【英字新聞読解のコツ!】日本の水族館で水中銀河を駆け抜けるイワシ!

英語、英会話

愛知県の水族館で珍しいショーをやるようです。

約10,000匹のイワシの群れが、形を変えながら泳いでいる様子を見るショー。

「イワシ銀河」と名付けられているようです。

群れが、光やサメが近寄ってくると、急激に形を変化させる。

しかも、いろんな形に変えるようです。

キラキラしたイワシが自由に形を変えるショーを今日は読んでいきます。

まずは、記事全体を読んでみたいと思います。

Sardines schooling through underwater galaxy at Japan aquarium
A school of about 10,000 sardines can be observed in an underwater show called “sardine galaxy,” scheduled to start Saturday at Minamichita Beach Land, an aquarium in Mihama, Aichi Prefecture.
愛知県美浜町の水族館、南知多ビーチランドで土曜日に開催される「イワシ銀河」と呼ばれる水中ショーでは、約1万匹のイワシの群れが見られます。

The sardines, caught in the Seto Inland Sea, will be guided by fishing lights and food during the show.
瀬戸内海で獲れたイワシは、ショー期間中、釣り灯や餌で案内されます。

Visitors will be able to see their sudden movements as the fish react to rays and sharks swimming in the same tank.
魚が同じ水槽で泳ぐ光線やサメに反応するとき、訪問者は彼らの突然の動きを見ることができます。

The theme of “galaxy” is inspired by such astronomical phenomena as comets.
「銀河」のテーマは、彗星などの天文現象から着想を得ています。

“I hope visitors will enjoy [seeing] the beautiful schools of fish,” an aquarist said. “And I hope it becomes a wonderful winter memory.”
「訪問者が美しい魚の群れを楽しんでくれることを願っています」と水族館の人は言いました。 「そして、それが素晴らしい冬の思い出になることを願っています。」

それでは、いつものように1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

A school of about 10,000 sardines can be observed in an underwater show called “sardine galaxy,” scheduled to start Saturday at Minamichita Beach Land, an aquarium in Mihama, Aichi Prefecture.
愛知県美浜町の水族館、南知多ビーチランドで土曜日に開催される「イワシ銀河」と呼ばれる水中ショーでは、約1万匹のイワシの群れが見られます。

愛知県美浜町の水族館(an aquarium)、南知多ビーチランドで土曜日に始まる予定(scheduled to start)の「イワシ銀河」と呼ばれる水中ショー(underwater show)では、約10,000匹のイワシの群れ(school)見られます(can be observed)

愛知県の水族館でちょっと変わった水中ショーが見られるようです。

「イワシ銀河」と呼ばれる水中ショー。

写真でもわかるように、イワシの群れが銀河のような形を作っています。

“school”は「学校」というのがすぐに思い浮かびますが、「群れ」とか「集団」という意味もあります。

“can be observed”は「見られます」と訳していますが、「観察されることができます」って感じですね。

The sardines, caught in the Seto Inland Sea, will be guided by fishing lights and food during the show.
瀬戸内海で獲れたイワシは、ショー期間中、釣り灯や餌で案内されます。

瀬戸内海で取れた(caught in)イワシ(the sardines)は、ショーの間、フィッシングライトや餌で案内されます(will be guided)

知多半島の水族館なのに、瀬戸内海で取れたイワシを展示しているんですね。

約10,000匹のイワシたちは、ショーの間、フィッシングライトや餌で誘導されるようです。

それらをうまく使って、いろんな形に変化させるんでしょう。

“sardine”は「イワシ」ですね。

「オイルサーディン」とか言って、スーパーとかでも缶詰を売っています。

文法の話としては、まず“The sardines”「イワシ」と言ってから、“caught in the Seto Inland Sea”「瀬戸内海で取れた」と後ろから説明しています

これも、英語のいつもの語順ですね。

後ろから詳細説明をするということ。

英会話をしたりするときには、この語順に慣れる必要があります。

Visitors will be able to see their sudden movements as the fish react to rays and sharks swimming in the same tank.
魚が同じ水槽で泳ぐ光線やサメに反応するとき、訪問者は彼らの突然の動きを見ることができます。

来館者は彼らの突然の動き(sudden movements)を見ることができます。

魚が、光線や同じ水槽(same tank)で泳ぐサメに反応する(react)とき(as)…。

来館者は、イワシの群れが急に形を変えて泳ぐのを見ることができるようです。

光線が当たったり、サメが泳いで来たりしたときに、全体的に群れの形を変える。

すると、いろんな形に急に変化する様子がわかる。

“react”は「反応する」と訳せます。反応して”act”「動く」って感じですね。

この文章でも、まず、「来館者はイワシの突然の動きを見ることができる」と言った後、

「光線やサメに反応して…。」と理由を後から説明しています。

The theme of “galaxy” is inspired by such astronomical phenomena as comets.
「銀河」のテーマは、彗星などの天文現象から着想を得ています。

「銀河」のテーマは、彗星(comets)などの天文現象(astronomical phenomena)から着想を得ています(is inspired)

「イワシ銀河」の「銀河」は、彗星などの天文現象からインスパイアーされている。

銀色のイワシがキラキラしながら、いろんな形に変えることをたとえているんだと思います。

“is inspired”で「着想を得ている」と訳しています。

“inspire”は「影響を与える」とか「刺激を与える」という感じ。その受身形で「影響を与えられている」って感じですね。

“I hope visitors will enjoy [seeing] the beautiful schools of fish,” an aquarist said. “And I hope it becomes a wonderful winter memory.”
「訪問者が美しい魚の群れを楽しんでくれることを願っています」と水族館の人は言いました。 「そして、それが素晴らしい冬の思い出になることを願っています。」

「私は、来館者が美しい魚の群れ(the beautiful schools of fish)を見るのを楽しんでくれることを願っています。」水族館の人(an aquarist)は言いました。

「そして、それが素晴らしい冬の思い出(a wonderful winter memory)なる(becomes)ことを願っています。」

「イワシ銀河」の美しい群れの動きを楽しんでくれたらいいと、水族館の人は言っています。

それが、素晴らしい冬の思い出になればいいなぁ。とおっしゃっています。

きれいな魚の群れの動きが、きれいな思い出になればいいなぁという思いで企画されたのではないかと思います。

今日は、愛知県南知多の「イワシ銀河」のショーの記事を読みました。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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