今年の冬は寒いです。
暖冬の時は雪不足が問題になりますが、今年は全くですね。
冬が厳しいと、逆にきれいな光景も見られます。
先日は、北海道の鶴の話題も取り上げました。
山形県の蔵王のスキー場のゲレンデの近くでは、「雪の怪物」と呼ばれるものが見られるそうです。
その正体は?
今日はそのような話題を取り上げようと思います。
では、まずは記事全体を読んでみたいと思います。
山形では、雪に覆われた高山の木々が目に見えるところまで伸びています。そこでは、火曜日に天気の良い日が近くのゲレンデにスキーヤーやスノーボーダーを魅了しています。
Dubbed “snow monsters,” the area’s towering trees loom even larger in winter when a buildup of snow and ice can add meters to their height.
「雪の怪物」と呼ばれるこの地域のそびえ立つ木々は、雪や氷がたまると高さが数メートル高くなる冬になると、さらに大きくなります。
An official of local lift operator Zao Ropeway said, “We’re taking all possible measures to prevent the spread of the novel coronavirus, so we hope visitors experience this spectacular view up close.”
地元のリフトオペレーターの蔵王ロープウェイの関係者は、「新しいコロナウイルスの蔓延を防ぐために可能な限りの対策を講じているので、訪問者がこの壮大な景色を間近で体験できることを願っています」と述べました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
山形では、雪に覆われた木々が(snow-covered alpine trees)目に見えるところまで(as far as the eye can see)伸びています(stretch)。
そこでは、火曜日に良い天気(fine weather)が近くのゲレンデ(nearby pistes)のスキーヤーやスノーボーダーを魅了していました(attracted)。
山形県のゲレンデでは、雪に覆われた木々が延びている。
ゲレンデの横で伸びているので、スキーやスノーボードをする人たちの目を魅了している。
不思議な光景のような感じなんでしょうね。
“snow-covered alpine trees”で「雪に覆われた木々」と訳しています。
“alpine”は「高山の、高山植物」という意味があります。
“as far as the eye can see”で「目に見えるところまで」という表現。
“as far as ~”で「~の遠さまで」というような意味です。
発音してみると”as far as I can see”「私が見えるところまで」と聞こえるかもしれません。
“attracted”で「魅了した」という意味です。よく使う単語です。
「雪の怪物」と呼ばれる(dubbed)このエリアにそびえ立つ木々(the area’s towering trees)は、雪や氷がたまると高さが数メートル高くなる(add meters to their height)冬に、さらに大きくなります(loom even larger)。
この雪に覆われた木々のことを「雪の怪物」と呼んでいるようです。
雪が何メートルも積もる冬になると、この「雪の怪物」はさらに大きくなるようです。
それらが、たくさん並んでいる状態になるので、魅力的な風景になるということみたいですね。
“dubbed”は「呼ばれる」と訳しています。
「あだ名をつける」というような感じの「呼ばれる」という意味。
これまでの記事でも、たびたび出てきました。
“loom even larger”で「さらに大きくなる」という意味。
“loom”は「ぼんやり立つ、そびえ立つ」という意味です。
その前の“the area’s towering trees”の”towering”にも「そびえ立つ」という意味があるので、繰り返して「そびえ立つ」と言っていますね。