JP Morganってあんまり知りません。
モルガンスタンレーっていうのはよく聞きますが…。
でも、調べてみると、モルガンスタンレーはJP モルガンの投資部門が分離独立してできたらしい。
関係があるみたいですね。
今日のトレーナーさんはTerryです。
ジンバブエの国の人。
僕と波長が合います。
僕のこともよく思ってくれているように思います。
まず、最近の仕事のことを聞かれました。
そして、月曜日は休むのか?って聞かれました。
火曜日は休みやけど、月曜日は…。って言うと…。
月曜日も休んで、連休にしないのか?って。
僕は、仕事が忙しいから、休んだら他の日がしんどくなるって言いました。
すると、Terryは、次のように表現してくれました。
私のビジネスは現在非常に要求が厳しく、余分な休日をとる余裕はありません。
その通りなんです。
めっちゃ忙しくて…。
“Definitely!”って答えておきました。「確かに!」とか「そのとおり!」って感じですね。
そんなことで、まず最初は格言みたいなことばから…。
それは実際には価格の問題ではありませんでした。 それは成功の問題でした。
なんなんでしょう?
ちょっと意味深なことばです。
John Pierpont Morgan、モルガン財閥の創始者のことばです。
ストーリーを読んでいったら、この意味が解るんでしょうか?
分からなかったので、Terryに意味を聞きました。
すると、「金の問題じゃない、うまく行くかどうかが問題だ」という意味らしいです。
つまり、金はふんだんにあるので、うまく行くならいくらでも出せるということらしい。
JPモルガンらしい言葉ですね。
だから、嫌われるんだろうと思います。
ということで、ストーリーに入っていきます。
ジョン・ピアポント・モーガンは、彼の時代で最も強力な男性の1人でした。 彼は金融業界のリーダーであり、銀行の巨人であるJPモルガンチェースの創設者でした。
あまり説明はいらないですね。
そういう人だったんです。
力ありそうですね。
19世紀は、アメリカは経済基盤を構築している最中でした。
その中で、JPモルガンは激しい権力競争の一歩先を行っていました。
そして、彼は父親の遺産を引き継ぎ、その名を銀行界に刻んだのでした。
彼の莫大な富と大胆なビジネスアプローチを使用して、彼は彼らの株の大部分を買うことによって、彼の競争相手を巧みに構想から外しました。
怖いですねぇ。
莫大な資金で株を買って、競争相手を追い落とす。
ドンドン影響力が増していきますね。
アメリカ金融界での…。
その手法は…。
彼は小さな問題のある会社から始めて、徐々に大企業を所有するようになりました。
ここでも影響力を徐々に強めていく感じが出てます。
まずは小さくて問題のある会社から…。
徐々に大企業へと。
そして、国の基幹的な企業に行くんじゃないですか?
彼は、鉄道、鉄鋼、電気、銀行業界を独占することで会社を合理化し、より安定した収益性の高いビジネスを確保しました。
ね。やっぱり予想どおり。
ドンドン国の中心的な企業を侵食していったわけです。
この手法は「モルガニゼーション」と呼ばれました。
何となく、話の流れからしても、いいイメージでは捉えられていませんね。
こんな感じだから、JPモルガンは実際にも彼の時代では最も影響力がありました。
彼は非常に影響力があったので、アメリカが経済危機に陥るのを防ぐのに役立ちました。
いいことしたんじゃないか?と思います。
どんなことをしたかと言うと…。
彼は、市場を安定させる目的で、国のトップの金融業者を率いて苦戦している金融機関を救済するために、連邦政府に数百万ドルを貸すことによってこれをしました。
国のトップの金融業者を率いて、連邦政府に数百万ドルを貸すことでアメリカが経済危機に陥るのを防いだわけです。
いいことやっているハズなんですけどね…。
でも、そもそもの印象が悪いので、何か裏があるんだろう…。とか思われるんですかね。
また、アメリカの業界を牛耳って、自分の思いどおりにしようとするんじゃないか?と思われるんですかね。
経済危機を回避するという彼のイニシアチブにもかかわらず、彼の巨大な力が彼自身の利益のために金融システムを操作する可能性があることを恐れて、多くの人が彼を拒否し、批判しました。
モルガニゼーションの印象が悪いんでしょう。
みんな、国の経済を自分の思いどおりにしようとしていると思ったんでしょうね。
みんなが、John Pierpont Morganの思いどおりにされるのを恐れているわけです。
逆に言えば、それぐらい影響力があったということです。
ストーリーはここまで。
では、今日もまた質問が始まります。
競争相手を買収するという考えについてどう思いますか?
