日曜日に天皇杯の決勝が行われました。
いつもは元旦に行われる天皇杯の決勝。
今年は、12月の19日に行われました。
そこで、新しい国立競技場が初めて大観衆で埋め尽くされたようです。
東京オリンピック・パラリンピックは無観客で行われたので、初めての光景になりました。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まず、記事全体を読んでみたいと思います。
日曜日の天皇杯決勝戦のために、57,785人の観客が東京の国立競技場に詰め込まれました。これは、コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、スポーツイベントとしては最大の規模です。
With the lifting of restrictions that included banning spectators at this summer’s Tokyo Olympics and Paralympics, a large number of soccer fans were able to see the Urawa Reds defeat Oita Trinita 2-1 for their first national title in three years.
今年の夏季オリンピック・パラリンピックでの観客の禁止などの制限が解除されたことで、浦和レッズが大分トリニータを3年ぶりに2-1で下したのを多くのサッカーファンが見ることができた。
After a spectator at the semifinals at Todoroki Stadium in Kawasaki was found to have been infected with the omicron variant, the Japan Football Association called for thorough observance of its rules, including mask-wearing.
川崎の等々力陸上競技場の準決勝の観客がオミクロンの変種に感染していることが判明した後、日本サッカー協会はマスク着用を含むその規則の徹底的な遵守を求めた。
When an infringement was observed, an announcement was made reminding the crowd that “whistling, chanting, booing or other vocal displays are prohibited.”
侵害が観察されたとき、「口笛、詠唱、ブーイング、またはその他の声の表示は禁止されている」ことを群衆に思い出させるアナウンスが行われました。
それでは、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
日曜日の天皇杯決勝戦のために、57,785人の観客(a crowd)が東京の国立競技場に詰め込まれた(packed into)。
これは、コロナウイルスのパンデミックが始まって(the start of the coronavirus pandemic)以来、スポーツイベントとしては最大規模です。
日曜日に、東京の国立競技場で、サッカーの天皇杯の決勝が行われました。
いつもは、元旦に行われていたのですが、選手の負担軽減のために、今年は年末に行われたようです。
そこで、国立競技場には、57,785人の観客が詰めかけた。
これは、コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、最大のスポーツイベントになったということです。
国立競技場は、東京オリンピックのために作られましたが、オリンピックは無観客だったので、初めてこれだけの人が集まったということだと思います。
「観客」はひとまとまりとして”a crowd”と単数形になっているというのが面白いです。
あと、同じように“pack into”という表現で「詰め込まれた」というのも面白い。
今年の夏の東京オリンピック・パラリンピックでの観客禁止(banning spectators)を含む制限が解除された(the lifting of restrictions)ことで、浦和レッズが大分トリニータを2-1で下して3年ぶりのタイトル(their first national title in three years)を多くのサッカーファン(a large number of soccer fans)が見ることが出来た(were able to see)。
東京オリンピック・パラリンピックで行われた、観客禁止の措置などの制限が解除された。
このことで、たくさんのサッカーファンが浦和レッズ対大分トリニータの試合を見ることが出来た。
やっと大観衆の中でのスポーツというのが戻ってきたような感じがあります。
“banning spectators”で「観客禁止」という意味。
“ban”が「禁止する」という意味というのを覚えておきたいです。
“the lifting restrictions”で「制限を解除すること」と訳しています。
“lift”には「持ち上げる」という意味のほかに「取り除く」という意味があるのも覚えておきたいです。
川崎の等々力陸上競技場での準決勝での観客がオミクロン変種に感染していた(have been infected)ことが判明した(was founded)後、日本サッカー協会は、マスク着用を含む規則の徹底的な(thorough)順守(observance)を求めた(call for)。
決勝の前の週に行われていた準決勝で、観客がオミクロン株のコロナに感染していたことが分かったようです。
それを受けて、日本サッカー協会は、決勝では、マスクの着用などのルールを徹底的に守るように呼び掛けた。
感染が広がってしまっては、また、観客制限をしなければならなくなるためだと思います。
“have been infected”で「感染していた」と表現しています。
感染していたのは、サッカーを見る前の話なので、現在完了形を使っています。
“thorough”の「徹底的に」と”observance”の「遵守」は少し難しいけれども、覚えておきたいです。
違反(infringement)が見られた(was observed)時には、「口笛、詠唱(chanting)、ブーイング、またはその他の声の表示(vocal displays)は禁止されている(are prohibited)」ことを観客に思い出させる(reminding)アナウンスが行われました。
試合に夢中になると、観客もついつい声が出てしまうものだと思います。
そんな時には、声を出しての応援は禁止されているということを思い出させるようにアナウンスがされたようです。
それでも、得点のシーンなどでは、声が出てしまいますよね。
なかなか、難しいと思います。
“infringement”で「違反」という意味。ちょっと難しい単語です。
“are prohibited”で「禁止されている」、これは、結構よく聞く表現です。
“Smoking are prohibited”で「喫煙は禁止されている」なんていう表現が公共施設でよくあります。
今日は、国立競技場での天皇杯の決勝が、たくさんの観客の前で行われたという話題を取り上げました。
徐々にコロナ前の状況に戻って行けばよいのにと思います。
でも、ヨーロッパではオミクロン株が増えているようなので、なかなか難しいですね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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