待ちに待ったゴロフキン対村田の試合が行われました。
日本ボクシング史上で一番と言われるビッグマッチ。
結果はゴロフキン選手の9ラウンドTKO勝ち。
でも、試合内容はとても濃く、村田選手も全力を出し切ったうえで、力尽きたという感じでした。
ゴロフキンのパンチが重いというのは、戦前からずっと言われていましたが、本当に重そうでしたね。
そして、序盤の不利な展開を変えてしまうという、試合展開のうまさも見えました。
「総合力」と村田選手は言っていましたが、最終的にはゴロフキンの方が上だった言うことだと思います。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
ゲンナジー・ゴロフキンは土曜日に日本のファイター村田諒太に第9ラウンドのストップで統一された世界ミドル級チャンピオンになりました。
Kazakh boxer Golovkin, who turned 40 on Friday, sent his opponent to the canvas with a big right hand and Murata’s corner threw in a towel.
金曜日に40歳になったカザフのボクサーゴロフキンは、大きな右手で相手をキャンバスに送り、ムラタのコーナーはタオルを投げた。
Golovkin added Murata’s WBA title to his IBF and IBO belts after his first fight since December 2020.
ゴロフキンは、2020年12月以来の彼の最初の戦いの後、彼のIBFとIBOベルトに村田のWBAタイトルを追加しました。
A third bout against Canelo Alvarez could be next for Golovkin, whose only defeat in his 44-fight professional career came at the hands of the Mexican boxer.
カネロアルバレスに対する3回目の試合は、ゴロフキンにとって次の試合になる可能性があります。ゴロフキンは、44戦のプロとしてのキャリアで唯一敗北したのは、メキシコのボクサーの手によるものでした。
Golovkin was shaken in the early rounds but a right hook, which saw Murata’s mouthguard fly across the ring, in the fifth changed the course of the fight.
ゴロフキンは初期のラウンドで振られましたが、村田のマウスガードがリングを横切って飛ぶのを見た右フックは、5ラウンドに戦いのコースを変更しました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ゲンナジー・ゴロフキンは、土曜日に日本のファイター村田諒太に第9ラウンドのストップで統一された世界ミドル級チャンピオンになりました(became the unified world middleweight champion)。
昨日、ゴロフキン対村田諒太のボクシングの試合がありました。
結果は、9ラウンドにストップがかかり、ゴロフキンが勝利しました。
そして、ゴロフキンは統一チャンピオンになった。
いい試合だったと思います。
結局、ゴロフキンの底力がすごかったんだと思います。
“became the unified world middleweight champion”で「統一されたミドル級のチャンピオンになりました」と訳しています。
“unified”は「一つにまとめられた、統一」という意味の形容詞です。
金曜日に40歳になったカザフのボクサーであるゴロフキンは、大きな右手で相手をキャンバスに送り(sent his opponent to the canvas with a big right hand)、村田のコーナーはタオルを投げました(threw in a towel)。
ゴロフキンは、金曜日に日本で40歳になりました。
そして、村田に対して9ラウンド途中で最後は右フックだったと思いますが、強烈なパンチを見舞った。
村田は、体ごと横に向きながらダウンをしてしまいました。
それで、村田陣営がタオルを投入して試合終了。
ゴロフキンが勝利をしました。
“sent his opponent to the canvas with a big right hand”で「大きな右手で相手をキャンバスに送った」と訳しています。
“opponet”は「相手」という意味。
“a big right hand”で「大きな右手」と訳していますが、ボクシングでは力の入ったパンチのことが”big ~ hand”って言います。
~には、”right”か”left”が入るんですが、相手にダメージを与えるようなパンチの時に言いますね。