ヨーロッパのサッカーの頂点を決めるチャンピオンズリーグ。
今年も、準決勝まで来ました。
マンチェスター・シティとレアル・マドリードが戦ったのですが、劇的な結果に終わったようです。
試合終了間際からの逆転劇。
ごくごく稀に、どんなスポーツでも起こりますが、そんな時は劇的です。
今日は、チャンピオンズリーグ準決勝での話を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
レアル・マドリードは、マンチェスター・シティに90分で合計5-3で負けていたのを、延長戦で目覚ましい復活を遂げ、17回目のヨーロッパカップ決勝に進出しました。
So often backed into a corner in this season’s UEFA Champions League, Real Madrid will play Liverpool in the final after escaping from their tightest spot of all to beat Manchester City 3-1 on the night and 6-5 on aggregate.
今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで頻繁にコーナーに戻ったレアル・マドリードは、最もタイトな場所から逃げ出し、マンチェスター・シティを3-1、合計6-5で下した後、決勝でリバプールと対戦します。
City were tactically smart in keeping Madrid at arm’s length for much of this game, denying them even a single shot on target for 89 minutes.
シティは、このゲームの大部分でマドリッドを腕の長さに保つことで戦術的に賢く、89分間のターゲットへのシングルショットさえも拒否しました。
So when Riyad Mahrez’s first-time effort beat Thibaut Courtois at his near post, it looked to be not only the seal on a devastating counterattack but the rubber-stamp on a classic away performance and the decisive goal in the tie.
リヤド・マフレズの最初の仕事が彼の近くのポストでティボー・クルトワを打ち負かしたとき、それは壊滅的な反撃の封印であるだけでなく、古典的なアウェイパフォーマンスのゴム印と試合の決定的なゴールであるように見えました。
First, with 90 minutes on the clock, Rodrygo beat Ederson to Karim Benzema’s cutback to give the hosts hope, but time was still against them. Or so it seemed.
まず、90分にロドリゴがカリム・ベンゼマのカットバックからエデルソンを破って、ホストに希望を与えましたが、それでも時間は彼らに逆らいました。またはそう見えた。
Just a minute later, the substitute headed in Dani Carvajal’s cross to make it 5-5 on aggregate – and even then, Ederson was required to deny Rodrygo the unlikeliest of hat-tricks and force extra time.
わずか1分後、代役はダニエルカルバハルのクロスに向かい、合計で5-5になりました。それでも、エデルソンはロドリゴのハットトリックの可能性を否定し、延長戦を強制する必要がありました。
Just five minutes into the first period, Karim Benzema dusted himself down from a Rúben Dias foul to convert from the spot and complete a remarkable turnaround. Courtois was then on hand to keep out Phil Foden’s header to ensure no further twists.
最初のピリオドからわずか5分で、カリムベンゼマはルーベンディアスのファウルから身をかがめ、その場から得点し、目覚ましいターンアラウンドを完了しました。その後、クルトワはフィル・フォーデンのヘッダーを締め出し、それ以上のねじれがないようにしました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
マンチェスターシティに90分で合計5-3で負けていた(trailing Man. City 5-3 on aggregate with 90 minutes on the clock)のを、レアル・マドリードは、延長戦で目覚ましい復活を遂げ(went on to complete a remarkable comeback in extra time)、17回目のヨーロッパカップ決勝に進出しました。
チャンピオンズリーグの準決勝が行われた。
マンチェスター・シティとレアル・マドリードの試合は壮絶だったようです。
90分を終わって合計点数で5-3で負けていたレアル・マドリードが最終的に生き残った。
そして、17回目の決勝進出を果たしたということです。
“trailing Man. City 5-3 on aggregate with 90minutes on the clock”で「マンチェスターシティに90分で合計5-3で負けていた」と表現しています。
“trail”は「(試合などで)負けている」という意味です。
また、”aggregate”は「合計で」という意味。
今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで頻繁にコーナーに戻った(often backed into a corner)レアルマドリードは、最もタイトな場所から逃げ出し(escaping from their tightest spot)、マンチェスターシティを3-1、合計6-5で下した後、決勝でリバプールと対戦します。
