村上春樹さんの最新小説が発売されるようです。
発売は、今年の4月。
前作の「騎士団殺し」以来の6年ぶりの最新作です。
村上春樹さんの小説ファンである「春樹スト」にすれば、待ち遠しい話題だと思います。
今日は、この話題を取り上げます。
まずは、記事全体を読んでみたいと思います。
村上春樹氏が約6年ぶりに新作を4月13日に発表すると、出版社が水曜日に発表した。タイトルや構想は明らかにされなかった。
The novel by the 74-year-old Japanese author, long seen as a contender for the Nobel Prize in Literature, will cost 2,970 yen ($22) per copy, Shinchosha Publishing Co. said, adding that an e-book version will be released the same day.
新潮社は、ノーベル文学賞の候補と長年見られてきた74歳の日本人作家によるこの小説は、1冊2970円(22ドル)で、電子書籍版も同日発売される予定であると付け加えた。
The prolific writer is known internationally for works including his 1979 debut, “Hear the Wind Sing,” “Norwegian Wood,” “1Q84,” and “Kafka on the Shore,” for which he won in 2006 the World Fantasy Award. His last novel, “Killing Commendatore,” was published in 2017.
1979年のデビュー作「風の歌を聴け」をはじめ、「ノルウェイの森」「1Q84」「岸辺のカフカ」(2006年世界ファンタジー賞受賞)など、世界的に知られる多作な作家である。2017年に前作『騎士団長殺し』を刊行した。
では、1文ずつ、細かく読んでみたいと思います。
村上春樹氏が約6年ぶりに新作を4月13日に発表する(will release a new novel, his first in around six years, on April 13)と、出版社が水曜日に発表した。タイトルや構想は明らかにされなかった(without divulging its title and plot)。
作家の村上春樹さんが、6年ぶりの新作を発表するそうです。
出版をする新潮社が発表を行ったようです。
2021年には、母校の早稲田大学に自身の図書館をオープンさせたことを取り上げました。
早稲田大学のキャンパス内に村上春樹図書館がオープンします。村上春樹に関連するアイテムがたくさん展示されるようです。でも、それだけではなくて、世界の文化的な交流拠点になってほしいという期待もあるようです。10月1日が正式なオープンですが、それに先駆けて記者会見があったというのが今日の記事です。では、記事に入っていきたいと思います。A library celebrating the work of Haruki Murakami was unveiled this week at the acclaimed author’s alma mater, Waseda University, ahead of its official opening on Oct. 1.... 【英字新聞読解のコツ!】村上春樹図書館を早稲田大学で発表! - こうぷーぶろぐ |
“without divulging its title and plot”で「タイトルや構想は明らかにされなかった」と訳しています。
“divulge”は「(秘密などを)打ち明ける、漏らす、明らかにする」という意味があります。
新潮社は、ノーベル文学賞の候補と長年見られてきた(long seen as a contender for the Nobel Prize in Literature)74歳の日本人作家によるこの小説は、1冊2970円(22ドル)で、電子書籍版も同日発売される予定であると付け加えた(adding that an e-book version will be released the same day)。
発売する新潮社は、村上春樹さんの小説は、1冊2,970円で発売されると発表した。
村上春樹さんは、毎年、ノーベル文学賞を受賞するのではないかと言われている。
“long seen as a contender for the Nobel Prize in Literature”で「ノーベル文学賞の候補と長年見られてきた」と訳しています。
“contender”は「競争者、挑戦者」という意味です。
ここでは、ノーベル文学賞に関することなので、「候補」と訳しています。
1979年のデビュー作「風の歌を聴け」をはじめ、「ノルウェイの森」「1Q84」「岸辺のカフカ」(2006年世界ファンタジー賞受賞)など、世界的に知られる多作な作家である(the prolific writer is known internationally for works)。2017年に前作『騎士団長殺し』を刊行した。
村上春樹さんは、世界的に知られている日本人作家です。
多作であることでも知られているようです。
有名な小説がいくつもあり、外国語にも訳されて販売されています。
まだ、マンハッタンにツインタワー(WTC)がそびえていたころ。昼下がりのニューヨーク中心街で6人の男女がテーブルを囲んでいた。 英語版の「羊をめぐる冒険」を1989年に出版したものの、まだまだ米国では無名作家にすぎない村上春樹、村上が... 村上春樹が「MURAKAMI」になった日 アメリカ最強のチームが売り出しに動いた:朝... - 朝日新聞GLOBE+ |
“the prolific writer is known internationally for work”で「世界的に知られる多作な作家」と訳しています。
“prolific”は「多産の、多作の」という意味です。
今日は、村上春樹さんが6年ぶりの小説を発表するという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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