【Bizmates レベル5 解説】環境活動家、アル・ゴアの話!

Bizmates ビズメイツ

今日はアル・ゴアさんの話です。

クリントン大統領の時の副大統領でした。

男前の若い副大統領というイメージだけで、まぁ副大統領なので影が薄かったです。

副大統領というのはだいたいそういうもんなんですが…。

2000年の大統領選でジョージ・W・ブッシュに敗れてからは、環境問題の方にシフトしたんじゃないかと思いいます。

結構な接戦じゃなかったでしょうか?

2000年の大統領選。

そこで、アル・ゴアがもし大統領になっていたら…。

2001年9月11日の同時多発テロもなかったのかもしれません。

そしたら、今の世界は全然違ったものになっていたかもしれません。

まぁ、歴史にタラレバはないんですけれども…。

今日は、そんなアル・ゴアさんの話なんですが、まずは格言のようなことばから…。

Each and every one of us can make changes in the way we live our lives and become part of the solution (to climate change).
私たち一人一人は、私たちの生活の仕方を変え、(気候変動に対する)解決策の一部になることができます。

 

環境的な発言ですよね。

1人1人が心がけることによって、地球の環境は守られる。

TEDでもスピーチをしています。

後からわかることですが、アル・ゴアさんというのは、昔から環境問題に取り組んでいたみたいです。

今日のトレーナーさんはRoyさんです。

いつものように、僕の言いたいことを上手にまとめていってくれると思います。


早速、ストーリーに入っていきました。

The world owes much to former US Vice President Al Gore’s efforts to bring the issue of climate change to the public arena. His Oscar-wining film, An Inconvenient Truth, is just part of his decades-long campaign to alert the world to this “planetary emergency.”
世界は、気候変動の問題を公の場に持ち込むためのアル・ゴア前米国副大統領の努力に多くを負っています。 彼のオスカー受賞映画「不都合な真実」は、この「惑星の緊急事態」を世界に警告するための彼の数十年にわたるキャンペーンのほんの一部です。

オスカーを取っているとは知りませんでした。

不都合な真実」はそのままの題名で日本でも本が売れていたと思います。

アル・ゴアは自分が著名であることもある意味利用して、地球環境が危機的な状況であることを訴えました。

不都合な事実」っていうのは、どんな内容でしたっけね?

環境問題とアル・ゴアの生い立ちをミックスさせたドキュメンタリー映画らしいです。

残念ながら、アマゾンプライムでは見られませんでした…。

The film brought him much criticism and disapproval from many political and business leaders but it accomplished what he set out to do – which was to spark the discussion of the issue and perhaps from there, work on the solution.
この映画は彼に多くの政治的およびビジネスリーダーからの多くの批判と不承認をもたらしましたが、それは彼がやろうとしていたことを達成しました-それは問題の議論を引き起こし、おそらくそこから解決策に取り組むことでした。

批判があることも、ある意味織り込み済みだった。

その頃の政治家とかビジネスリーダーにとっては、面倒くさい話でしかなかった。

企業なんかもその当時は、環境対策は単なるコストでしかなったです。

でも、そのような批判や不承認が起こることはゴアにとってウェルカムでした。

そのことで、環境問題に興味を持ってもらうことが目的だった。

その意味では、アル・ゴアの作戦は成功したわけです。

Al Gore had been involved in environmental activism from a number of decades. Even as a freshman congressman, he held the first congressional hearings on climate change and continued to pursue this topic throughout the 1980s.
アル・ゴアは何十年にもわたって環境活動に携わってきました。 新入国会議員としても、彼は気候変動に関する最初の議会公聴会を開催し、1980年代を通じてこのトピックを追求し続けました。

国会議員になった時から、すでに環境問題に興味があったんですね。

何十年にも亘って、この問題に取り組んできたとは知りませんでした。

公聴会も開催していた。

新人議員で公聴会を開催するのはすごいです。

副大統領になる前は、ずっと気候変動に関することに取り組んでいたということです。

Gore was met with much opposition and criticism especially in the 90s when he pushed for the passage of the Kyoto protocol, which called for countries to reduce greenhouse gas emissions. He was strongly opposed by the US senate by a vote of 95-0.
ゴアは、特に90年代に、温室効果ガス排出量の削減を各国に求める京都議定書の可決を求めたときに、多くの反対と批判に直面しました。 彼は95-0の投票で米国上院から強く反対された。

1990年代はまだ環境問題についても認知が薄い時代でした。

温室効果ガスの削減についても、京都議定書の目標はとても達成されるようなものとは考えられていませんでした。