日本への観光客の受け入れが徐々に緩和して行っています。
6月からは1日あたり2万人の受け入れを始めたことを、以前取り上げました。
今週月曜日には、岸田首相が、3つの地方空港での国際線の再開を発表しました。
だんだん、COVID-19の影響も小さくなっていって、以前のように外国人の観光客がたくさん来日する日が戻ってくるのでしょうか?
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
岸田文雄首相は、月曜日に国がCOVID-19の国境管理をさらに緩和するため、7月にさらに3つの地方空港が国際線で再開する予定であると述べた。
The addition of Sendai, Hiroshima and Takamatsu airports comes after the government decided on the resumption of international flights at Naha and New Chitose — gateways to popular tourist spots in Okinawa and Hokkaido — by the end of June.
仙台空港、広島空港、高松空港の追加は、沖縄と北海道の人気観光スポットへの玄関口である那覇と新千歳での国際線の再開を6月末までに政府が決定した後のことです。
Kishida revealed the new plan in an interview with Kyodo News. Major international hubs such as Narita, Haneda and Kansai are already accepting flights from abroad.
岸田は共同通信とのインタビューで新しい計画を明らかにした。 成田、羽田、関西などの主要な国際ハブ空港はすでに海外からのフライトを受け付けています。
Currently, countries and regions are divided into three groups, with most in the lowest-risk “blue” group. Travelers from countries and regions in the group need to show pre-departure negative COVID-19 test results but they are exempt from quarantine and testing upon arrival in Japan.
現在、国と地域は3つのグループに分けられており、そのほとんどが最もリスクの低い「青」グループです。 グループ内の国や地域からの旅行者は、出発前に陰性のCOVID-19検査結果を提示する必要がありますが、日本に到着した時点での検疫と検査は免除されます。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
岸田文雄首相は、月曜日に国がCOVID-19の国境管理をさらに緩和するため(as the nation further eases COVID-19 border controls)、7月にさらに3つの地方空港で国際線を再開する予定である(will reopen for international flights)と述べた。
日本への外国からの入国を緩和する動きが強まっています。
岸田首相は、月曜日に、これまでにすでに国際線の再開をしている空港に加えて、3つの地方空港でも国際線の再開をするということを発表した。
これは、日本がCOVID-19の国境管理をさらに緩和するということを示すためだということです。
“as the nation further eases COVID-19 border controls”で「国がCOVID-19 の国境管理をさらに緩和するため」と表現しています。
ここでの”as”は「~するため」という意味。いつも言っていますが、”as”はいろんな意味で使える接続詞です。
“ease”は「緩和する」という意味。これもよく使う単語です。
仙台、広島、高松の空港の追加は、沖縄と北海道の人気観光スポットへの玄関口である(gateways to popular tourist spots in Okinawa and Hokkaido)6月末までに那覇と新千歳での国際線の再開を政府が決定した後のことです(comes after the government decided on the resumption of international flights)。
追加された3つの空港は、仙台、広島、高松という地方空港。
沖縄と北海道という人気観光スポットへの玄関口である那覇と新千歳の国際線の再開は、既に決定されています。
この2つの空港は、6月末までに国際線が再開されます。
“gateways to popular tourist spots in Okinawa and Hokkaido”で「沖縄と北海道の人気観光スポットへの玄関口である」と訳しています。
“gateway”はまさしく「玄関口」。日本語でも通用する英語です。
“polular”は「人気がある」という形容詞です。
岸田は、共同通信とのインタビューで新しい計画を明らかにしました(revealed the new plan in an interview)。
成田、羽田、関西などの主要な国際ハブ空港はすでに海外からのフライトを受け付けています(are already accepting flights from abroad)。
3つの地方空港の国際線の受け入れを再開するという考えは、岸田総理が共同通信とのインタビューで明らかにした。
これまでにも、主要な国際ハブ空港では、既に海外からのフライトを受け付けています。
成田、羽田、関西、中部、福岡などは、受け入れていると思います。
“revealed the new plan in an interview”で「インタビューで新しい計画を明らかにした」と訳しています。
“reveal”は「明らかにする」という意味でよく使われる表現です。
現在、国と地域は3つのグループに分けられており(currently, countries and regions are divided into three groups)、そのほとんどが最もリスクの低い「青」グループです(with most in the lowest-risk “blue” group)。
グループ内の国や地域からの旅行者は、出発前に陰性のCOVID-19検査結果を提示する必要があります(need to show pre-departure negative COVID-19 test results)が、日本に到着した時点での検疫と検査は免除されます(they are exempt from quarantine and testing upon arrival in Japan)。
「赤」「黄」「青」の3つのグループです。
「青」が最もリスクが低い国ですが、ほとんどの国が現在は「青」に属している。
「青」の国からの渡航者は、出発前のCOVID-19の検査で陰性であったという結果を提示する必要がある。
でも、提示をすれば、日本に到着した時点での検疫と検査は免除されるということです。
これまでは、検査や待機期間などがあったので、実際に観光などで日本にやってくるのは不可能でした。
でも、出発前の検査で陰性が証明されれば、検疫や検査なしに来れるということであれば、かなり来日しやすくなると思います。
“they are exempt from quarantine and testing upon arrival in Japan”で「日本に到着した時点での検疫と検査は免除される」と訳しています。
“exempt”は「免除する」という意味。
直前に”are”があるので、ここでは形容詞として使われているのが分かります。
今日は、日本への外国人の入国が緩和される中で、3つの地方空港での国際線の再開が計画されているという話題を取り上げました。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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