年末が、だんだん近づいてきました。
すると、当然のごとく、ゲーム機などの需要が増えてきます。
でも、今年は毎年とは様子が違っているようです。
半導体不足で、ゲーム機の生産がままならない。
そこで、任天堂は、記者会見を開き、製造台数の下方修正をしたようです。
今日はそんな内容の記事を取り上げました。
以前、ゲームショーについて取り上げた記事もありました。
では、まずは記事全体を読んでいきましょう。
任天堂は木曜日、スイッチの通年売上予測を6%削減し、チップ不足がヒットデバイスの生産を混乱させているため、主要な年末のショッピングシーズンの需要を満たすのに苦労していると語った。
While many companies have warned of the risks posed by the global semiconductor shortage, most have stopped short of cutting targets.
多くの企業が世界的な半導体不足によってもたらされるリスクについて警告していますが、ほとんどの企業は目標を削減するまでには至っていません。
Toyota Motor Corp. was also an exception on Thursday, cutting its vehicles sales outlook for the year to end-March.
トヨタ自動車も木曜日の例外で、3月末までの1年間の自動車販売見通しを引き下げた。
“We can’t produce enough to meet the demand we are expecting during the upcoming holiday season,” Nintendo President Shuntaro Furukawa told a news briefing as the Kyoto-based company revised down its Switch sales target to 24 million units.
任天堂の古川俊太郎社長は、京都を拠点とする同社がスイッチの販売目標を2400万台に下方修正したことを受けて、記者会見で「来たるホリデーシーズンに期待する需要を満たすのに十分な生産ができない」と語った。
“Currently there is no sign of improvement and the situation continues to be severe so I can’t say how long it will continue,” he said.
「現在、改善の兆しはなく、状況は引き続き厳しいため、いつまで続くかはわかりません」と彼は語った。
There was a smaller year-on-year decline in software sales and Nintendo raised its full year software forecast by 5% to 200 million units. It commonly raises targets widely seen as conservative during the financial year.
ソフトウェアの売上は前年比でわずかに減少し、任天堂は通年のソフトウェア予測を5%増の2億台に引き上げました。それは一般的に会計年度中に保守的であると広く見られている目標を引き上げます。
それでは、細かく文章の内容を見ていくことにします。
任天堂は木曜日、スイッチの通年販売予測(sales forecast)を6%削減した(cut)。
そして、チップ不足(chip shortages)がヒットデバイスの生産を混乱させている(disrupt)ので(as)、
主要な年末のショッピングシーズン(the key year-end shopping season)の需要を満たす(to meet demand)のに苦労している(is struggling)と言った。
世界で、半導体の生産不足の影響が出ているみたいです。
任天堂も主力商品である任天堂スイッチの年間売上予測を下方修正したようです。
理由はチップ不足が任天堂スイッチの生産を混乱させているから。
年末の稼ぎ時に、それに見合うだけの供給をすることに苦労していると任天堂は言っています。
“disrupt”「混乱させる」という意味を覚えたいですね。
“as”は、ここでは理由を表す意味で使われている。「~ので」って感じ。
“meet demand”の「需要を満たす」も使えます。「需要に合わせる」→「需要を満たす」