北京オリンピックの女子カーリングで、日本が決勝に進みました。
天敵のスイスを下して、番狂わせを演じました。
一方で、イギリスも世界チャンピオンのスウェーデンとの死闘を制し、決勝に進んだようです。
決勝戦は、日本対イギリスになりました。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
英国は、金曜日の緊迫した対決で、2018年のオリンピックチャンピオンであるスウェーデンを延長の末、12-11で下し、金曜日の冬季オリンピックでのサプライズファイナリストである日本との女子カーリング金メダル争いに進みました。
Japan, who finished fourth in the standings, upset Switzerland at the National Aquatics Centre to reach their first ever Olympic final in the sport.
順位で4位に終わった日本は、国立水泳センターでスイスを番狂わせで倒し、このスポーツで初めてのオリンピック決勝に進出しました。
Japan, the 2018 bronze medallists, stunned world champions Switzerland to book their place in the final, completing a remarkable turnaround for skip Satsuki Fujisawa’s team who scraped into the playoffs after the last round-robin session.
2018年のブロンズメダリストである日本は、世界チャンピオンのスイスを驚かせて決勝に進出し、最後の総当たり戦の後にプレーオフに残ったスキップの藤澤五月のチームは、素晴らしい逆転を完了しました。
“I’m still dreaming,” Japan’s third player Chinami Yoshida said. “I have never dreamed I am going into the Olympic gold-medal stage, but tomorrow it is coming. I will play the gold-medal game in the Olympics… it’s amazing.”
「私はまだ夢を見ている」と日本の3人目の吉田知那美選手は語った。 「オリンピックの金メダルのステージに入るとは夢にも思っていませんでしたが、明日にはやってきます。オリンピックで金メダルを争う試合をやる…すごいです。」
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
イギリスは、金曜日の緊迫した対決(in a tense showdown)で2018年のオリンピックチャンピオンであるスウェーデンを延長の末(in an extra end)、12対11で下し(edged)、金曜日の冬季オリンピックでサプライズファイナリストである日本との女子カーリング金メダル争い(gold-medal contest)に進みました(advanced)。
イギリス目線で記事が始まっています。
イギリスは、前回のオリンピックチャンピオンのスウェーデンとの死闘を制し、決勝に進んだ。
延長戦の末、12対11という僅差で勝利して、対決を制した。
決勝では、サプライズファイナリストである日本と対決をします。
サプライズファイナリストと書いてあるので、日本が決勝に進むのが驚きだということが分かります。
“in a tense showdown”で「緊迫した対決」と表現しています。
“tense”は「緊張した、緊迫した」という形容詞。
“showdown”は「土壇場、天王山、決戦の場」という意味です。
これで、この試合がどれだけ大変なものであったかがわかります。
4位の順位(the standings)で終わった日本は、国立水泳センターでスイスを番狂わせで倒し(upset)、このスポーツでオリンピックの決勝に初めて進出しました(reach their first ever)。
総当たり戦で4位に終わった日本は、1位だったスイスと準決勝に対決しました。
普通、1位のチームが4位を倒すというのが通常ですよね。
そこで日本は番狂わせを演じ、見事決勝に進出した。
日本がカーリングでオリンピックの決勝に進むのは、初めてのことです。
“upset”で「番狂わせで倒した」と表現しています。
“upset”は「慌てさせる」などという意味もありますが、「ひっくり返す」という意味もあります。
スポーツなどでは、「(強い相手を)番狂わせで倒す」という意味があり、ここではこれを表現しています。
単に”win”「勝つ」というのではなく、”upset”を使うことで、その勝利の意味も表現できますね。
2018年の銅メダリストである日本は、世界チャンピオンのスイスを驚かせて(stunned)決勝に進出した(book their place in the final)。
最後の総当たり戦の後にプレーオフに残った(scraped into the playoffs)スキップの藤澤五月のチームは、素晴らしい逆転(a remarkable turnaround)を完了させた(completing)。
前回のオリンピックで銅メダリストだった日本は、スイスに劇的な勝利をして決勝に進んだ。
総当たり戦の最後でスイスと対決した日本は、完敗しましたからね。
オリンピックの対戦成績がそれで1勝5敗じゃなかったでしょうか?
記事で「天敵スイス」って書かれていました。
しかし、日本は、そのスイスに準決勝で驚きの勝利をして決勝に進んだ。
“stunned”で「驚かせた」と表現しています。
“stun”には「驚かせる、びっくりさせる、あぜん[ぼうぜん]とさせる、衝撃を与える」などの意味があります。
とにかく、びっくりさせたということです。
“scraped into the playoffs”で「プレーオフに残った」と訳しています。
“scrap”にはいわゆる「スクラップ」と言われる「残り物」とか「かけら」という意味があるので、「何とか残った」ということが表現されています。
「私はまだ夢を見ています(am still dreaming)」と日本の3番目の選手の吉田知那美は語った。
「オリンピックの金メダルのステージに入るとは夢にも思っていませんでした(have never dreamed)が、明日にはやってきます(it is coming)。私がオリンピックの金メダルを争う試合をやる…すごいです(it’s amazing)。」
日本は、世界ランキングでは6位とか7位とかぐらいの位置のようです。
なので、決勝に進んで金メダル争いの対決をすることになるとは、選手自身も思っていなかった。
吉田選手は「夢にも思っていなかった」と言っています。
でも、それは、現実に明日やってきます。
日本は総当たり戦ではイギリスに敗れています。
でも、同じように総当たり戦で完敗したスイスにも勝ちました。
イギリスにも雪辱して、金メダルを獲得してほしいものです。
今日は、カーリング女子の準決勝の話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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