに、大量の円買いドル売りが行われたことが分かります。

これがたぶん、日銀による介入だったんだろうと思われています。

今日はこの話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

Yen surges to 146 vs. U.S. dollar amid speculation of intervention
The value of the Japanese yen against the U.S. dollar suddenly surged by some 5 yen to the 146 range on Friday in New York after hitting a fresh 32-year low in Tokyo.
東京で32年ぶりの安値を付けた後、金曜日のニューヨークでの米ドルに対する日本円の価値は、突然約5円急騰して146台になった。

The yen was traded at 151.75-85 to the dollar at 8:30 a.m. but suddenly advanced to the 146 zone later, with the rapid swing fueling speculation that Japanese authorities conducted another yen-buying, dollar-selling market intervention.
円は午前 8 時 30 分に 1 ドル 151.75-85 で取引されたが、その後突然 146 円台まで上昇し、急速な動きで日本の当局が別の円買いとドル売りの市場介入を行ったのではないかとの憶測が広がった。

On Saturday in Tokyo, Japan’s top currency diplomat Masato Kanda kept silent on whether Tokyo had made such an intervention following one last month, telling reporters, “I cannot comment on it.”
土曜日に東京で、日本のトップ財務官である神田眞人氏は、東京が先月の介入に続いてそのような介入を行ったかどうかについて沈黙を守り、記者団に「それについてはコメントできない」と語った.

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

The value of the Japanese yen against the U.S. dollar suddenly surged by some 5 yen to the 146 range on Friday in New York after hitting a fresh 32-year low in Tokyo.
東京で32年ぶりの安値を付けた後、金曜日のニューヨークでの米ドルに対する日本円の価値は、突然約5円急騰して146台になった。

東京で32年ぶりの安値を付けた後(after hitting a fresh 32-year low in Tokyo)、金曜日のニューヨークでの米ドルに対する日本円の価値は、突然約5円急騰して146台になった(suddenly surged by some 5 yen to the 146 range)

東京で32年ぶりの円安ドル高になりました。

ついに、150円を超えました。

東京市場で150円を超えて、その後のニューヨーク市場で突然5円急落した。

これが、日銀の為替介入が原因ではないか?と言われています。

日銀は9月にも為替介入をしています

“suddenly surged by some 5 yen to the 146 range”で「突然急騰して146円になった」と訳しています

“suddenly”は「突然」という意味。

“surge”は「急増する、急騰する」というような意味。

円側からすると急騰した。円高になったということです。

The yen was traded at 151.75-85 to the dollar at 8:30 a.m. but suddenly advanced to the 146 zone later, with the rapid swing fueling speculation that Japanese authorities conducted another yen-buying, dollar-selling market intervention.
円は午前 8 時 30 分に 1 ドル 151.75-85 で取引されたが、その後突然 146 円台まで上昇し、急速な動きで日本の当局が別の円買いとドル売りの市場介入を行ったのではないかとの憶測が広がった。

円は午前 8 時 30 分に 1 ドル 151.75-85 で取引された(was traded at 151.75-85)が、その後突然 146 円台まで上昇し(suddenly advanced to the 146 zone later)急速な動きで(with the rapid swing)日本の当局が別の円買いとドル売りの市場介入を行ったのではないかとの憶測が広がった(fueling speculation)

円は当初151円後半で取引されていたのだけれども、突然146円に急上昇した。

この動きが、あまりにも急だったので、日銀が円買い、ドル売りの市場介入をしたのではないか?との憶測が広がった。

これだけ急に動くのは、相当な金額が動いたはずなので、日銀の介入が予想されます

“with the rapid swing”で「急速な動きで」という訳しています

“rapid”は「急速な、迅速な」という意味。

On Saturday in Tokyo, Japan’s top currency diplomat Masato Kanda kept silent on whether Tokyo had made such an intervention following one last month, telling reporters, “I cannot comment on it.”
土曜日に東京で、日本のトップ財務官である神田眞人氏は、東京が先月の介入に続いてそのような介入を行ったかどうかについて沈黙を守り、記者団に「それについてはコメントできない」と語った.

土曜日に東京で、日本のトップ財務官である(Japans top currency diplomat)神田眞人氏は、東京が先月の介入に続いてそのような介入を行ったかどうかについて沈黙を守り(kept silent on whether Tokyo had made such an intervention following one last month)、記者団に「それについてはコメントできない」と語った.

東京では、神田財務官がインタビューで為替介入について聞かれた。

でも、先月に為替介入を行ったときと同様、今回もコメントをしなかった。

記者団に対して「それについては、コメントできない」と答えたそうです。

それが答えだと思いますけどね。

やってないことは、「やっていない」と答えるはずです。

“kept silent on whether Tokyo had made such an intervention following one last month”で「東京が先月の介入に続いてそのような介入を行ったかどうかについて沈黙を守った」と訳しています。

“keep silent on ~”で「~について沈黙を守った」という意味。

“whether ~”で「~かどうか」という意味です。

神田財務官は以前から、再度の介入を匂わせていました

今日は、日銀が今回の円安ドル高で、2回目の介入を行ったという話題を取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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