近年、競争相手を買収することは認められていなんじゃないですか?
特に独占になる場合は、ダメですよね。
独占禁止法に抵触します。
買収するのは企業にとってはいいのかもしれませんが、消費者にとっては良くないです。
企業にとっては良いことかもしれませんが、顧客にとっては良くありません。
独占されると価格とかを自由に引き上げたりできますからね。
Terryも同意してくれました。
企業が独占すると、企業の思いどおりにコントロールするし、価格も決めたい放題…。
というようなことを言っていました。
次の質問に移ります。
これはあなたの国の企業で一般的に行われていますか?
一般的ではないですね。
先ほども書いた通り、独占禁止法に抵触します。
なので、公正取引委員会(Japan Fair Trade Commission)が、取り締まります。
そんなことが回答でしょうか?
日本では一般的ではありません。 日本には公正取引委員会があり、業界の独占を取り締まっています。 ですから、日本では起こりません。
少し丁寧に説明をしました。
Terryも同意してくれました。
独占しているような企業はあるか?と聞いてきたので、そんな会社は今はないと思う。と答えておきました。
さらに次の質問に行きます。
業界を独占している会社を知っていますか?
独占かどうかはわからないですが、シマノという自転車部品のメーカーは有名です。
スポーツ自転車部品では85%を超すシェアがあるらしい。
その辺のことを回答したいと思います。
スポーツ自転車部品メーカーのシマノは、世界で85%以上のシェアを持っていることで有名です。
完全独占じゃないですけどね。
シェア85%と言ったら、かなり独占に近いと思います。
Terryは、このメーカーのことを知らなかったようで、驚いていました。
そして、TOYOTAも日本では独占じゃないのか?と聞いてきたんですが…。
僕は、NISSANもMITSUBISHIもあるので、TOYOTAは日本でも独占ではないと答えました。
世界的にはやっぱり、TOYOTAが有名なんですかね?
続いて、次の質問です。
業界を独占することの長所と短所は何ですか?
企業にとってはいいことなのかもしれませんが、消費者にとってはいいことはありません。
そのあたりのことについて言えればいいのかな?
彼らが業界を独占するならば、会社にとって多くの長所があります。 彼らは業界をコントロールし、製品やサービスの価格を簡単に定義することができます。 彼らは競合他社について考える必要はありません。 しかし、顧客にとっての短所しかありません。 複数の会社の製品を比較することはできず、価格を受け入れる必要があります。 その後、製品やサービスの品質は悪化します。
ということで、会社にとってはメリットがあっても、消費者にはデメリットしかないと思います。
Terryは全くそのとおり。と同意してくれました。
さっきから、言っていることばっかりですからね。
企業にとっては都合がいいかもしれないけれども、消費者や顧客にとってはいいことはない。
そして、最後の質問です。
あなたの会社が厳しい競争にどのように対処しているかについて話し合ってください。 このアプローチについてどう思いますか?
難しいですね。
僕の会社は空港なので、そんなに競争が激しいわけではないですが、独占という考え方ではないです。
お客さまの声を聴いて、それに丁寧に対応することかな?
独占するというアプローチは取らないと思います。
私たちの会社は空港会社であるため、このような独占的なアプローチは行っておりません。 むしろ、私たちは他の空港と提携し、一緒に成長または改善します。 このような戦略をとることで、航空産業の発展に貢献することができ、多くの乗客や航空会社を空港に迎えることができます。
Terryは僕の仕事のこともよく知ってくれているので、この回答にも納得してくれました。
そして、ここでタイムアップ。
これで今日のレッスンは終了です。
Terryさんのフィードバックは、
大きなことを考えて、あなたが毎日そして常により良くすることができるあなたの能力を決して見下さないでください。 明日の朝はしごを登り続けましょう!
Terryはいつもちょっと違ったコメントをしてくれるので、楽しみです。
今日もいいレッスンをすることができたと思います。
また、明日も頑張ります。
こうぷー
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