【英字新聞を読む!】キエフを拠点とする日本のジャーナリストは、ウクライナの状況を報告することを誓う!

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昨日に引き続きウクライナ情勢の話です。

ウクライナには、日本人もまだ滞留しているようです。

中には、望んでキエフに残っている人もいます。

今日は、そのような日本人駐在員さんの話を取り上げます。

危険な中で、「第二の故郷」のウクライナのために、何が起こっているのかを発信し続けている。

そんな人の話です。

では、記事全体を読んでみたいと思います。

Kyiv-based Japanese journalist vows to report on Ukraine situation
A Japanese expatriate who works for a local media outlet in Kyiv wants to help restore peace in her “second home.”
キエフの地元メディアで働く日本人駐在員は、彼女の「第二の故郷」で平和を取り戻す手助けをしたいと考えています。

“I want the world to know what’s going on in Ukraine,” said Asami Terajima during a telephone interview with The Yomiuri Shimbun on Friday night local time.
「ウクライナで何が起こっているのかを世界に知ってもらいたい」と、現地時間の金曜日の夜に読売新聞との電話インタビューで寺島麻美は言った。

Terajima is a staff writer for the Kyiv Independent, an English-language online news site.
寺島は、英語のオンラインニュースサイトであるキエフインディペンデントのスタッフライターです。

The center of Kyiv usually brims with people chatting and laughing in cafes and bars, but the atmosphere has changed dramatically following the Russian incursion that began early Thursday.
キエフの中心部は通常、カフェやバーでおしゃべりしたり笑ったりする人々で溢れていますが、木曜日の初めに始まったロシアの侵略を受けて、雰囲気は劇的に変化しました。

Her parents fled to neighboring Poland in early February, but Terajima has chosen to remain in Kyiv. “I can’t tell people what’s going on unless I see it or hear it for myself,” she said.
彼女の両親は2月初旬に隣国のポーランドに逃亡したが、寺島はキエフに留まることを選んだ。 「自分で見たり聞いたりしない限り、何が起こっているのかを人々に伝えることはできません」と彼女は言いました。

Since the Russian invasion, Terajima has uploaded many short breaking-news stories, to quickly provide Ukrainians and others with as much information as possible.
ロシアの侵略以来、寺島はウクライナ人や他の人々にできるだけ多くの情報を迅速に提供するために、多くの短い最新ニュースをアップロードしてきました。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

A Japanese expatriate who works for a local media outlet in Kyiv wants to help restore peace in her “second home.”
キエフの地元メディアで働く日本人駐在員は、彼女の「第二の故郷」で平和を取り戻す手助けをしたいと考えています。

キエフの地元メディアで働く日本人駐在員(Japanese expatriate)は、彼女の「第二の故郷」で平和を取り戻す(restore peace)手助けをしたいと考えています(wants to help)

ロシアの侵攻が始まったウクライナの首都のキエフに日本人駐在員がいるようです。

キエフの地元メディアで働く女性。

彼女は、「第二の故郷」であるウクライナで平和を取り戻す手助けをしたいと考えている。

“Japanese expatriate”で「日本人駐在員」と訳しています

“expatriate”は「海外居住者、海外駐在者」という意味。

動詞だと「国外追放する」という意味もあります。あまり見かけない単語です。

“restore peace”で「平和を取り戻す」と訳しています

“restore”は「(元の持ち主に)戻す」「(元の状態に)戻す」という意味の動詞です。

“I want the world to know what’s going on in Ukraine,” said Asami Terajima during a telephone interview with The Yomiuri Shimbun on Friday night local time.
「ウクライナで何が起こっているのかを世界に知ってもらいたい」と、現地時間の金曜日の夜に読売新聞との電話インタビューで寺島麻美は言った。

「ウクライナで何が起こっているのか(what’s going on)世界に知ってもらいたい(I want the world to know)」と、寺島麻美は、現地時間の金曜日の夜に読売新聞との電話インタビューで語った。

駐在員さんの名前は寺島麻美さんというようです。

日本の読売新聞が、現地時間の金曜日の夜に電話インタビューをした。

そこで、寺島さんは「何がウクライナで起こっているのかを世界に知ってもらいたい」と言っていた。

“what’s going on”で「何が起こっているのか」と表現しています。

“what is going on”ということで、現在進行形ですね。

Terajima is a staff writer for the Kyiv Independent, an English-language online news site.
寺島は、英語のオンラインニュースサイトであるキエフインディペンデントのスタッフライターです。

