【Bizmates レベル5 解説】今日はモハメド・アリの話でした!

Bizmates ビズメイツ

毎年そうなんですが、このシーズンは暖かいのと寒いのが繰り返しますよね。

対象も崩しやすくなります。

今年はマスクをしているからまだましですが、花粉にも反応する季節です。

でも、コロナ禍なので、くしゃみをするのにも、ちょっとためらいます。

さて、今日のBizmates英会話の話題はモハメド・アリの話でした。

僕は、ボクシングが好きなので、割り合いよく知っている人ではあります。

猪木との異種格闘技戦の記憶も大きいですね。

いろんな裏事情があったようですが、当時は何も知らずに必死に見ていました。

「猪木、寝てばっかりでおもんないなぁ~」とか…。

そんな、モハメド・アリの今日はストーリーがレッスンの題材です。

今日のトレーナーさんは、TerryさんのピンチヒッターでArefさんです。

Arefさんは、まだBizmates英会話を始めて間もないころに頻繁にレッスンをしてもらっていました。

優しい対応なのですが、結構、厳しめのレッスンになります。

久しぶりなので、うれしかったです。

まずは、今日も格言から…。

Champions aren’t made in gyms. Champions are made from something they have deep inside them – a desire, a dream, a vision. They have to have last-minute stamina, they have to be a little faster, they have to the skill and the will. But the will must be stronger than the skill.
チャンピオンはジムでは作られていません。 チャンピオンは、彼らの奥深くにある何か、つまり欲望、夢、ビジョンから作られています。 彼らはギリギリのスタミナを持っている必要があります、彼らは少し速くなければなりません、彼らはスキルと意志を持っている必要があります。 しかし、意志はスキルよりも強くなければなりません。

モハメド・アリのことばです。

ちょっと言葉が多いですね。

アリらしいと言えば、アリらしい。

いつも、ことあるごとにいろんなことを言っていましたからね。

モハメド・アリは、ビッグマウスとも言われていました。

Arefさんに

Are you a fan of contact sports like boxing?
あなたはボクシングのようなコンタクトスポーツのファンですか?

と聞かれました。

僕は、そもそもボクシングが好きなので、ボクシングが好きだと答えました。

さらに、アリについて知っているか?と聞かれました。

彼は、プロレスラーのアントニオ猪木と戦ったことでも有名だと答えると、Arefさんは知らなかったようで、後で調べてみると言っていました。

世界的にはあまり知られていなかったのでしょうか?

たぶん、世界的には茶番だとみられていたんだと思います。

でも、Arefさんは興味深そうにしていました。

ストーリーに入っていきます。

カシアス・マーセラス・クレイ・ジュニアまたはより一般的にはモハメド・アリとして知られる、モハメド・アリは、人種差別の時代に育ちました。

まだまだ、人種差別がひどい時代にアリはいました。

Some suggest that this made him passionate for boxing.
これが彼をボクシングに情熱的にしたと言う人もいます。

人種差別があったがゆえに、ボクシングに情熱を燃やした。

いろんな思いがあったんでしょうね。

ボクシングで強くなれば、認められると考えたんでしょうか?

With extraordinary talent and commitment, he began training when he was 12.
並外れた才能と献身で、彼は12歳のときにトレーニングを始めました。

12歳から始めたというのは、今ではそんなに早い方ではないんじゃないかな?

小学校卒業ぐらいですか。

普通にクラブを始める年齢ぐらいですね。

そして、アリは、1954年に最初のアマチュアの試合を戦い勝ちます。

In 1960, he became famous for winning an Olympic Gold Medal and more so in 1964, when he knocked out unbeatable Sonny Liston, becoming the heavyweight champion at the age of 22.
1960年に彼はオリンピックの金メダルを獲得したことで有名になり、1964年には無敵のソニーリストンをノックアウトし、22歳でヘビー級チャンピオンになりました。

順調に階段を駆け上ってますね。

18歳でオリンピックの金メダルもすごいし、22歳でプロのヘビー級のチャンピオンもすごい。

着実に成功の道を登っているように見えます。

Despite all of this, Muhammad Ali was stripped of all his titles and was forced into a hiatus in 1967 after he refused to be drafted into the Vietnam War, but he had a passionate comeback in 1970, when he fought in what was called the “Fight of the Century” against Joe Frazier, who gave Ali his first defeat at a pro.
これらすべてにもかかわらず、モハメド・アリはベトナム戦争への徴兵を拒否した後、1967年にすべての称号を剥奪され、休止状態に追い込まれましたが、1970年にプロでアリに最初の敗北をもたらしたジョー・フレージャーとの「世紀の戦い」で情熱的な復活をしました。

平等な徴兵制度だったんでしょうか?

