大谷翔平選手の今年の活躍はすごかったです。
年末になっても、また、賞をもらうことになったようです。
今年のAP通信の年間最優秀男性アスリート賞。
今年は、いろんな賞をもらっているので、そのうちの一つという感じです。
でも、また改めて今年の大谷翔平選手はすごかったんだな、ということを思い返すことになります。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
ほとんどの場合、プロスポーツでは、それがすべて以前に行われたと考えるのは簡単です。
With so many finetuned athletes constantly pushing each other to the peak of human potential, we can experience unprecedented demonstrations of sporting brilliance every week of our lives.
非常に多くの微調整されたアスリートが絶えずお互いを人間の可能性のピークに押し上げているので、私たちは私たちの人生の毎週、スポーツの輝きの前例のないデモンストレーションを体験することができます。
But it’s truly rare to witness anything that isn’t fundamentally just a better, more prolific version of something we’ve already seen.
しかし、基本的に、私たちがすでに見たもののより良い、より多作なバージョンではないものを目撃することは本当にまれです。
That’s why Shohei Ohtani’s astonishing redefinition of modern baseball captured the world’s attention so vividly in 2021 — and that’s why the Los Angeles Angels’ two-way superstar is the winner of The Associated Press’ Male Athlete of the Year award.
大谷翔平の驚異的な現代野球の再定義が2021年に世界の注目を集めたのはそのためです。そのため、ロサンゼルスエンゼルスの二刀流のスーパースターは、AP通信の年間最優秀男性アスリート賞を受賞しています。
Almost no one had been an everyday two-way player for many decades — and nobody has been both one of baseball’s top power hitters and one of its best starting pitchers since Babe Ruth starred at the plate and on the mound for the Boston Red Sox in 1919.
1919年にベーブ・ルースがボストン・レッドソックスのプレートとマウンドで主演して以来、何十年もの間、日常のツーウェイプレーヤーであった人はほとんどいませんでした。そして、誰も野球のトップパワーヒッターの1人であり、先発投手の1人でもありませんでした。
Ohtani hit 46 homers and drove in 100 runs with a .965 OPS while playing in 126 games as the AL’s best designated hitter, as evidenced by his Silver Slugger award.
大谷はシルバースラッガー賞で証明されているように、ALの指名打者として126試合でプレーしながら、46本塁打を放ち、.965OPSで100塁打を放ちました。
Ohtani also started 23 games on the mound, going 9-2 with a 3.18 ERA and 156 strikeouts over 130 1/3 innings as the Angels’ ace and one of the AL’s top right-handers.
大谷はまた、マウンドで23試合を開始し、エンジェルスのエースであり、ALのトップライトハンダーの1人として、9勝2敗で、ERAが3.18、三振が156で1301/3イニングを超えました。
He even led the league with eight triples — and he also played a little outfield when asked. Doing it all at the same time is something that almost nobody who’s currently alive had ever seen.
彼は8つのトリプルでリーグをリードしました—そして彼はまた尋ねられたとき少し外野でプレーしました。それをすべて同時に行うことは、現在生きている人のほとんどがこれまで見たことがないことです。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ほとんどの場合(most of the time)、プロスポーツでは、それがすべて以前になされた(it’s all been done before)と考えるのが簡単です(it’s easy)。
プロスポーツでは、いろんな記録やプレーはすべて過去のことと考えるのが簡単だと言っています。
まぁ、いろんなすごい記録も、いずれ破られるということがほとんどですからね。
そういう意味のことを言っているのかな?
“it’s all been done before”で「それがすべて以前になされた」と表現しています。
省略しないで書くと、”it has all been done before”なので、現在完了の受身形ですね。
とても多くの微調整された(finetuned)アスリート達が絶えず(constantly)お互いを人間のポテンシャルのピークに押し上げている(pushing)ので、私たちは、私たちの人生の毎週、スポーツの輝き(brilliance)の前例のない(unprecedented)デモンストレーションを体験することが出来ます。
とてもたくさんのアスリートたちが、日々努力をして、パフォーマンスをするので、どんどんレベルが上がっていきます。
なので、スポーツ界では、人間の可能性の輝きが毎週のように更新されていくような感じだと言っています。
これまでできていなかったことが、どんどんできるようになる。
そして、過去のことは、過去のこととして記憶されるだけになるというのが普通のスポーツ界の話。
そんなことを、ここでは言っているのだと思います。
“finetuned”は「微調整された」という意味。直訳しようとすると「うまく調整された」という感じでしょうか?
