昨日は、TOYOTAの話でしたが、今日はFORDの話です。
FORDは世界で最初に自動車を大量生産した会社ですよね。
フォードT型として有名です。
そんなHenry Fordが、海外にタイヤ工場を作るために進出して失敗した話みたいです。
今日のトレーナーさんはTerryさんです。
今、SUITのシーズン7の第2話を見ているんやって。
ちょっと遅いな。
Amazon Primeでは、シーズン8が見れるようになってます。
そんな話を最初のSmall talkでして、レッスンに入っていきました。
では、まずはいつものように、格言のようなことばから…。
真の文化的多様性は、単一の国民的スタイルの孤立した発展からではなく、アイデア、製品、および影響力の交換から生じます。
Tyler Cowenさんという人のことばみたいです。
経済学者で大学教授、まだご健在のかたのようです。
どういう意味かと言うと、たぶん真の文化の多様性はいろんな人々のコミュニケーションで生まれる。
何処かの1つの国の1つの考え方の押し付けでは生まれない。
そんな感じの意味なんでしょうか。
Terryさんにどう思うか?って聞かれたので、「その通りだと思う」と答えました。
多様性は、いろんな人々の交流から生まれると思います。
1つの国の習慣の押し付けでは決して生まれることはありません。
では、今日のストーリーに入っていきます。
アメリカの自動車大手の1つの背後にいるヘンリーフォードは、中産階級が自動車を利用できるようにしました。
Henry Fordは、最初に書いたとおり、正解で初めて自動車を大量生産した人です。
それによって、中産階級の人たちも自動車を利用できるようになりました。
彼は、Model Tという車を発表したとき、めっちゃ広告にお金をかけました。
すべての新聞が彼の車の宣伝をしているということを確認したかった。
ベンチャーは成果を上げ、短期間でモデルTの製造と販売が成功しました。
まだその頃は、フォードもベンチャー企業レベルだったということでしょう。
でも、めっちゃ成功したんですよね。
”went through the roof”って表現でよくわかります。
直訳すると「天井まで行った」ですから。
でも、フォードの悪い判断による影響もあったっていうんですね。
たぶん、独断でいろんなことをしただろうから、そんなこともあったんでしょう。
話は続きます。
フォードは彼のビジネスを世界規模で拡大したかった。 彼はアマゾンに自分の車のゴムタイヤを製造する巨大な工場「フォードランディア」を設立しました。
ゴムタイヤを作るためだけの工場をアマゾンに作ったわけです。
プランテーションですかね?
でも、物事は計画どおりには進みませんでした。
それはなぜかと言うと…。
地元の労働者が「アメリカの方法」で生きることを余儀なくされ、自分の家でさえタバコとアルコールを消費することを禁じられたとき、彼は一線を越えました。
アマゾンの地域で暮らす人たちの生活の仕方を、一切考慮しなかったんですね。
しかも、仕事場だけならともかく、家に帰ってからのことまで禁じてしまった。
お酒もたばこも禁止。
しかも、職場だけでなくて、家でもダメって。
そこで、一線を越えてしまったんですね。
労働者はすぐに反乱を起こし、仕事を拒否し、フォードは利益なしにゴム農園を閉鎖しました。
ちょっとやりすぎてしまった。
仕事以外のことでも縛ってしまっては、反乱がおきてしまいますね。
違う国には、その国の習慣があるので、それに合わせないといけない部分もあるわけです。
それを、FORDは理解しなかった。
ヘンリー・フォードがこの費用のかかる過ちから学んだと考えるのが確実です。さもなければ、彼の会社は自動車の歴史の底に永遠に追いやられていたでしょう。
痛い思いをしましたからね。
それでも、また違う国で同じことを繰り返していたのでは、没落していくのみです。
その辺は、失敗からきちんと学ぶということは、仕事をする上では、大事なことです。
彼がブラジルの地元の人々に自分の文化を強制していなかったら、フォードランディアも大成功だったかもしれません。
フォードがブラジルの地元の人々の文化を理解していたら、反乱も労働を拒否することもなかったかもしれません。
そうすれば、フォードランディアもうまく行って、大成功だったでしょう。
企業がグローバルに事業を拡大することを決定する場合、ビジネスリーダーは文化の多様性を考慮に入れる必要があることを示しています。
ここらあたりも、繰り返しですね。
企業がグローバルに展開するためには、展開していく国々の文化の多様性を考慮に入れる必要があります。
そうしないと、フォードランディアみたいな話になってしまうわけです。
これは、多国籍企業が学ぶことができる1つの教訓です。
まさしく、フォードのこの出来事は、よくわかる教訓になっていると思います。
今日は、めずらしく失敗に関する話でした。
このストーリーが語っている通り、失敗から学ぶということも、必要なことです。
それでは、質問に移っていきます。
フォードランディアの失敗の原因は何ですか?
