【英字新聞読解のコツ!】エアバスA340飛行機が初めて南極に着陸!

英語、英会話

南極大陸に、普通の旅客機のエアバスA340が着陸したそうです。

氷の大陸に初めて普通の旅客機が着陸した。

今回は、物資を運ぶために飛んだようです。

でも、普通の旅客機が着陸できるのであれば、ツアー客も行けるということですね。

宇宙に一般の人が行くこともあれば、南極に行くこともできる。

いろんなことができるようになっていっています。

今日は、この話題を読んでいきたいと思います。

まず、記事全体を読んでみたいと思います。

Airbus A340 plane lands on Antarctica for first time
For the first time in history, an Airbus A340 plane has landed on Antarctica.
歴史上初めて、エアバスA340機が南極に着陸しました。

The plane was commissioned by Wolf’s Fang, a new upscale adventure camp on the world’s southernmost continent, and brought much-needed supplies to the resort.
飛行機は、世界最南端の大陸にある新しい高級アドベンチャーキャンプであるウルフズファングから委託され、リゾートに待望の物資を運びました。

Each flight took between five and five and a half hours, and the team spent less than three hours on the ground in Antarctica, covering 2,500 nautical miles.
各飛行には2,500海里をカバーするのに5時間から5時間半かかり、チームは南極の地上で3時間もかかりませんでした。

The blue-ice runway at the Wolf’s Fang property is designated a C Level airport, despite not technically being an airport.
ウルブスファング所有のブルーアイス滑走路は、技術的には空港ではありませんが、レベルCの空港に指定されています。

That means that only highly specialized crew can fly there due to challenging conditions.
つまり、厳しい条件のため、高度に専門化された乗組員だけがそこに飛ぶことができます。

To this day, there is no airport on the White Continent, but there are 50 landing strips and runways.
今日まで、白い大陸には空港はありませんが、50の着陸帯と滑走路があります。

では、1つずつ文章を細かくチェックしていこうと思います。

For the first time in history, an Airbus A340 plane has landed on Antarctica.
歴史上初めて、エアバスA340機が南極に着陸しました。

歴史上初めて(for the first time in history)、エアバスA340 の飛行機が南極(Antarctica)着陸しました(has landed)

エアバスのA340という飛行機が、南極に初めて着陸したそうです。

エアバスのA340というのは、普通に旅客機で使われている機材です。

それが、南極に着陸した。

氷の上に着陸したことになるんだと思います。

“Antarctica”は「南極」です。北極は”Arctic”です。

“has landed”「着陸した」と現在完了形で表現されていることから、既に着陸が完了していることが分かります。

The plane was commissioned by Wolf’s Fang, a new upscale adventure camp on the world’s southernmost continent, and brought much-needed supplies to the resort.
飛行機は、世界最南端の大陸にある新しい高級アドベンチャーキャンプであるウルフズファングから委託され、リゾートに待望の物資を運びました。

飛行機は、世界最南端の大陸(southernmost continent)にある新しい高級(upscale)アドベンチャーキャンプであるウルブスファングから委託された(was commissioned)

そして、リゾートに待望の(much-needed)物資(supplies)を運びました。

A340は、南極にある新しい高級アドベンチャーキャンプからの委託で飛んだようです。

そのキャンプに物資を運ぶために委託された。

簡単には運ぶことができないので、飛行機で運べるととても便利なことはわかります。

“continent”は「大陸」という意味。よく使う単語ではあります。

“upscale”は「高級な、上流階級の」。”up”と”scale”で、何となく想像がつく意味です。

“commission”は名詞で「委託、委任、権限」などの意味動詞で「委託する、権限を与える」という意味です。

Each flight took between five and five and a half hours, and the team spent less than three hours on the ground in Antarctica, covering 2,500 nautical miles.
各飛行には2,500海里をカバーするのに5時間から5時間半かかり、チームは南極の地上で3時間もかかりませんでした。

各飛行には、2,500海里をカバーするのに5時間から5時間半(between five and five and a half hours)かかりました。

そして、チームは南極の地上では3時間未満(less than three hours)しか過ごしませんでした(spent)

南極の空港へのフライトは、2,500海里を5時間から5時間半かけて飛んだ。

そこそこの距離ですね。

日本からアメリカまで10時間ぐらいでしたっけ?

だから、その半分くらい。

日本からシンガポールぐらいでしょうか?

そして、南極には3時間ぐらいしか滞在しなかったようです。

まぁ、物資を下ろすだけなので、下ろす設備さえあれば、長時間滞在する必要はないですよね。

“less than three hours”で「3時間未満」。3時間に満たないということですね。

The blue-ice runway at the Wolf’s Fang property is designated a C Level airport, despite not technically being an airport.
ウルブスファング所有のブルーアイス滑走路は、技術的には空港ではありませんが、レベルCの空港に指定されています。

ウルブスファング所有(property)のブルーアイス滑走路は、技術的(technically)には空港ではありませんが(despite not)、レベルCの空港に指定されています(is designated)

新しいアドベンチャーリゾートのウルブスファングが持っている滑走路は、技術的には空港ではない。

でも、レベルCの空港に指定はされている。

物資などを運ぶための滑走路としてリゾートが所有しているようです。

“property”は「所有、資産」という名詞

“despite”は「~にもかかわらず」というので、よく使う単語です。

“designate”は「指定する」という動詞。

ここでは受け身で”is designated”「指定されている」となっています。

That means that only highly specialized crew can fly there due to challenging conditions.
つまり、厳しい条件のため、高度に専門化された乗組員だけがそこに飛ぶことができます。

つまり(that means)厳しい条件(challenging condition)のため、高度に専門化された(highly specialized)乗務員だけがそこに飛ぶことができます。

氷の滑走路の空港なので、条件が厳しい。

だから、高度な技術をもったクルーだけが、その空港には飛ぶことができるようです。

写真で見ると、ちゃんとグルービング(溝)が彫られているように見えました。

“challenging condition”は「厳しい条件」と訳せます。「挑戦的な条件」と言ってしまいそうです。

“severe condition”でもいいんだと思います。

“that means”は「つまり」と訳しました。

「それが意味するのは」ということで、前の文章の内容を受けているので、「つまり」と訳せます。

To this day, there is no airport on the White Continent, but there are 50 landing strips and runways.
今日まで、白い大陸には空港はありませんが、50の着陸帯と滑走路があります。

今日まで(to this day)、白い大陸には空港はありません。

しかし、50の着陸帯(landing strips)と滑走路があります。

白い大陸というのは、南極大陸ということです。

南極大陸には、空港はないけれども、ウルブスファングの所有する滑走路のような滑走路は50もあるようです。

“strip”は名詞で「細長い切れ」という意味

ちょうど滑走路の形のことですね。

今日は、南極大陸に普通の旅客機のエアバスA340が初めて着陸したという話題を取り上げました。

たぶん、これまでは、軍用機のような飛行機が着陸していたんでしょうね。

普通の旅客機が着陸できると、いろんなものが運べるんだと思います。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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