今日は、失敗をしたことを取り戻す方法についての話です。
今日のストーリーに出てくるお医者さんは、自分が深刻な病気かもしれないのに放置してしまいます。
そして、病気がひどくなって後悔します。
でも、そのあと、失敗に真摯に向き合うことによって、その後悔を挽回します。
そんな話が今日のストーリーです。
では、ストーリーに入っていきます。
Dr. Gia Slson felt a pea-sized lump on her left breast while taking a shower one day. Despite being a doctor who knew the health risks, she chose to ignore them.
Gia Sison 意志は、ある日シャワーを浴びているときに、左乳房に豆粒大のしこりを感じました。 健康上のリスクを知っている医師であるにもかかわらず、彼女はそれらを無視することを選びました。
話の主人公はお医者さんです。
女性ですね。
シャワーを浴びているとき(while taking a shower)に左胸に豆粒大のしこり(a pea-sized lump)を見つけた。
普通の人でも、乳がんじゃないか?って思いますよね。
さらに専門家の医者であるにもかかわらず、彼女は無視することにした。
“despite”は「~にもかかわらず」という意味。
Three years later, the lump got worse and her colleague confirmed her worst fear – she had breast cancer. Gia felt immediate regret; shrugging off the issue was a critical mistake that could have cost her her life.
3 年後、しこりは悪化し、彼女の同僚は彼女の最大の恐怖を確認しました。彼女は乳がんを患っていました。 ジアはすぐに後悔した。 この問題を無視することは、彼女の命を奪う重大な間違いでした。
3年後、しこりはたぶん大きくなっていた(the lump got worse)んでしょうね。
僕なら気になって、毎日触っているとも思いますが、彼女は本当に放置していたんでしょうか?
その時になって、ものすごい恐怖を感じた。
案の定、彼女は乳がん(breast cancer)になっていた。
そして、すぐに後悔をした(felt immediate regret)。
しこりを放置するというのは、命に係わる重大な間違い(critical mistake)だった。
当然のことです。
With life-threatening disease, the typical advice is to focus on positive things. But Gia went the other way; she wrote a journal of her failures! Why?
生命を脅かす病気の場合、典型的なアドバイスは、ポジティブなことに集中することです。 しかし、ジアはその逆を行った。 彼女は失敗の日記を書きました。 どうして?
命に係わる病気の場合、適切なアドバイス(typical advice)は、ポジティブなことに集中すること(to focus on positive)だそうです。
まずは、精神的にかなりのダメージを受けますからね。
その精神的なダメージから立ち直るということがまず大事なんだと思います。
でも、ジアさんは全くその逆のことを行った(went the other way)。
それは、失敗の日記(a journal of her failures)を書くことでした。
なぜ、そんなことをしたんでしょうか?
To Gia, failure is something we need to propel ourselves forward – not something to evade. So on the other side of her journal pages, she noted what she could do to address her mistakes and took action. She used her past mistakes to strategically improve her life, which led to her eventual recovery.
ジアにとって、失敗は私たちが前進するために必要なものであり、回避するものではありません。 そこで、彼女は日記のページの反対側で、自分の間違いに対処するために何ができるかを指摘し、行動を起こしました。 彼女は過去の過ちを戦略的に利用して人生を改善し、最終的には回復に向かいました。
ジアさんにとっては、失敗は自分が前進するために必要なもの。
逃げてはいけないもの(not something to evade)。
だから、彼女は日記に書いた失敗のページの反対(the other side of her journal pages)に、
それに対して何ができるのか(what she could do)を書いた。
そして、それを実行した(took action)。
彼女は、失敗を戦略的に利用して、自分の改善するべきことを見つけては、実行した。
それを毎日繰り返すことによって、最終的には回復(eventual recovery)に向かうことができた。
In business, we know that failure leads to success. But nobody honestly wants to celebrate failing a relationship, flunking an exam, or losing a big contract.
ビジネスにおいて、私たちは失敗が成功につながることを知っています。 しかし、恋愛に失敗したり、試験に失敗したり、大きな契約を失ったりしたことを心から祝いたいと思う人はいません。
病気だけではなく、ビジネスでも同じことが言えます。
ビジネスの方が、ジアさんの戦略は非常に有効だと思います。
また、恋愛に失敗したり、試験に失敗したりした場合も同じかもしれません。
I love learning about self-improvement. So I jumped at the chance of trying Gia’s journal practice. I was hoping it would make me feel better, but it didn’t.
