僕が子供の頃、スーパーカーブームっていうのがありました。
「サーキットの狼」っていう漫画も流行っていたなぁ。
スーパーカー消しゴムもいっぱいあったし…。
「スーパーカーテレビ」みたいな番組もあって、スーパーカーが競争してどっちが勝つかとかやってました。
そんな時、無敵だったのがランボルギーニ・カウンタックLP500S 。
今でも覚えてるからすごいですねぇ。車の名前。
どんな車と競争しても、必ず勝っていた記憶があります。
赤くてガルウイングの格好いい車でした。
今日は、そんな男の子のみんなあこがれたランボルギーニの話です。
まずは、いつものとおり格言みたいなことばから。
「ランボルギーニ、トラクターを運転することはできるかもしれませんが、フェラーリを適切に扱うことはできません。」 ついに完璧な車を作ることにしたのはこの時でした。
どういう意味なんでしょうか?
誰かに言われたんですかね?
あなたはトラクターを作ることはできるかもしれないけれど、フェラーリは扱えないでしょ。みたいな。
あとでストーリーを読むと何となくわかります。
ランボルギーニの創業者のFerruccio Lamborghiniさんのことばです。
まぁ、それを言われたからと言って、無敵のスーパーカーを作るっていうのもすごいですけどね。
今日のトレーナーさんは、Neilさんです。
彼は話題が豊富でレッスンもいつも楽しいものになります。
今日もどんな話になるのか?楽しみです。
では、ストーリーを読んでいきます。
世界クラスの高級スポーツカーメーカーとなると、イタリアのランボルギーニは確かにリストのトップにあります。
そうですね。
ランボルギーニと言えば、めっちゃ高いスポーツカーのイメージです。
とても手が出るようなものではない感じ。
かつ、乗り心地重視というよりは、断然パフォーマンス重視。
たぶん2人しか乗れないし、エンジン音もめっちゃうるさい。
そんなイメージ。
でも、ランボルギーニは、最初は今のそんなイメージの会社ではなかったんですね。
Ferruccio Lamborghiniさんは幼いころから車に興味があって、その技術を磨いていました。
そして、第2次世界大戦後、トラクター製造をする小さなビジネスを始めました。
そう。トラクターを製造する会社だったんです。
やがて、Ferruccio Lamborghiniさんは高速車への情熱を追い求めることができるようになりました。
彼のコレクションの中にはフェラーリがありました。
小さなビジネスと言いながら、結構儲かっていたんですね。
フェラーリを買うことができるなんて…。
イタリアでも、フェラーリはさすがに高級車ですよね?
たぶん。
ドイツではベンツが普通車並みにバンバン走ってますけど…。
彼のフェラーリのクラッチに問題が発生した後、彼は車が彼のトラクターとほぼ同じクラッチ機構を使用していることを発見しました。
分解したんですかね?
フェラーリを分解するのって、めっちゃ勇気がいりますけど…。
車いじりが得意だったからできたんでしょう。
でも、トラクターとフェラーリは同じクラッチシステムだったんですね。
それで、Ferruccio Lamborghiniさんはフェラーリの創設者のEnzo Ferrariに会いに行くんですが…。
彼の不満や提案は単純に消し去られた。
せっかく、教えに行ってあげたのに、足蹴(あしげ)にされたわけです。
Enzo Ferrariにたぶん冒頭の言葉を言われたわけですね。
トラクターのとスポーツカーは違うんですよ。って。
そこで、Ferruccio Lamborghiniは、怒るわけです。
ミーティングは彼に怒りとインスピレーションの両方を残し、最終的にはフェルッチオは、フ