【英字新聞読解のコツ!】背の高い注文:唐招提寺は年末年始の清掃式を毎年開催しています!

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奈良の唐招提寺で昨日、お身ぬぐいの儀式が行われたようです。

いろんな寺院でも行われていると思います。

各家庭でも、大掃除がそろそろ始まるところでしょうか?

新年を迎えるための準備がいろんなところで行われています。

今年もいよいよ終わりという感じになってきました。

では、記事の全体を読んでみたいと思います。

Tall order: Toshodaiji temple holds annual cleaning ceremony ahead of New Year
Buddhist monks dust off a statue at Toshodaiji temple in Nara on Wednesday for the annual ominugui cleaning ceremony ahead of the New Year.
水曜日、奈良の唐招提寺の仏像から仏教僧がほこりを払い、新年に先立って毎年恒例の「お身ぬぐい」の掃除の儀式を行います。

In the morning, chief priest Genko Okamoto and other monks read sutras in front of the temple’s statues, some of which are national treasures.
朝、長老僧侶の岡本元興と他の僧侶が寺院の仏像の前で経を読みます。その中には国宝もあります。

Monks and temple staff then cleaned the statues using dusters made from bamboo canes with shredded washi Japanese paper attached to one end.
その後、僧侶と寺院のスタッフは、片方の端に細断された和紙を貼り付けた竹の杖で作られたダスターを使用して仏像を掃除しました。

“I hope that next year the pandemic ends and bustle returns to the temple,” said Okamoto, who became the chief priest in spring.
「来年はパンデミックが終わり、喧騒が寺院に戻ってくることを願っています」と春に住職になった岡本は言った。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

Buddhist monks dust off a statue at Toshodaiji temple in Nara on Wednesday for the annual ominugui cleaning ceremony ahead of the New Year.
水曜日、奈良の唐招提寺の仏像から仏教僧がほこりを払い、新年に先立って毎年恒例の「お身ぬぐい」の掃除の儀式を行います。

水曜日、奈良の唐招提寺の仏像(a statue)から仏教僧がほこりを払い(dust off)新年に先立って(ahead of the New Year)毎年恒例の(the annual)「お身ぬぐい」の掃除の儀式(cleaning ceremony)を行いました。

ここのところ、毎日、年末の恒例行事の記事が続いています。

昨日、奈良の唐招提寺では、毎年恒例の「お身ぬぐい」の儀式が行われた。

これは、新年を前にして、仏像のほこりを払うという儀式。

年末の大掃除のようなものでしょうか。

“a statue”で「仏像」と訳しました。普通は、「像」とかいう意味ですね。

寺院にある「像」なので「仏像」です。

“annual”「毎年恒例の」も、ここのところ毎日記事で出ています。

In the morning, chief priest Genko Okamoto and other monks read sutras in front of the temple’s statues, some of which are national treasures.
朝、長老僧侶の岡本元興と他の僧侶が寺院の仏像の前で経を読みます。その中には国宝もあります。

朝に、長老の僧侶(chief priest)の岡本元興さんと他の僧侶が寺院の仏像の前でお経を読みます(read sutras)

その中には、国宝(national treasures)もあります。

朝には、長老の僧侶である岡本元興さんとそのほかの僧侶が、仏像の前でお経を読む。

唐招提寺の仏像なので、当然、国宝もいくつかあります。

それから、「お身ぬぐい」が始まることになるんだと思います。

“sutra”は「経典」というような意味。ここでは、複数形になっています。

“national treasure”で「国宝」。「国」の「宝物」で「国宝」ですね。

複数形になっていることから、「国宝」がいくつかあることが分かります。

Monks and temple staff then cleaned the statues using dusters made from bamboo canes with shredded washi Japanese paper attached to one end.
その後、僧侶と寺院のスタッフは、片方の端に細断された和紙を貼り付けた竹の杖で作られたダスターを使用して仏像を掃除しました。

その後(then)僧侶(monk)と寺院のスタッフは、片方の端に細断された(shredded)和紙を貼り付けた(attached)竹の杖(bamboo canes)で作られたダスターを使用して(using dusters)、仏像を掃除しました。

お経を読んだ後、僧侶と寺のスタッフたちは、片方の先に和紙を貼り付けた竹の杖で掃除をした。

手製のクイックルワイパーみたいなものですかね?

仏像が大きいので、そのようなものでほこりをはらうようです。

“shredded”は「細断された」という意味。シュレッダーを思い浮かべると、意味が分かりますね。

“attached”は「貼り付けた、取り付けた」というような意味。わりとよく使う単語だと思います。

“cane”は「杖」とか「ステッキ」という意味の名詞です。

“I hope that next year the pandemic ends and bustle returns to the temple,” said Okamoto, who became the chief priest in spring.
「来年はパンデミックが終わり、喧騒が寺院に戻ってくることを願っています」と春に住職になった岡本は言った。

春に住職になった(who became the chief priest in spring)岡本さんは言いました。

「私は、来年にはパンデミックが終わり、喧騒(bustle)寺院に戻ってくる(returns to the temple)ことを願っています。」

岡本元興さんは、今年の春に住職になられたようです。

その岡本さんが言っているのは、「早くコロナのパンデミックが終わって、寺に喧騒が戻ってきてくれればいいのにと思っている」

にぎやかな寺院が戻ってきてほしいということです。

“bustle”は「賑わい、騒がしさ」などという意味です。

今日は、奈良の唐招提寺の「お身ぬぐい」の儀式の記事を読みました。

昨日の清水寺の「今年の漢字」などと合わせて、年末恒例行事が続いています。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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