私は自己改善について学ぶのが大好きです。 それで、私はギアの日記の練習をするチャンスに飛びつきました。 それで気分が良くなることを望んでいましたが、そうではありませんでした。
筆者は、自己改善(self-improvement)が好きだそうです。
なので、ジアさんのこの話を聞いて、その方法に飛びついた。
失敗を日記に書いて、その対処方法を逆のページに書くことをやったんだと思います。
それで、気分が良くなって(feel better)うまく行くのだと思ったようです。
でも、そうではありませんでした。
I had to experience the process firsthand to realize this truth: writing is not even half of the equation. It’s what happens outside the pages. It’s what you feel and do about your failures, that make the difference.
この真実を理解するには、プロセスを直接体験する必要がありました。書くことは方程式の半分にも満たないということです。 それはページの外で起こっていることです。 違いを生むのは、失敗に対して何を感じ、何をするかです。
やってみて、初めてわかることがあります。
やってみると、全然違っていた。
書くことだけでは、気分が良くなるということはなかった。
最終的には、書くだけじゃダメだったんだと思います。
書いたことを実際に行動して、自分を改革しないと、ジアさんと同じようにはなれないんだと思います。
今日のストーリーはここまで。
質問に移っていきます。
In your culture, is it normal to shrug off mistakes, or are mistakes taken very seriously? What’s the reason behind it?
あなたの文化では、間違いを軽視するのが普通ですか、それとも間違いを真剣に受け止めますか? その背後にある理由は何ですか?
どちらかと言うと、真剣に受け止める文化だと思います。
トライアンドエラーの文化というよりは、失敗を恐れる文化だと思います。
でも、チャレンジがないと成功がないので、チャレンジは必要だと思います。
I think Japanese culture takes very seriously about mistake. I think the culture of fear of failure rather than the culture of try and error. However, because there is no success without challenge, I think challenge is necessary.
日本の文化は間違いをとても真剣に考えていると思います。 トライアンドエラーの文化ではなく、失敗を恐れる文化だと思います。 しかし、挑戦なくして成功はないので、チャレンジは必要だと思います。
最近の若い人は変わってきているのでしょうか?
でも、基本的には、日本人は失敗を嫌うと思います。
What are some of the biggest failure in your life?
慢性膵炎になったことです。
もう少し節制して、病気にならないようにするべきだったと思います。
とても、後悔することになりました。
I had chronic pancreatitis. I had to control a bit and I have to avoid to be disease. I became to regret very much.
私は慢性膵炎でした。 少しコントロールする必要があり、病気にならないようにしなければなりませんでした。 とても後悔することになりました。
もう少し節制していれば、慢性にはならなかったかもしれません。
でも、もうなってしまったことは仕方ないと思います。
後悔先に立たずです。
How have these failure helped you?
精神的に強くなれたように思います。
死ぬということについて考えました。
そして、今を生きることが大事だと学びました。
I think I became very tough psychological. I thought about die. And I realized it is very important to live now.
精神的にとてもタフになったと思います。 死ぬことを考えました。 そして、今を生きることの大切さを知りました。
結局、人間は与えられた条件の下で、一生懸命生きるしかないんだと思います。
しかも、過去でもなく、未来でもなく、今を生きるしかない。
それで、いろんなことが変わるんだと思います。
What advice would you give to someone who suffered a major failure in their life?
人生で大きな失敗を経験した人に、あなたはどんなアドバイスをしますか?
失敗を経験に変えて、自分ができることを頑張るべきだと思います。
悔やんでも過去には戻れません。
これからできることを精一杯やるのが大事だと思います。
I think you change failures to experiences and should struggle what you can do. Even though you regret, you can not go back to past. It is important for us to do our best we can do from now.
失敗を経験に変えて、自分にできることをするべきだと思います。 後悔しても過去には戻れない。 これからできることを精一杯やっていくことが大切です。
こんな答えを書きながら、自分にも言い聞かせています。
いまを精一杯頑張ることが大切です。
そうすれば、少しずつでもいろんなことが良くなっていくと思います。
今日のストーリーはここまでです。
明日もまた、頑張ります。
こうぷー
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