【英字新聞を読む】ロシアのプーチン大統領、ウクライナで核兵器を使用しないと発言!

英語、英会話

久しぶりにウクライナ紛争の話です。

紛争は依然として継続していますが、プーチン大統領はこの紛争で核兵器は使わないと明言しました。

これまでは、何でもすると言っていたので、核兵器の使用もあると恐れられていました。

でも、言葉だけではありますが、プーチン大統領は核兵器は使わないと言った。

今日はこの話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

Russia's Putin says he won't use nuclear weapons in Ukraine
Russian President Vladimir Putin on Thursday denied having any intentions of using nuclear weapons in Ukraine but described the conflict there as part of alleged efforts by the West to secure its global domination, which he insisted are doomed to fail.
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は木曜日、ウクライナでの核兵器使用の意図を否定したが、ウクライナでの紛争は西側諸国が世界支配を確保しようとする試みの一環であると述べ、それは失敗する運命にあると主張した。

Putin said an earlier warning of his readiness to use “all means available to protect Russia” didn’t amount to nuclear saber-rattling but was merely a response to Western statements about their possible use of nuclear weapons.
プーチン大統領は、「ロシアを守るために利用可能なすべての手段」を使用する準備ができているという以前の警告は、核兵器の威嚇ではなく、核兵器の使用の可能性に関する西側の声明への対応に過ぎないと述べた.

He particularly mentioned Liz Truss saying in August that she would be ready to use nuclear weapons if she became Britain’s prime minister, a remark which he said worried the Kremlin.
彼はクレムリンを懸念させたこととして、8月にリズ・トラスが英国の首相になれば核兵器を使用する準備ができていると発言したことに特に言及した。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

Russian President Vladimir Putin on Thursday denied having any intentions of using nuclear weapons in Ukraine but described the conflict there as part of alleged efforts by the West to secure its global domination, which he insisted are doomed to fail.
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は木曜日、ウクライナでの核兵器使用の意図を否定したが、ウクライナでの紛争は西側諸国が世界支配を確保しようとする試みの一環であると述べ、それは失敗する運命にあると主張した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は木曜日、ウクライナでの核兵器使用の意図を否定した(denied having any intentions of using nuclear weapons in Ukraine)が、ウクライナでの紛争は西側諸国が世界支配を確保しようとする試みの一環である(the conflict there as part of alleged efforts by the West to secure its global domination)と述べ、それは失敗する運命にあると主張した(insisted are doomed to fail)

ロシアのプーチン大統領が、ウクライナとの紛争では核兵器の使用をしないと明言した。

一方で、ウクライナでの紛争は、西側諸国が世界支配をしようとする試みの一環であると言った。

そして、その試みは失敗する運命にあると主張した。

ロシアは2月の終わりから、ウクライナ紛争を行っており、当初はすぐに終わると思っていたようですが、長引いています。

再び、ロシア・ウクライナ情勢の記事を呼んでいこうと思います。ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵攻が結構簡単に終わるものと思っていたようです。しかし、ウクライナが思った以上に強かった?または、ロシア軍がそれほど強くはなかったため、ロシアの思うようには進んでいません。しかも、西側諸国は、強烈な金融制裁までも行ってきました。これらは、プーチン大統領が想定していたものからは掛けなはれているようです。今日は、プーチン大統領がこのウクライナ侵攻ではたくさんの誤算をしているという話題です。では、まずは...
【英字新聞を読む!】ロシアのプーチンは、ウクライナへの侵略を決定して以来、複... - こうぷーぶろぐ

“the conflict there as part of alleged efforts by the West to secure its global domination”で「ウクライナでの紛争は西側諸国が世界支配を確保しようとする試みの一環である」と訳しています

“alleged efforts”は「主張された尽力、試み」という意味です。

Putin said an earlier warning of his readiness to use “all means available to protect Russia” didn’t amount to nuclear saber-rattling but was merely a response to Western statements about their possible use of nuclear weapons.
プーチン大統領は、「ロシアを守るために利用可能なすべての手段」を使用する準備ができているという以前の警告は、核兵器の威嚇ではなく、核兵器の使用の可能性に関する西側の声明への対応に過ぎないと述べた.

プーチン大統領は、「ロシアを守るために利用可能なすべての手段」を使用する準備ができているという以前の警告(earlier warning of his readiness to use “all means available to protect Russia)は、核兵器の威嚇ではなく(didn’t amount to nuclear saber-rattling)核兵器の使用の可能性に関する西側の声明への対応に過ぎない(was merely a response to Western statements about their possible use of nuclear weapons)と述べた.

プーチン大統領は、以前に述べたコメントの意味について話しています。

依然に「ロシアを守るために利用可能なすべての手段」を使用する準備ができている」と言ったことで、核兵器の使用を考えていると言われていました。

しかし、それは、西側諸国が核兵器を使用するかもしれないと言ったことに対する回答に過ぎなくて、本気で核兵器を使用しようと考えたからではないと言っています。

ちょっと、子供の喧嘩みたいになっています。

相手が言ったから、こっちも言ったみたいな話です

“was merely a response to Western statements about their possible us of nuclear weapons”で「核兵器の使用の可能性に関する西側の声明への対応に過ぎない」と訳しています

“merely”は「~に過ぎない」という意味。

He particularly mentioned Liz Truss saying in August that she would be ready to use nuclear weapons if she became Britain’s prime minister, a remark which he said worried the Kremlin.
彼はクレムリンを懸念させたこととして、8月にリズ・トラスが英国の首相になれば核兵器を使用する準備ができていると発言したことに特に言及した。

彼はクレムリンを懸念させたこととして(a remark which he said worried the Kremlin)、8月にリズ・トラスが英国の首相になれば核兵器を使用する準備ができている(would be ready to use nuclear weapons)と発言したことに特に言及した(particularly mentioned)

プーチン大統領は、その例示として、先日辞任したイギリスとトラス前首相のコメントを引用しています。

トラスイギリス前首相は「自分が首相になれば、核兵器を使用する準備ができている」と発言した。

これが、ロシアの懸念をあおり、プーチン大統領も「ロシアを守るためにはあらゆる手段を取る」と言わせたということです。

“particularly mentioned”で「特に言及した」と訳しています

“mention”は「言及する」という意味。

今日は、ロシアのプーチン大統領が、ウクライナとの紛争では核兵器を使わないと言及したという話題について取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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