【英字新聞を読む】ハリー王子は、父親と兄弟との関係が戻ってくることを望んでいると言います！

今年最初は、イギリス王室の話題を取り上げます。

イギリスの元王室メンバーのハリー王子が、回顧録を出版するようです。

その出版に先駆けて、イギリスのTVに出演をした。

そこで、国王や皇太子である父や兄との関係修復をしたいと言ったようです。

しかし、相変わらず、自分たちを悪者にしているとか、和解の意思を見せないとか言っていて、自分たちが悪いとは思っていないようです。

この状況では、なかなか関係修復は難しそうです。

今日は、この話題を取り上げようと思います。

まずは記事全体を読んでみたいと思います。

では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。

ハリー王子は回顧録の出版を控えたテレビのインタビューで(during a TV interview ahead of the publication of his memoir)、父と弟を取り戻したいと語り、「施設ではなく家族」を望んでいると語った(has said he wants to have his father and brother  back and that he wants “a family, not an institution”).

元イギリス王室のロイヤルファミリーであるハリー王子は、自身の回顧録の出版前のインタビューに答えた。

そこで、ハリー王子は、彼の父と兄弟との関係を取り戻したいと話した。

ハリー王子は、取り戻したのは「施設ではなく家族」だと言ったそうです。

お金とかではなく、家族だということ。

ハリー王子は、チャールズ国王と故ダイアナさんの二男です。

兄は、ウィリアム皇太子です。

妻になったメーガンさんとともに、いろいろ、物議を醸し出す発言をして、王室との関係は良くない状況が続いています。

英国の ITV チャンネルとのインタビューは、今週の日曜日に公開される予定です(is due to be released this Sunday)。 月曜日に公開されたクリップの中で、ハリーは「彼らは私たちを悪役のままにしておく方が良いと感じている(they feel as though it is better to keep us somehow as the villains)」と述べ、「彼らは和解する意思をまったく示さなかった(they have shown absolutely no willingness to reconcile)」と述べている. 彼が誰を指しているのかは明らかではありませんでしたが(though it was not clear who he was referring to)。

ハリー王子は、彼らはハリー王子とメーガン妃を悪者のままにしておく方が良いと思っている、と言いました。

そして、これまで彼らは和解する意思を全く示さなかった。

それが、チャールズ国王なのか、ウィリアム皇太子なのかは言いませんでした。

“they feel as though it is better to keep us somehow as the villains”で「彼らは私たちを悪役のままにしておく方が良いと感じている」と訳しています。

“somehow”は「どうも、なんだか」という意味の副詞。

“villain”は「悪人、悪党」という意味です。

サセックス公爵としても知られる(also known as the Duke of Sussex)ハリーと妻のメーガンは、2020年に王室の上級王室を辞任し(stepped down as senior royals in 2020)、現在は2人の幼い子供と一緒にカリフォルニアに移住して以来、英国君主制に対する不満を表明してきました(have aired their grievances against the British monarchy).

ハリー王子は、サセックス公爵としても知られています。

そして、その妻であるメーガンさんは、2020年にイギリス王室から離れました。

それ以来、イギリス王室に対して不満の表明を続けてきた。

イギリス王室内で、メーガンさんに対する人種差別的な扱いがあったと言っていました。

自ら歩み寄らないと、なかなか難しいと思います。

特にウィリアム皇太子家族は、みんなとても良い人のように思えます。

三男のルイ王子はとても無邪気で面白いです。

今日は、ハリー王子がイギリス王室との関係修復を望んでいるという話題を取り上げました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー