昨日、井上尚弥選手対ノニト・ドネア選手の第2戦が行われました。
第1戦のフルラウンドの激しい攻防とは違った、圧倒的な試合になりました。
でも、すごくお互いに気合と技術を出し合った、とても感動的な試合でした。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
井上尚弥は火曜日の夜、第2ラウンドの途中でノニト・ドネアを止め、再戦に完全に勝ち、バンタム級の3つの世界タイトルを統一しました。
Inoue (23-0, 20 KOs) wasted no time in his second meeting with Donaire, knocking down the veteran champion at the end of the first round and again midway through the second.
井上(23-0、20 KO)は、ドネアとの2回目の対戦で時間を要さず、第1ラウンドの終わりと第2ラウンドの途中で再びベテランチャンピオンをノックダウンしました。
Inoue’s relentless pressure and power ended the fight at 1:24 in Saitama Super Arena outside Tokyo. He adds Donaire’s WBC belt to his own WBA and IBF straps with his fourth consecutive stoppage victory.
井上の絶え間ないプレッシャーとパワーは、東京郊外のさいたまスーパーアリーナでの1分24秒で戦いを終わらせました。彼はドネアのWBCベルトを彼自身のWBAとIBFストラップに追加し、4回連続でストップ勝利を収めました。
The Japanese star is considered one of the world’s top pound-for-pound talents and now hopes to unify all four major bantamweight titles if he can land a fight with WBO bantamweight champ Paul Butler later this year.
日本のスターは、世界のトップパウンドフォーパウンドのタレントの1人と見なされており、今年後半にWBOのバンタム級チャンピオンであるポールバトラーと戦うことができれば、4つの主要なバンタム級タイトルすべてを統合したいと考えています。
Inoue abruptly dropped Donaire with a short right hand moments before the bell to end the first round. Donaire got up comfortably, but Inoue piled on the pressure in the second round and hurt his opponent with a series of accurate shots.
井上は最初のラウンドのベルの直前に短い右でドネアを突然落とした。ドネアは問題なく起き上がったが、井上は第2ラウンドでプレッシャーをかけ、一連の正確なショットで相手を傷つけた。
After a short left hand put Donaire on wobbly legs in the center of the ring early in the second round, Inoue finished him in the corner with a right-left combination that dropped Donaire to his back on the canvas.
第2ラウンドの早い段階で短い左手でドネアをリングの中央のぐらついた足にさせた後、井上はドネアをキャンバスに背中から落とした左右のコンビネーションで彼をコーナーで終わらせました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
井上尚弥は、火曜日の夜、第2ラウンドの途中でノニト・ドネアを止め(stopped Nonito Donaire midway through the second round)、再戦に完全に勝ち(emphatically win their rematch)、バンタム級の3つの世界タイトルを統一しました(unify three bantamweight world titles)。
WBAとIBFの世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥は、火曜日の夜にWBCチャンピオンのノニト・ドネアと再戦をしました。
結果は2ラウンドKO勝ち。圧倒的な勝利でした。
これで、井上選手は、WBA、WBC、IBFの3つの団体の世界タイトルを統一しました。
日本で初めての3団体統一王者になったということです。
“emphatically win their rematch”で「再戦に完全に勝った」と訳しています。
“emphatically”は「きっぱりと、断然、全く」という意味があります。
井上(23-0、20KO)は、ドネアとの2回目の対戦で時間を要さず(wasted no time)、第1ラウンドの終わりと第2ラウンドの途中で再びベテランチャンピオンをノックダウンしました(knocking down the beteran champion)。
井上選手は、ドネアとの再戦で時間を要さずに倒した。
39歳のベテランのチャンピオンを、第1ラウンドの終了間際と第2ラウンドで倒して、圧倒的な勝利を収めた。
“wasted no time”で「時間を要さず」と訳しています。
“waste”は「無駄にする、浪費する」というような意味があります。
井上の絶え間ないプレッシャーとパワー(relentless pressure and power)は、東京郊外のさいたまスーパーアリーナでの1分24秒で戦いを終わらせました(ended the fight at 1:24)。
彼はドネアのWBCベルトを彼自身のWBAとIBFストラップに追加し、4回連続でストップ勝利を収めました(his fourth consecutive stoppage victory)。
井上選手は、ドネアに対して、絶え間ないプレッシャーとパワーをかけ続けたと書いています。
実際は、ドネアの方が、プレッシャーをかけようとしていたように見えました。
でも、それを跳ね返して、1発当てた後は、詰めていったという感じ。
試合後に井上選手も言ってたのですが、ドネアは体重を戻さずにスピード重視で仕上げてきた感じでした。
でも、それよりもはるかに井上選手の方が早くてパワーがあったという感じでした。
“his fourth consecutive stoppage victory”で「4回連続でストップ勝利を収めた」と訳しています。
“consecutive”は「連続的な、連続した」という意味。
日本のスターは、世界のトップパウンドフォーパウンドのタレントの1人とみなされており(is considered one of the world’s top pound-for-pound talents)、今年後半にWBOバンタム級チャンピオンであるポール・バトラーと戦うことができれば(if he can land a fight with WBO bantamweight champ Paul Butler)、4つの主要なバンタム級タイトルすべてを統一したいと考えています(hopes to unify)。
井上尚弥選手は、パウンドフォーパウンドの1人とみなされている。
残りのベルトはWBOの1つ。
そのチャンピオンのポール・バトラーと統一戦を今年中に行えるのなら、バンタム級で戦うと井上選手は試合後に言っていました。
“is considered one of the world’s top pound-for-pound talents”で「世界のトップパウンドフォーパウンドの1人とみなされている」と訳しています。
“consider”は「考える、みなす」という意味なので、受身形で「考えられている、みなされている」ということになります。
井上は最初のラウンドのベルの直前に短い右でドネアを突然落とした(abruptly dropped Donaire with a short right hand)。
ドネアは問題なく起き上がったが(got up comfortably)、井上は第2ラウンドでプレッシャーをかけ(piled on the pressure)、一連の正確なショットで相手を傷つけた(hurt his opponent with a series of accurate shots)。
井上選手は、第1ラウンドの終了間際に右のショートのカウンターでドネアをダウンさせた。
ドネアはすぐに立ち上がって、第1ラウンドは終了した。
そして、第2ラウンドでも、井上選手はいいパンチが当たってぐらついたドネア選手にプレッシャーをかけた。
最後は、正確な連打で倒しました。
“piled on the pressure”で「プレッシャーをかけた」と訳しています。
“pile”は「積み重ねる」という意味があるので、「プレッシャーを積み重ねた」という意味です。
第2ラウンドの早い段階で短い左手でドネアをリングの中央のぐらつかせた足にさせた後(after a short left hand put Donaire on wobbly legs in the center of the ring)、井上はドネアをキャンバスに背中から落とした左右のコンビネーションで(with a right-left combination)、彼をコーナーで終わらせました(finished him in the corner)。
第2ラウンドが始まってからすぐに、井上選手はショートの左で、ドネア選手をリング中央でぐらつかせた。
そして、詰めて行って、コーナーで左右の正確なコンビネーションを当て、コーナーで連打した。
ドネア選手は最後、キャンバスに背中から倒れてKOされました。
“after a short left hand put Donaire on wobbly legs in the center of the ring”で「短い左でドネアをリングの中央でぐらつかせた足にさせた後」と訳しています。
“wobbly”は「ぐらつく、定まらない、グラグラする」というような意味です。
今日は、井上尚弥選手vsノニト・ドネア選手の第2戦の話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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