北京冬季オリンピックが終わってしまいました。
いろんな競技で楽しむことが出来ました。
一方で、審判の判定や規程違反の測定方法などに議論もあった大会でした。
でも、全般的に見て、とても良い大会だったと思います。
日本チームの活躍もたくさんありました。
今日は、北京冬季オリンピックの閉会式の記事を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
オリンピックの家族は、北京冬季オリンピックへの最後の別れのために、鳥の巣として知られる国立競技場に戻りました。スリル、流出、論争のシェアを超える2週間の競技が、日曜日の夜にきらびやかな閉会式で終了しました。
About 70 members of the Japanese team participated in the ceremony, with women’s speed skater Arisa Go serving as flag-bearer as she did at the opening ceremony.
式典には日本チーム約70名が参加し、開会式と同様に女子スピードスケート選手の郷亜里砂が旗手を務めた。
The athletes, donning their bright red winter coats with gray pants, walked around the stadium waving to the limited crowd and taking pictures of themselves and the venue.
アスリートたちは、真っ赤な冬のコートに灰色のズボンをはいて、限られた群衆に手を振ってスタジアムを歩き回り、自分たちと会場の写真を撮りました。
Bronze medal-winning speed skater Wataru Morishige beamed as he was carried by his fellow athletes. Figure skater Kaori Sakamoto, also a bronze medalist, happily posed for keepsake photos with other athletes.
銅メダルを獲得したスピードスケート選手の森重航は、仲間のアスリートに運ばれて笑っていました。銅メダリストでもあるフィギュアスケート選手の坂本花織は、他のアスリートとの記念写真のポーズをとっていました。
Japan will leave Beijing 2022 with a total of 18 medals — three golds, six silvers and nine bronzes — for its best-ever showing at a Winter Olympics, eclipsing by five the previous best set four years ago at Pyeongchang.
日本は、金メダル3個、銀メダル6個、銅メダル9個の合計18個のメダルを獲得し、4年前の平昌での過去最高を5個上回り、冬季オリンピックで史上最高のメダルを獲得して2022年北京を離れます。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
オリンピックのファミリーは、北京冬季オリンピックへの最後の別れのために(for a final farewell)、鳥の巣として知られる(known as the Bird’s Nest)国立競技場に戻った(returned to the national stadium)。スリル、流出、論争(thrills, spills and controversy)の共有を超える2週間の競技が、日曜日の夜のきらびやかな閉会式(a glittering closing ceremony)で終了した。
北京冬季オリンピックが閉幕しました。
開会式が行われた”鳥の巣”と呼ばれる国立競技場にアスリートたちが戻ってきた。
これで、2週間にわたる競技が終了しました。
スリル、流出、論争と言っているのは、「禁止薬物疑惑」とか「判定についての論争」のことを言っているのでしょうか?
“known as the Bird’s Nest”で「鳥の巣として知られる」という意味を表しています。
“known as ~”で「~として知られる」はよく使う表現です。
“a glittering closing ceremony”で「きらびやかな閉会式」と表現しています。
“glittering”は「キラキラ光る」とか「輝かしい」とか言う意味の形容詞です。
式典には日本チームの約70人が参加し(participated)、開会式と同様に(as she did at the opening ceremony)女子スピードスケートの郷亜里砂が旗手を務めました(serving as flag-bearer)。
閉会式には、日本の選手は約70人が参加した。
そして、旗手は、開会式でも旗手を務めた郷亜里砂選手が務めた。
もう、あれから2週間も経ってしまったんですね。
あっという間に終わってしまったという感じです。
アスリートたちは、真っ赤な冬のコートに灰色のズボンをはいて(donning their bright red winter coats with gray pants)、限られた群衆に向かって手を振ってスタジアムを歩き回り(walked around the stadium)、自分たちと会場の写真を撮っていました(taking pictures of themselves and the venue)。
競技を終えたアスリートたちは、会場のスタジアムを手を振りながら歩き回った。
日本のユニフォームを着て。
そして、会場には、制限された観客が入っていたようです。
選手たちは、自分たちと会場の写真を撮っていた。
閉会式でよく見かける光景ですね。
“donning their bright red winter coats with gray pants”で「真っ赤な冬のコートに灰色のズボンをはいて」と表現しています。
“don”というのは、名詞ではいわゆる「ドン、ボス、首領」という意味ですが、動詞では「身につける、着用する」という意味があります。
銅メダルを獲得したスピードスケート選手の森重航は、仲間のアスリートに運ばれて(as he was carried by his fellow athletes)笑っていました(beamed)。
銅メダリストでもある(also a bronze medalist)フィギュアスケート選手の坂本花織は、他のアスリートとの記念写真のポーズを楽しそうにとっていました(happily posed for keepsake photos)。
閉会式の楽しそうな風景が表現されています。
スピードスケートの銅メダリストの森重選手は、他の選手たちに担がれて?、笑っていたようです。
女子フィギュアスケートの坂本花織選手は、他のアスリートたちと記念写真のポーズを楽しそうにとっていた。
開会式は、これから戦いが始まるという感じで、緊張感があることが多いです。
一方で、閉会式は、競技がすべて終わった後なので、いつもこのような和やかな雰囲気、楽しそうな感じがしますよね。
“beamed”で「笑っていた」と訳しています。
“beam”には、日本語でも「ビーム」と言うように「光を発する」という意味もありますが、「ニコニコ笑う」という意味もあります。
“happily posed for keepsake photos”で「記念写真のポーズを楽しそうにとっていた」と訳しています。
“keepsake photos”で「記念写真」ですが、
“keepsake”は分解すると”keep”「取っておく」”sake”「目的」なので、「記念の品、形見」などという意味があります。
日本は、金メダル3個、銀メダル6個、銅メダル9個の合計18個のメダルを獲得し、4年前の平昌での過去最高を5個上回り(eclipsing by five the previous best)、冬季オリンピックで史上最高のメダルを獲得(its best-ever showing)して2022年の北京を離れます(will leave Beijing)。
今回の日本チームは全体で18個のメダルを獲得した。
金メダル3個、銀メダル6個、銅メダル9個。
金メダルは、スノーボードの平野選手、スキージャンプの小林選手、スピードスケートの高木選手ですね。
銀メダルは、カーリングチームが印象的でした。
銅メダルはスノーボードの村瀬選手の記事を取り上げました。
“eclipsing by five the previous best”で「過去最高を5個上回った」と表現しています。
“eclipse”には「影を投げ掛ける、暗くする、覆い隠す」という意味のほかに、「(~を)しのぐ、上回る」という意味があります。
ここで言うと、過去の記録を「覆い隠す」→「しのぐ、上回る」という感じなんだと思います。
今日は、北京冬季オリンピックの閉会式の話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました
こうぷー
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