これは、ストーリーに書いてありましたね。
現地の人たちの多様性を尊重しなかったことが原因です。
フォードは労働者に「アメリカの方法」で生活することを強制し、自分の家でタバコとアルコールを消費することを禁じました。すぐに、労働者は反乱を起こし、働くことを拒否し、フォードは結局フォードランディアを閉鎖した。
ストーリーの中でも書きましたが、ちょっとやりすぎですね。
普段の生活にまで干渉すると、良くない結果になってしまいます。
Terryさんは、もう少し違う角度での回答を求めてきました。
僕が言っていることも正しいけれども、ちょっと違う回答もあると…。
フォードは地元の人々の文化的多様性を理解できませんでした。
おっしゃる通りです。
直接的な意味では、Terryさんの答えが正しい。
That’s right! Definitely.と言いました。
次の質問に移ります。
文化の多様性を理解することは、グローバルなビジネスの成功に役立ちますか? どうして?
これは、さっきの質問の裏返しのような質問ですね。
それぞれの文化の多様性を理解することが重要だとしか言いようがないですかね?
その土地に行けば、その土地の文化をある程度は尊重しないと事業はうまく行かないと思います。
世界規模に進出する場合、事業を円滑に運営するためには、多くの国でのライフスタイルや考え方を考える必要があります。
どうでしょうか?
まぁ、当たり前だとは思いますけど…。
Terryさんの反応は、その通りだと言っていました。
さらに、次の質問に進みます。
文化的に多様な職場で働きたいですか? なぜまたはなぜそうではないのですか?
僕は、基本的に、いろんな国の人のことが好きなので、多様な人のいる場所で働きたいですね。
その方が、いろんな考え方に刺激を受けて、楽しいと思います。
さまざまな国の人々から多くの考え方を知ることができるので、文化的に多様な職場で働きたいと思っています。
それに、僕はなぜか外国人の人に気に入られるような気がします。
日本人にはそんなに人気がないんですけどね(笑)
自分でも不思議です。
Terryさんには、なぜか?と聞かれました。
「いろんな国の人と話したほうが、良い解決策が見つかるから。」と答えました。
判断は、少し遅くなるとは思いますけどね。
いろんな考え方が出るだろうと思うので。
それでも、そのほうが楽しいと思います。
次の質問に行きましょう。
私たちの失敗から学ぶことがビジネスにおいてなぜ重要なのですか?
これは、ごくごく当たり前のことに対する質問のように思います。
失敗から学ばなければ、成長はありませんし、そんな会社は潰れてしまいます。
できれば、失敗しないほうがいいですが、失敗した場合はそこから十分学ぶ必要があります。
同じ失敗を繰り返さないことは、ビジネスを継続するために非常に重要です。 同じ失敗を何度も繰り返すと、顧客からの信頼が失われ、倒産してしまいます。
人でも企業でも、失敗から何も学ばないのなら、後は没落していくのみです。
そこから何を学ぶか?ということが重要だと思います。
Terryさんからも特に質問はありませんでした。
それでは、最後の質問に移ります。
海外で新しいオフィスを管理するように依頼されたと想像してみてください。 ビジネスを成功させるために、地元の文化を学ぶように何をしますか?
まずは、コミュニケーションをとって、理解をすることが必要でしょう。
理解をできないと、なかなかうまく一緒に仕事をして行けないと思います。
また、自分を受け入れてもらわないといけないので、自分自身も理解してもらう必要もあります。
地元の文化を理解するために、できるだけ地元の人々と多くの時間を過ごし、多くのことについて話し合ったりします。
まずは、その国の人たちの考え方を理解することが重要です。
Terryさんは、何か意見があったときに、その理由まで理解することが重要だと言っていました。
正しいと思います。
その意見の背後まで理解できるようになると、その人たちのことを理解できていると思います。
今日も、なかなか難しい質問が多かったです。
それでは最後に、Terryさんのフィードバックです。
あなたのビジネス洞察力のスキルを成長させることによって、あなたをあなたの会社、あなたの社会、そして個人的な空間で効果的で成長しているビジネスマンにしましょう。 あなたはそこに行きます。そしてあなたがあなたをサポートするために私を信頼し続けることは喜びです。Koすごくありがとう!
めっちゃ褒めてくれてますね。
Thanks a million Ko!って表現があるんですね。
明日もまた、頑張ります。
こうぷー
コメント