【英字新聞を読む】ウォリアーズのスティーブ・カーは、銃規制に対する米国の行動を「哀れ」と言った!

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NBAではポストシーズンに入っています。

今週の火曜日には、ウエスタンカンファレンスの決勝の第4戦がダラスで行われました。

しかし、その日の朝に、そのダラスの学校で銃の乱射事件が発生した。

これについて、ゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カー監督は、怒りをあらわにしました。

今日は、バスケットボールの話はしない。

そして、机を叩いて怒りを表明していました。

今日はこの話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

It's official: Japan to allow in foreign tourists on package tours from June 10
Golden State Warriors coach Steve Kerr refused to talk about basketball before his team’s playoff loss to the Dallas Mavericks on Tuesday night, instead delivering a passionate speech condemning gun violence in the United States.
ゴールデンステートウォリアーズのスティーブカー監督は、火曜日の夜にチームがダラスマーベリックスに敗れる前にバスケットボールについて話すことを拒否し、代わりに米国での銃による暴力を非難する情熱的な演説を行いました。

His team played Game 4 of the NBA Western Conference final in Texas, where earlier in the day at least 21 people, including 19 children, had been killed in a school shooting. Kerr is a long-time advocate of gun control. His father was shot dead in a terrorist attack in Beirut in 1984.
彼のチームはテキサスで開催されたNBAウエスタンカンファレンス決勝戦のゲーム4をプレイしました。その日の早い段階で、そこでは、19人の子供を含む少なくとも21人が学校の銃撃で殺されました。カーは銃規制の長年の支持者です。彼の父親は1984年にベイルートでのテロ攻撃で射殺されました。

“When are we going to do something,” Kerr shouted at his pre-game press conference. “I’m tired. I am so tired of getting up here and offering condolences to the devastated families that are out there. I am so tired of the, excuse me, I am sorry, I am tired of the moments of silence. Enough!”
「いつ何かをするつもりなのか」とカーは試合前の記者会見で叫んだ。 “つかれた。私はここに立ち上がって、そこにいる荒廃した家族に哀悼の意を表すことにとてもうんざりしています。私はとてもうんざりしています、すみません、ごめんなさい、私は沈黙の瞬間にうんざりしています。もう十分です!

” Kerr has repeatedly backed a bill that would require tighter background checks on people buying firearms. The bill passed the US House of Representatives in 2021 but did not get to the Senate.
カーは、銃器を購入する人々の身元調査を厳しくする必要がある法案を繰り返し支持してきました。法案は2021年に米国下院を通過しましたが、上院には届きませんでした。

Kerr looked into the camera before addressing the Senate minority leader, Mitch McConnell. “I ask you, Mitch McConnell, I ask all of you senators who refuse to do anything about the violence and school shootings and supermarket shootings.
カーは上院の少数派指導者、ミッチ・マコーネルに演説する前にカメラを調べた。 「ミッチ・マコーネル、暴力や学校での銃撃、スーパーマーケットでの銃撃について何かをすることを拒否する上院議員の皆さんにお願いします。

I ask you: Are you going to put your own desire for power ahead of the lives of our children and our elderly and our churchgoers? Because that’s what it looks like. It’s what we do every week.”
私はあなたたちに尋ねます:あなたは私たちの子供たちと私たちの年配者と私たちの教会に通う人々の命よりもあなたたち自身の力への欲求を優先するつもりですか?それがそのように見えるからです。それは私たちが毎週行うことです。」

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

Golden State Warriors coach Steve Kerr refused to talk about basketball before his team’s playoff loss to the Dallas Mavericks on Tuesday night, instead delivering a passionate speech condemning gun violence in the United States.
ゴールデンステートウォリアーズのスティーブカー監督は、火曜日の夜にチームがダラスマーベリックスに敗れる前にバスケットボールについて話すことを拒否し、代わりに米国での銃による暴力を非難する情熱的な演説を行いました。

ゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カー監督は、火曜日の夜にチームがダラス・マーベリックスに敗れる前にバスケットボールについて話すことを拒否し(refused to talk about basketball)代わりにアメリカでの銃による暴力を非難する情熱的な演説を行いました(instead delivering a passionate speech condemning gun violence in the United States)

現在、アメリカでは、NBAのポストシーズンに入っています。

ウエスタンカンファレンスでは、ゴールデンステート・ウォリアーズとダラス・マーベリックスがカンファレンス決勝をやっている。

その火曜日の試合の前に、ゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カー監督は、記者会見を行った。

ただし、バスケットボールの話は拒否し、その日ダラスで起こった銃乱射事件について話した。

かなり、怒っている様子が分かる会見でした

“instead delivering a passionate speech condemning gun violence in the United States”で「代わりにアメリカでの銃による暴力を非難する情熱的な演説を行いました」と訳しています

“instead ~”は「~の代わりに」という意味。

His team played Game 4 of the NBA Western Conference final in Texas, where earlier in the day at least 21 people, including 19 children, had been killed in a school shooting. Kerr is a long-time advocate of gun control. His father was shot dead in a terrorist attack in Beirut in 1984.
彼のチームはテキサスで開催されたNBAウエスタンカンファレンス決勝戦のゲーム4をプレイしました。その日の早い段階で、そこでは、19人の子供を含む少なくとも21人が学校の銃撃で殺されました。カーは銃規制の長年の支持者です。彼の父親は1984年にベイルートでのテロ攻撃で射殺されました。

彼のチームはテキサスで開催されたNBAウエスタンカンファレンス決勝戦のゲーム4をプレイしました。

その日の早い段階で、そこでは、19人の子供を含む少なくとも21人が学校の銃撃で殺されました(where earlier in the day at least 21 people, including 19 children, had been killed in a school shooting)