寺島は、英語のオンラインニュースサイトであるキエフインディペンデントのスタッフライター(a staff writer for the Kyiv Independent)です。

寺島さんは、地元のキエフインディペンデント紙のスタッフライター。

キエフインディペンデントは英語のオンラインニュースサイトだということです。

英語なので、外国向けでもあるのでしょうか。

The center of Kyiv usually brims with people chatting and laughing in cafes and bars, but the atmosphere has changed dramatically following the Russian incursion that began early Thursday.
キエフの中心部は通常、カフェやバーでおしゃべりしたり笑ったりする人々で溢れていますが、木曜日の初めに始まったロシアの侵略を受けて、雰囲気は劇的に変化しました。

キエフの中心部は通常(usually)、カフェやバーでおしゃべりしたり笑ったりする人であふれています(brims with people)

しかし、木曜日の初めに始まったロシアの侵略を受けて、雰囲気は劇的に変化しました(the atmosphere has changed dramatically)

普段のキエフの中心部は、明るい雰囲気だったようです。

昼はカフェで、夜はバーでおしゃべりしたり笑ったりしている人があふれていた。

でも、木曜日の初めにロシア軍の侵攻が始まってからは雰囲気が一変した。

たぶん、人もいなくなったんじゃないでしょうか。

みんなシェルターとか地下鉄の駅に避難しているって書かれていましたね。

高層マンションが砲撃された映像もありました。

“brims with people”で「人々であふれている」と表現しています。

“brim with ~”は「~でいっぱいになる、~であふれている」という意味です。

“the atmosphere has changed dramatically”で「雰囲気は劇的に変化してしまった」と訳しています。

“atmosphere”は「雰囲気」という意味。よく使う単語です。

“has changed”で「変化してしまった」と現在完了形の完了表現をしています。

Her parents fled to neighboring Poland in early February, but Terajima has chosen to remain in Kyiv. “I can’t tell people what’s going on unless I see it or hear it for myself,” she said.
彼女の両親は2月初旬に隣国のポーランドに逃亡したが、寺島はキエフに留まることを選んだ。 「自分で見たり聞いたりしない限り、何が起こっているのかを人々に伝えることはできません」と彼女は言いました。

彼女の両親は2月初旬に隣国のポーランドに逃亡しました(fled to neighboring Poland)が、寺島はキエフに留まることを選びました(has chosen to remain)

「自分自身でで見たり聞いたりしない限り(unless)、何が起こっているのかを人々に伝えることはできません。」と彼女は言った。

寺島さんの両親は、既に隣国のポーランドに避難をしています。

でも、寺島さん自身はキエフに留まることを選んだ。

ご両親も心配だと思います。

一緒にポーランドに逃げることを勧めたんだと思います。

揉めたんじゃないでしょうか。

でも、彼女は自分自身で見聞きしないと何が起こっているのかを世界に伝えることはできないと言って、残ることを決めました。

“fled to neighboring Poland”で「隣国のポーランドに逃亡した」と表現しています。

“fled”は”flee”「逃げる、逃れる、避難する」の過去形。

“free”「自由」と発音の区別が難しい単語ですね。

“unless ~”で「~しない限り」という表現をしています。

これは、とてもよく使う表現。

Since the Russian invasion, Terajima has uploaded many short breaking-news stories, to quickly provide Ukrainians and others with as much information as possible.
ロシアの侵略以来、寺島はウクライナ人や他の人々にできるだけ多くの情報を迅速に提供するために、多くの短い最新ニュースをアップロードしてきました。

ロシアの侵略以来(since the Russian invasion)、寺島はウクライナ人や他の人々にできるだけ多くの情報(as much information as possible)を迅速に提供するために、多くの短い最新ニュースをアップロードしてきました(has uploaded many short breaking-news stories)

寺島さんは、ウクライナ人や他の人々にできるだけ最新の多くの情報を提供してきた。

そのために、多くの短い最新ニュースをアップロードしてきました。

英語サイトなので、外国に住んでいるウクライナ人や他の人向けがメインでしょうか?

いずれにしても、命を懸けた仕事です。

“as much information as possible”で「できるだけ多くの情報」という意味

“as ~ as possible”は「できるだけ~」という有名な熟語です。

“has uploaded many short breaking-news stories”で「多くの短い最新ニュースをアップロードしてきた」と表現しています。

“has uploaded”と現在完了形にすることで、これまでずっとやって来たということを表しています。

今日は、キエフに留まっている日本人の話でした。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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