【英字新聞読解のコツ!】中国が世界最速の列車をデビューさせた!

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中国でリニアモーターカーの整備が進んでいるようです。

時速600キロを超えて商業運転する予定のリニアモーターカーが公開されたというのが今日の記事です。

中国といえば、ちょっと昔には、高速鉄道で大きな事故を起こしていたような記憶があります。

なので、ちょっと怖いというイメージが湧いてしまうのですが、とにかく、開発は進んでいるようです。

中国国内の移動では、結構、列車が使われているということも、このような列車開発が進む理由のようです。

では、記事に入っていこうと思います。

A maglev bullet train that can reach speeds of 600 kilometers per hour (373 miles per hour) has made its debut in Qingdao, China. Developed by the state-owned China Railway Rolling Stock Corporation, it’s considered the world’s fastest train.
時速600キロメートル(時速373マイル)の速度に達することができるリニアモーターカーが中国の青島でデビューしました。 国営の中国鉄道ローリングストックコーポレーションによって開発され、世界最速の列車と見なされています。

時速600キロメートルに達することができる(can reach)リニアモーターカー(a maglev bullet train)がデビューしました。

場所は、中国の青島(チンタオ)。

国営会社によって開発された(developed)列車です。

世界最速の列車(the world’s fastest train)とみなされています。

日本もリニアモーターカーを開発していますよね。

日本のリニアモーターカーは、時速603キロを達成していますが、時速500キロでの営業を考えているみたいです。

それに比較して、中国のこのリニアモーターカーは時速600キロで営業するんでしょうか?

“Maglev” is an abbreviation of “magnetic levitation.” The train appears to be “floating” thanks to an electromagnetic force that sends it gliding above the tracks.
「Maglev」は「磁気浮上」の略語です。列車は、線路の上を滑空する電磁力のおかげで「浮いている」ように見えます。

”Maglev”という言葉は、”magnetic levitation(磁気浮上)”の略語(an abbreviation)

列車は「浮いている」ように見える。

電磁力(an electromagnetic force)のおかげで…。

ここでもまた、「~のおかげで」の”thanks to~”が使われています。

そして、あとから”that”で電磁力を説明している。

線路の上を滑空する(電磁力)です。

磁石で浮いているような状況なんですね。

だから、浮いて列車が移動することになります。

Liang Jianying, deputy general manager and chief engineer of CRRC Sifang, told Chinese state media that in addition to its speed, the train emits low levels of noise pollution and requires less maintenance than other high-speed trains.
CRRCSifangの副ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアであるLiangJianyingは、中国の国営メディアに、その速度に加えて、この列車は低レベルの騒音公害を出し、他の高速列車よりもメンテナンスが少なくて済むと語った。

会社副ゼネラルマネージャーの人は、中国の国営メディアに話した。

この列車は、騒音公害がほとんどなく、メンテナンスが少なくて済む。

“emits low levels of noise pollution”で「低レベルの騒音公害を排出する」と言っていますので、「ほとんど騒音公害が出ない」という意味。

また、”requires less maintenance than other high-speed trains”なので、「ほかの高速鉄道より少ないメンテナンスを要求する」ということから、「メンテナンスが少なくて済む」という訳に結びつきます。

何となく、わかるような気がします。

浮いているので、騒音は発生しそうにないですね。

メンテナンスが少なくて済むのは、稼働部分が少ないからでしょうか?

でも、電磁波とか体に悪そうな影響も全くないとは限らないような気がします。

A prototype of the new maglev train was revealed to media in 2019. That same year, China announced ambitious plans to create “3-hour transportation circles” between major metropolitan areas.
新しいリニアモーターカーのプロトタイプは2019年にメディアに公開されました。同年、中国は主要な大都市圏間に「3時間の輸送サークル」を作成するという野心的な計画を発表しました。

新しいリニアモーターカーのプロトタイプはすでに2019年にメディアに公開されていた。

同じ年に、中国は、野心的な計画をアナウンスしていた(announced ambitious plans)

それは、「3時間の輸送サークル」を作るという計画。

主要な大都市圏の間に…。

主要な大都市をすべて3時間で結ぶという計画を立てていたようです。

High-speed rail is a major priority in China, which aims to connect more of its large cities by train to reduce the time and expense required to travel around the world’s most populous country.
高速鉄道は中国の主要な優先事項であり、世界で最も人口の多い国を旅行するのに必要な時間と費用を削減するために、より多くの大都市を列車で結ぶことを目指しています。

高速鉄道の整備は、中国の主要な優先事項(a major priority)だそうです。

世界で最も人口の多い国を旅行するのに必要な時間と費用(the time and expense required)を削減することが目的。

中国では、春節などに国内をたくさんの人が移動するのがニュースになっていますよね。

それで利用されるのが列車が多い。

だから、高速鉄道の整備が最優先事項なんですね。

Currently, the average high-speed train in China can run at about 350 kph, while planes fly at 800-900 kph. Trains like the one unveiled in Qingdao this week could fill a critical middle space.
現在、中国の平均的な高速列車は時速約350キロで走ることができますが、飛行機は時速800〜900キロで飛ぶことができます。今週青島で発表されたような列車は、重要な中間スペースを埋めることができます。

現在でも、中国の高速鉄道は350キロで走ることができる(can run at about 350 kph)

飛行機は、時速800~900キロです。

今回、チンタオで発表された(unveiled)列車は、その中間的なスピードを埋めることができる。

飛行機の場合は、登場にいろいろ手続きが必要なことを考えると、結果的にこの列車の方が早い範囲は結構あるのかもしれません。

日本でも、リニアモーターカーができると、東京~大阪間ぐらいは、トータルでは飛行機より早くなるんじゃないか?と言われてますよね。

However there’s one thing keeping this train from being ready to greet commuters — a lack of completed maglev track networks.
ただし、この列車が通勤者に挨拶する準備ができていないことが1つあります。それは、完成したリニアモーターカーの線路ネットワークがないことです。

しかし、まだ通勤には使えない理由がある。

それは、完成したリニアモーターカーのネットワークがかけていることです。

すなわち、ネットワークが完成されていない(a lack of completed)

Currently, China only has one maglev line in commercial use, connecting Shanghai’s Pudong Airport with the Longyang Road station in the city. The 30 km (19 mile) journey takes about seven and a half minutes, with the train hitting speeds of 430 kph (267 mph).
現在、中国には商用利用されているリニアモーターカーが1本しかなく、上海の浦東空港と市内の龍陽路駅を結んでいます。 30 km(19マイル)の移動には約7分半かかります。列車の速度は430 kph(267 mph)です。

現在ある商用利用の(commercial use)リニアモーターカーは、上海の空港と市内を結んでいるもの。

30キロの距離を約7分半で結んでいます。

列車の速度は430キロ。

現在はまだ、それだけしかネットワークがないということです。

Several new maglev networks are reportedly under construction, including one linking Shanghai and Hangzhou and another connecting Chengdu and Chongqing.
上海と杭州を結ぶものと成都と重慶を結ぶものを含む、いくつかの新しいリニアモーターカーネットワークが建設中であると報告されています。

そして、いろんなところで、いくつかの新しいリニアモーターカーのネットワーク(new maglev networks)建設中(under construction)らしい。

これから、どんどんネットワークを広げていくんだろうと思います。

今日の記事はここまで。

また明日も頑張ります。

こうぷー

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