カーは銃規制の長年の支持者です(Kerr is a long-time advocate of gun control)

彼の父親は1984年にベイルートでのテロ攻撃で射殺されました。

ゴールデンステート・ウォリアーズは、ダラスでNBAウエスタンカンファレンス決勝の第4戦を行った。

その日の朝に、ダラスの学校で銃の乱射事件が発生し、子供19人を含む21人が殺された。

スティーブ・カー監督は、父親も銃で殺されており、銃規制の長年の支持者です。

机を叩いて、怒っていました。

“where earlier in the day at least 21 people, including 19 children, had been killed in a school shooting”で「その日の早い段階で、そこでは、19人の子供を含む少なくとも21人が学校の銃撃で殺されました」と訳しています

“where”は直前の”Texas”を表しています。

“When are we going to do something,” Kerr shouted at his pre-game press conference. “I’m tired. I am so tired of getting up here and offering condolences to the devastated families that are out there. I am so tired of the, excuse me, I am sorry, I am tired of the moments of silence. Enough!”
「いつ何かをするつもりなのか」とカーは試合前の記者会見で叫んだ。 “つかれた。私はここに立ち上がって、そこにいる荒廃した家族に哀悼の意を表すことにとてもうんざりしています。私はとてもうんざりしています、すみません、ごめんなさい、私は沈黙の瞬間にうんざりしています。もう十分です!”

いつ何かをするつもりなのか(when are we going to do something)」とカーは試合前の記者会見で叫んだ。

「私は疲れた。私はここに来て、そこにいる打ちのめされた家族に哀悼の意を表すことにとてもうんざりしている(I am so tired of getting up here and offering condolences to the devastated families that are out there)

私はとてもうんざりしています。スミマセン。ごめんなさい。

私は沈黙の瞬間(the moments of silence)にうんざりしています。もう十分です。

スティーブ・カー監督は、怒っています。

「いつになったら、何かをするのか?」「ずっと、放っておくのか?」

私は、何度も乱射が怒っているというのに何もされないのに、うんざりしている。

何度、銃の犠牲になった人たちの家族に哀悼の意を表し続けないといけないのか?という風に言っている。

“I am so tired of getting up here and offering condolences to the devastated families that are out there”で「私はここに来て、そこにいる打ちのめされた家族に哀悼の意を表すことにとてもうんざりしている」と表現しています。

“condolence”は「お悔み、哀悼」という意味。

“devastated”は「打ちのめされた、打ちひしがれた」という意味。

Kerr has repeatedly backed a bill that would require tighter background checks on people buying firearms. The bill passed the US House of Representatives in 2021 but did not get to the Senate.
カーは、銃器を購入する人々の身元調査を厳しくする必要がある法案を繰り返し支持してきました。法案は2021年に米国下院を通過しましたが、上院には届きませんでした。

カーは、銃器を購入する人々の身元調査を厳しくする必要がある(that would require tighter background checks)法案を繰り返し支持してきた(repeatedly backed a bill)

法案は2021年にアメリカの下院を通過しましたが、上院には届きませんでした(but did not get to the Senate)

スティーブ・カー監督は、銃器購入をする人のバックグラウンドチェックを強化する法案をずっと支持してきた。

法案は2021年にアメリカの下院を通過したけれども、上院には行かなかった。

このことを、カーは非常に怒っています。

“repeatedly backed a bill”で「法案を繰り返し支持してきた」と訳しています。

“bill”は「法案」という意味。「請求書」という意味もあります。

Kerr looked into the camera before addressing the Senate minority leader, Mitch McConnell. “I ask you, Mitch McConnell, I ask all of you senators who refuse to do anything about the violence and school shootings and supermarket shootings.
カーは上院の少数派指導者、ミッチ・マコーネルに演説する前にカメラを調べた。 「ミッチ・マコーネル、暴力や学校での銃撃、スーパーマーケットでの銃撃について何かをすることを拒否する上院議員の皆さんにお願いします。

カーは上院の少数派指導者(minority leader)、ミッチ・マコーネルに演説する前にカメラを見つめた(looked into the camera)

「ミッチ・マコーネル、暴力や学校での銃撃、スーパーマーケットでの銃撃について、何かをすることを拒否する上院議員のみなさんに質問します(ask all of you senators)。」

スティーブ・カー監督は、ミッチ・マコーネル院内総務に名指しで呼びかけた。

ミッチ・マコーネルは、銃規制に反対する上院議員

“looked into the camera”で「カメラを見つめた」と訳しています

カメラをのぞき込んだという感じでしょうか?

I ask you: Are you going to put your own desire for power ahead of the lives of our children and our elderly and our churchgoers? Because that’s what it looks like. It’s what we do every week.”
私はあなたたちに尋ねます:あなたは私たちの子供たちと私たちの年配者と私たちの教会に通う人々の命よりもあなたたち自身の力への欲求を優先するつもりですか?それがそのように見えるからです。それは私たちが毎週行うことです。」

私はあなたたちに尋ねます。

あなたは、私たちの子供と、年配者と教会に通う人々の命よりもあなたたち自身の力への欲求を優先するつもりですか(are you going to put your own desire for power ahead of the lives)

それがそのように見えるからです。

それは私たちが毎週行うことです。

スティーブ・カー監督は、銃規制に反対する上院議員に問いかけています。

「あなたたちは、人の命よりも自分自身の力への欲求を優先するのか?」

日常の中で起こっている銃の乱射事件に何もしないというのか?

“are you going to put your own desire for power ahead of the lives”で「命よりもあなたたち自身の力への欲求を優先するつもりですか」と訳しています。

“ahead of ~”で「~を優先する」という意味です。

今日は、ゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カー監督が、NBAウエスタンカンファレンス決勝前の記者会見で、銃規制について述べた話題を取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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