英語が上達するたったひとつの方法

英語、英会話

英語を勉強して上達するために必要なことは何でしょうか?僕は大学入試が終わってから30歳の手前までの間の約10年間、まったく英語の勉強をしていなかったために、happyの比較級と最上級も分からないほど英語の能力が落ちてしまっていました。

それから、子供が幼稚園の頃に英語を始めるのにあたって、それにつき合うことになりました。そして勉強につき合っているうちに僕も一緒に勉強しているのと同じことになりました。子供が分からないと聞いてきたことに答えるには、自分も分かっていないといけないからです。

結果、僕は英検準1級を取得するまでになりました。振り返るとそこまで至るのには、1つの理由があったと思っています。今日はその理由について、話をしようと思います。

結論、五感を使う

早速結論から言いますが、英語が上達するためのたった1つの方法は、五感を使って勉強するということです。できるだけ五感を使って勉強すれば、着実に英語が上達すると思います。さっきも書いた通り、僕は子供が幼稚園になったときにの英語の勉強につき合うことになります。教材はくもんでした。

くもんはスモールステップで教材が進むことも有名ですが、英語の学習の場合には、五感を使うメソッドを採用しているということもその効果が高い理由だと思います。

くもんの英語は他の教材と同じように紙に書いて勉強するほかに、ペンシル状の音声再生機器があって、テキストを音声再生したあと、何回も繰り返し読むように促します。これによって、「読む」「書く」「聞く」「話す」をすべてやることになります。

結論、これが英語上達の秘訣だと思います。「読む」「書く」「聞く」「話す」それぞれの勉強方法について書いていこうと思います。

読むこと

これについては、日本人は昔から中学校でもやってきたことです。ここでの読むは、主に黙読になります。もちろんたくさん読むほうがいいのですが、今日言いたいことは、単に「読むだけでは上達しませんよ」ということです。後で話しますが、やはり「書く」「聞く」「話す」と一緒にやらないとなかなか上達しません。

一方で、特に英語の長文を読む技術としては、文章の見出しや第1パラグラフをまず読んで、文章全体の内容を把握するというテクニックはあります。

また、読むための単語力は文章で推測しながら語彙を増やすなどのテクニックもありますが、まったくわからないところからは、まず最低限の基礎の単語1500語ぐらいは覚えないと仕方ないと思います。

書くこと

これも、日本人は中学校、高校の勉強ではやっていることです。しかし、読む量に比べて書く量は圧倒的に少ないと思います。最悪なのは、文章を読んで理解した気になっていることです。やはり、確実に理解するためには、読んだ文章を書く作業が必要です。

くもんでは同じプリントを何回も書かされます。これによって読むだけに比べて各段に記憶が定着するんだと思います。子供が勉強したくもんのプリントを積み上げると、軽く大人の身長を超えます。

また、読んだものを書くだけじゃなく、自分が言いたいことを書く、いわゆる英作文も必要です。これも練習をしなければ書くことはできません。

聞くこと

聞くことも、日本人はあまり得意ではないと思います。でも、まだ受け身な分だけ、勉強すると言えばこれをやることはわりとよくやっていると思います。英語の会話の聞き流しとか、重要フレーズの聞き流しとか。

これも、気をつけないといけないのは、聞いていたら上達すると思うことです。聞かないよりは聞いたほうがもちろん上達するとは思いますが、ただ聞いているだけで上達するのは難しいです。

一緒に読んだり、復唱したり、シャドーイングしたりしないとなかなか上達しないです。(シャドーイングというのは、音声に重ねるように発音することです。)

話すこと

「読む」「書く」「聞く」「話す」のうち、日本人が最も苦手と思われるのが、話すことです。発音が上手くないと恥ずかしいとか、自分の発音が間違っているのではないかとか思って話さない人が多いと思います。

しかし、発音しないと上達はしません。ネイティブの発音はそもそも無理と思って、ジャパニーズイングリッシュでもいいので、発音しましょう。

ネイティブの発音は、口の中でも特殊な部分が発達する必要があるそうです。日本人にはいまさら無理ですから、いい意味であきらめましょう。同じように外国の人が日本人と全く同じように発音するのは難しいのですから。

発音することの重要性は、実際に発音することプラスその音を自分の耳で聞くことの2つのことができることにあります。最もいいのは、文章を発音しながら書くことです。すると、「書く」「聞く」「話す」を同時にすることができます。

まとめ

今日は、英語の上達に必要なたったひとつのこととして、五感をすべて使うことについて話をしてきました。いろんな感覚をフル活用して勉強することが英語の上達の近道です。特に声に出して話すことは、皆さん恥ずかしがって抵抗があるかもしれませんが、早く上達したいのであれば、特に声に出して読むことは重要です。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

こうぷー

コメント

タイトルとURLをコピーしました