“unprecedented”は「前例のない」という意味。
また、“brilliance”は「輝き」。
これらはちょっと難しいですが、何となくの意味が想像できるだけでも、読み進められます。
しかし、基本的に私たちがすでに見たものよりより良くて、より多作な(prolific)バージョンではないものを見る(witness)のは本当にまれ(truly rare)です。
いろんな新しいものを私たちは見ています。
しかし、基本的に以前より進んだものではないということを見るのは、非常にまれなことだと言っています。
“prolific”は「多くの実を結ぶ、多産の」などという意味。ちょっと難しい。
“truly rare”は「非常にまれ」という意味。これは、日本語からも想像がつけやすい。
大谷翔平選手の驚異的な(astonishing)現代野球の再定義(redefinition)が2021年に世界の注目(attention)をものすごく生き生きと(so vividly)集めた(captured)のはそのためです。
そして、ロサンゼルスエンゼルスの二刀流のスーパースター(two-way superstar)は、AP通信の年間最優秀男性アスリート賞を受賞しています。
今年、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手がものすごい注目を浴びた。
それは、過去の偉大な記録を思い出させるような活躍だったからだと言われています。
それは、現代の野球では不可能だと思われていた、二刀流を行ったからです。
そのことによって、大谷選手はAP通信の年間最優秀男性アスリート賞を受賞しています。
“astonishing”で「驚異的な」という意味。わりとよく出てくる単語です。
“vividly”は「生き生きと、快活に」という意味。日本語にもなりつつある単語。
1919年にベーブ・ルースがボストン・レッドソックスのプレートとマウンドで主演して(starred)以来、何十年もの間(for many decades)、日常の二刀流選手であった人はほとんどいませんでした(almost no one had been)。そして、野球のトップパワーヒッターの1人で先発投手の1人であった人は誰もいませんでした。
1919年なので、100年以上前の話です。
そのころに、ベーブ・ルースがレッドソックスで二刀流をやっていた。
それ以降、誰もそれをやっている人はいません。
それぞれで一流の成績を残した人がいないどころか、二刀流をやっていた人すらいない状態だったということです。
それだけ、今年の大谷選手の活躍というのがすごいことだったということが分かります。
“almost no one had been”で「ほとんど誰もいなかった」と表現しています。
過去に完了していることなので、過去完了形で表現していますね。
大谷選手は、シルバースラッガー賞で証明されている(evidenced)ように(as)、アメリカンリーグの最もよい指名打者(designated hitter)として126試合でプレーしながら、46ホームランを放ち(hit)、965OPSで100塁打を放ちました(drove)。
大谷選手の今年の打者としての成績について述べています。
大谷選手は、シルバースラッガー賞を受賞されるほどの打者としての活躍をしていました。
指名打者として126試合に出場し、46本塁打と965OPS(出塁率と長打率を足したもの)、100塁打を放ったようです。
“as”が「~のように」という意味で何度も使われています。
“designated”は「指名された」という意味です。
なので、”designated hitter”は「指名打者」となります。
大谷選手は、また(also)、マウンドで23試合先発し(started)、エンジェルスのエースそしてアメリカンリーグのトップの右腕の一人(one of the AL’s top right-handers)として(as)、9勝2敗、ERAが3.18、156の三振で130回3分の1以上を投げました。
次に、大谷選手のピッチャーとしての成績について述べています。
先発投手として23試合に先発した。
成績は、9勝2敗で、ERA(防御率)が3.18、156個の三振を奪って、130回3分の1以上を投げた。
もう少しで、2桁勝利だったという結果。
投手についても、エンジェルスのエース、そしてアメリカンリーグのトップの右腕の一人としての活躍だった。
ここでも、“as”が「~として」という意味で使われています。
彼は8つの3塁打(eight triples)でリーグをリードしました。
そして、彼は頼まれた時には、少し外野でもプレーしました(also played a little outfield)。
それをすべて同時に行うことは、現在生きている人(currently alive)のほとんどがこれまで見たことがないことです。
大谷選手は、足も速い。
なので、3塁打はリーグトップだった。
更に、場合によっては、外野でも守備についた。
これだけいろんなことを一度にする選手というのは、今生きている人のほとんどが見たことがないこと。
ベーブ・ルースが二刀流をやっていたのが100年以上前の話なので、100歳以上の人でないと見たことがない。
そんなすごいことを、今年の大谷はやっていたということです。
“currently”は「現在は、今のところ」というような意味。
今日は、今年のAP通信の年間最優秀男性アスリート賞に大谷翔平選手が選ばれたという話題でした。
今年は、大谷選手の話題がやっぱり多かったですね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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