選手として大事な時に徴兵されるのは、嫌だと思います。

それにも増して、たぶんアリはベトナム戦争自体に反対だったので、拒否したんだと思います。

そして、3年後に「世紀の戦い」カムバックしたのでした。

But, true to his calling as a champion, he beat Frazier six months later and continued to dominate the boxing world as he persevered and punched his way to victories.
しかし、チャンピオンとしての彼のおぼし召しに忠実に、彼は6か月後にフレイジャーを打ち負かし、彼が頑張って勝利への道を切り開いたとき、ボクシングの世界を支配し続けました。

最初のフレイジャーとの対戦で、アリはプロで初めての敗北を喫します。

そして、それから勝利への道を切り開いた時、ボクシング界を支配し続けました。

“dominate”は「支配する」という意味。

“persevere and punch”で「頑張って切り開いた」という意味。

大事なので憶えないとといけません。


アリは自分のことを「The Greatest (最も偉大な人)」と呼んでいました。

His conquests came from intense training and dedication.
彼の征服は、激しい訓練と献身から来るものでした。

彼が偉大だったのは、その陰では厳しいトレーニングとボクシングにすべてを捧げるぐらいの努力をしていたからでした。

それぐらいしないと、他の人に常に勝ち続けることはできません。

He was the first to come into the gym and the last to leave.
彼は最初にジムに入って、最後に出て行った。

すなわち、1日中練習をしていた。

一番たくさん練習をしていたということです。

At first, he ran from his apartment because he didn’t have money for transportation.
最初、彼は交通費がなかったのでアパートから走り始めました。

分かりやすいですね。

交通費もいらないし、トレーニングにもなる。

だから、家を出たらすぐ走り始めた。

He didn’t settle  for mediocrity; he knew he was meant to be a champ.
彼は平凡に済ませませんでした。 彼は自分がチャンピオンになることを意図していることを知っていました。

どういうことでしょう?

何事も平凡では済ませなかったということでしょうか?

Ali believed that “Impossible is not a fact. It’s an opinion. Impossible is not a declaration. It’s a dare. Impossible is potential. Impossible is temporary. Impossible is nothing.”
アリは信じていました。「不可能は事実ではありません。意見です。不可能は宣言ではありません。挑戦です。不可能は可能性です。不可能は一時的です。不可能は何でもありません。」

不可能なことなんて、何もないよ。ということが言いたいんだと思います。

ビッグマウスだけれども、陰では誰よりも努力をしていたアリらしい言葉だと思います。

ストーリーはここまでです。

Arefさんから、ストーリーの内容について、いくつか質問を受けました。

In your opinion, what makes a champion?
あなたの意見では、何がチャンピオンを作ると思いますか?

難しい質問です。

「才能、練習、技術、そしてアリの言うように強い意思だと思う」

「アリは、ビッグマウスと言われていましたけどね…。」と答えると、

それは、”to have a sharp tongue”と言うんだと教えてくれました。


質問に入っていきます。

How did racial discrimination gave an impact to Muhammad Ali?
人種差別はモハメド・アリにどのような影響を与えましたか?

ストーリーの内容からは、人種差別は彼のボクシングへの情熱に影響を与えたとありました。

それを答えれば、回答になるんやろうか?短いけど…。

Racial discrimination made Ali passionate for boxing. It had a lot of impact to his becoming to a boxer.
人種差別により、アリはボクシングに情熱を注いだ。 それは彼がボクサーになることに大きな影響を与えました。

いい影響なのか悪い影響なのかわかりませんが、アリがボクサーになることには大きな影響があったと思います。

Arefさんに”have an impact”の場合には、前置詞は”on”だと指摘を受けました。

“give an impact”の場合は、前置詞は”to”だけれども、”have an impact”の場合には、前置詞は”on”だそうです。

難しいし、相変わらずArefさんは厳しいです。

次の質問に移ります。

How did Muhammad Ali gain his popularity?
モハメド・アリはどのようにして人気を博しましたか?

これも、ストーリーの内容から答えようと思います。

オリンピックのゴールドメダリストになって、それからヘビー級のチャンピオンになったあたりで、人気を博したと思います。

Ali became famous for winning an Olympic Gold Medal in 1960 and he knocked out unbeatable Sonny Liston in 1964, becoming the heavyweight champion at the age of 22.
アリは1960年にオリンピックの金メダルを獲得したことで有名になり、1964年に無敵のソニーリストンをノックアウトし、22歳でヘビー級チャンピオンになりました。

このようにして、アリは有名になりました。

後に、ベトナム戦争への徴兵を拒否してすべてをはく奪されることになりますが…。

今日のレッスンはここまででした。

Arefさんは厳しいので、1つの項目の最後までは行けないことが多いです。

でも、その分、丁寧にレッスンが進むのでとても勉強になります。

最後にArefさんからのフィードバックです。

Thank you for studying with us, Ko-san. Very sorry for the inconvenience as your original trainer couldn’t make it to the class. It was a pleasure to meet you today. Here I have listed the words & phrases we discussed so that you may review them at your convenience. I am certainly looking forward to seeing you again. Wishing you all the best. Have a wonderful day.
Koさん、一緒に勉強してくれてありがとう。 元のトレーナーがクラスに参加できなかったため、ご不便をおかけして申し訳ありません。 本日お会いできて光栄でした。 ここでは、都合の良いときに確認できるように、説明した単語とフレーズをリストしました。 またお会いできるのを楽しみにしています。 皆様のご多幸をお祈り申し上げます。 素敵な一日を

今日のレッスンに対するコメントは、あまりありませんでした。

久しぶりのレッスンだったので、僕の英会話が上達しているのかどうか、コメントしてくれればよかったのに…。

と思いました。

明日もまた頑張ります。

こうぷー

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