今シーズンのチャンピオンズリーグでのレアルマドリードは、何回も窮地に立っています。
1回戦でパリサンジェルマンにも、アウエーで1-0で負けていて、逆転勝ち。
チェルシーとの2回戦もギリギリの勝利だったようです。
そして、今回の準決勝でも、マンチェスターシティに第2戦90分で合計で5-3まで負けていて、逆転勝ち。
“often backed into a corner”で「頻繁にコーナーに戻った」と表現していますが、”back oneself into a corner”で「窮地に立つ」という意味があるので、そちらが正しそうです。
シティは、このゲームの大部分でマドリードを腕の長さに保つことで戦術的に賢く(tactically smart in keeping Madrid at arm’s length)、89分間、ターゲットへのシングルショットさえも拒否しました(denying them even a single shot)。
マンチェスターシティは、試合の大部分でうまく、賢く、進めていたようです。
試合をコントロールしていた。
なので、89分まで1点も許さずに試合を進めていたということです。
“tactically smart in keeping Madrid at arm’s length”で「マドリードを腕の長さに保つことで戦術的に賢く」と訳しています。
“at arm’s length”は「腕を伸ばしたところに、対等に」などの意味があります。
つまり、自分の腕の届く範囲で試合を進めたというところから、コントロールしていたということが分かります。
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だから、リヤド・マフレズの最初の仕事が彼の近くのポストでティボー・クルトワを打ち負かしたとき(when Riyad Mahrez’s first-time effort beat Thibaut Courtois at his near post)、それは壊滅的な反撃の封印であるだけでなく(not only the seal on a devastating counterattack)、古典的なアウェイパフォーマンスのゴム印と試合の決定的なゴール(the decisive goal)であるように見えました。
マンチェスターシティがコントロールして試合を進めていて、そして、マフレズが得点をした。
これは、決定的な得点んだと思われた。
そこから、レアルマドリードが2点を取って同点に追いつくのは不可能だと思われたということです。
“not only the seal on a devastating couterattack”で「壊滅的な反撃の封印であるだけでなく」と表現しています。
“not only ~ but also ~”「~だけでなく~も」という中学で習うあまりにも有名な構文です。
“devastate”「壊滅する、落胆させる」という意味の動詞を、現在進行形にして形容詞的に使っています。
まず、90分にロドリゴがカリム・ベンゼマのカットバックから、エデルソンを破って(Rodrygo beat Ederson to Karim Benzema’s cutback)、ホストに希望を与えましたが(give the hosts hope)、それでも時間は彼らに逆らいました(time was still against them)。または、そう見えました。
レアルマドリードは、90分にロドリゴが得点をようやく挙げた。
ベンゼマからの折り返しに合わせて、シティのキーパーのエデルソンを破って得点した。
でも、もう90分が経っていたので、時間がもう残っていなかった。
そのまま、1点ビハインドで終わるのではないか?と思われました。
“time was still against them”で「それでも時間は彼らに逆らいました」と表現しています。
時間が彼らに対して反対していたということは、時間がないので、時間との戦いでもあったことを表しています。
わずか1分後、代役はダニエルカルバハルのクロスにヘディングし(the substitute headed Dani Carvajal’s cross)、合計で5-5になりました。
それでも、エデルソンは、ロドリゴのハットトリックの可能性を否定し(deny Rodrygo the unlikeliest of hat-tricks)、延長戦を強制しました(force extra time)。
途中交代で出場したロドリゴは、最初の得点をしたわずか1分後にダニエル・カルバハルのクロスにヘディングをして、合計得点で5-5の同点に持ち込んだ。
さらに、ロドリゴはもう1点を取るチャンスがあって、強烈なシュートもしているのですが、それは、シティのキーパーのエデルソンに防がれています。
“force extra time”で「延長戦を強制した」と訳しています。
“force”は「強要する、強いる」というような意味。
最初のピリオドからわずか5分で、カリム・ベンゼマはルーベン・ディアスのファウルから倒れ込み(dusted himself down from a Ruben Dias foul)、その場から得点し(convert from the spot)、目覚ましい逆転を完了しました(complete a remarkable turnaround)。
その後、クルトワはフィル・フォーデンのヘディングを締め出し、それ以上のねじれがないようにしました(ensure no further twists)。
延長戦が始まって、前半のわずか5分でベンゼマがシティのディアスからファウルを受けて倒れ込んで、PKを得ました。
そして、それを着実に決めて、レアル・マドリードは劇的な逆転勝利を収めた。
ベンゼマのPKのあとも、シティの猛攻があったようですが、レアルのキーパーのクルトワが守り切った。
“ensure no further twisits”で「それ以上のねじれがないようにした」と訳しています。
“ensure”は「(危険から)守る」というような意味があります。
“twist”は文字通り「ツイスト、ねじれ」ですが、ここではさらにもつれてややこしくなるというような意味だと思います。
今日は、チャンピオンズリーグの準決勝でレアル・マドリードがマンチェスター・シティに劇的な逆転勝ちをしたという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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