連日、ウクライナ情勢の記事を読んできましたが、今日はちょっと違った記事を読もうと思います。
コロナパンデミックで、日本への外国人の来訪者が制限されてきました。
火曜日から、その制限がすこし緩和されたようです。
条件さえ整えば、自己隔離期間が全くなくてもOKになったようです。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
では、まずは記事全体を読んでみたいと思います。
今週、パンデミック関連の渡航禁止令が緩和され、日本は観光客を除く非居住者の外国人来訪者に3か月ぶりに国境を開放しました。
The cap on international arrivals has been increased from 3,500 to 5,000 and self-isolation is not required for travelers entering Japan from countries where the omicron coronavirus variant is not prevalent and who have received three doses of a COVID-19 vaccine.
海外からの到着の上限が3,500から5,000に引き上げられ、オミクロンコロナウイルスの変異体が蔓延しておらず、COVID-19ワクチンを3回接種した国から日本に入る旅行者には自己隔離は必要ありません。
All other arrivals will be required to self-isolate for up to seven days, but they will be allowed to stop self-isolating if they test negative three days after entering Japan.
他のすべての到着者は、最長7日間自己隔離する必要がありますが、入国後3日で陰性となった場合は、自己隔離を停止することができます。
Nonresident foreigners arriving in Japan will need to name a host who will be responsible for them during their stay. About 1,600 people arrived at Narita Airport on international flights on Tuesday, the day restrictions were eased.
日本に到着する非居住者の外国人は、滞在中に責任を負うホストを指名する必要があります。 制限が緩和された火曜日の国際線で成田空港に到着したのは約1,600人でした。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
今週、パンデミック関連の渡航禁止令(pandemic-related travel restrictions)が緩和され(easing)、日本は観光客を除く(excluding tourists)非居住者の外国人来訪者(nonresident foreign visitors)に3ヶ月ぶりに国境を開放した。
これまで3ヶ月の間、日本では、外国からの来訪者を制限していました。
日本に居住していない人の来訪を制限していたようです。
しかし、オミクロン変異体がそれほど強力ではないということがわかってきて、水際の制限も緩和されることになったようです。
ただし、観光客は除かれています。
なので、本格的な開放というわけではないようです。
“pandemic-related travel restrictions”で「パンデミック関連の渡航禁止令」と訳しています。
“restriction”は「禁止、制限」という意味です。よく使う単語です。
“excluding tourists”で「観光客を除く」と表現しています。
“exclude”が「~を除く、排除する」という意味の動詞です。
海外からの到着の上限が3,500人から5,000人に引き上げられ(has been increased)、オミクロンコロナウイルスの変異体が蔓延していない国から(from countries where the omicron coronavirus variant is not prevalent)で、COVID-19ワクチンを3回接種した(have received three doses)日本に入る旅行者には自己隔離は必要ありません(self-isolation is not required)。
海外からの到着の人数の上限が3,500人から5,000人に引き上げられた。
でも、コロナ前は、1日何万人も来日者がいたことからすると、まだまだ少ない人数です。
そして、オミクロン変異体が蔓延していない国から、かつ、本人が3回コロナワクチン接種をしている場合には、これまで要求されていた自己隔離の必要がない。
今までは、ホテルや自宅などで、14日間の自己隔離などが要求されていましたからね。
公共交通機関の利用もダメということでした。
それが、一定の条件を満たす人は必要なくなった。
“has been increased”で「引き上げられた」と訳しています。
現在完了形なので、「既に引き上げられた」という完了の意味合いを表現しています。
“from countries where the omicron coronavirus variant is not prevalent”で「オミクロンコロナウイルス変異体が蔓延していない国から」と訳しています。
“where”は関係代名詞で、”where”以下が”countries”を説明しています。
“self-isolation is not required”で「自己隔離が要求されない」と表現しています。
“is not required”で「要求されない」と受身形での表現になっています。
他のすべての到着者(all other arrivals)は、最長7日間自己隔離する必要があります(will be required)が、入国後3日で陰性となった場合は(if they test negative)、自己隔離を停止することが出来ます(will be allowed to stop)。
上記の、オミクロン変異体が蔓延していない国からで3回ワクチン接種している人以外の人には、最長7日間の自己隔離が必要。
でも、途中3日後に検査をして、コロナウイルスの陰性が分かった場合には、自己隔離が停止できる。
もともと、最近までは14日間の隔離だったのが7日間に減っているのと、3日後の検査で陰性だった場合は、隔離が停止できるというのは、かなり緩和はされている印象があります。
でも、旅行者を受け入れる条件としては、難しいでしょうね。
旅行に来ているのに、7日間又は最低でも3日間は隔離され、自国に戻った後にも、自国での隔離があるでしょうから。
“will be allowed to stop”で「停止をすることが出来る」と訳しています。
直訳だと「停止をすることが許される」という感じですね。
日本に到着する非居住者の外国人は、滞在中に責任を負う(will be responsible for them)ホストを指名する必要があります(will need to name a host)。
制限が緩和された日の(the day restrictions were eased)火曜日の国際線で成田空港に到着したのは約1,600人でした。
日数的な規制は緩和されたものの、来訪できる非居住者の外国人の人は、滞在する期間の責任を負うホストを指名する必要がある。
ビジネスで来日した場合などは、訪問先の会社の人とかになってもらうんでしょうか?
ちょっと、「責任を負う」と言われると、身構えてしまうような気もしますね。
制限が緩和された火曜日に成田空港に到着した外国人の数は約1,600人だったということです。
5,000人がリミットということからすると、成田空港だけの人数とは言え、まだまだ少ない印象です。
“will need to name a host”で「ホストを指名する必要がある」と訳しています。
ここでの”name”は動詞で「指名する」という意味。
名詞の意味はよく知られているように「名前」ですね。
今日は、日本の非居住外国人の入国制限が緩和されたという話題を取り上げました。
ウクライナ情勢やロシアの国際的孤立によって、国際線は別の意味で制限がかかりそうです。
ヨーロッパから日本へ飛ぶ際に、ロシア上空を飛べないということになりそうですからね。
そうなると、また、国際線に影響がいろいろ出そうです。
昨日に引き続きウクライナ情勢の話です。ウクライナには、日本人もまだ滞留しているようです。中には、望んでキエフに残っている人もいます。今日は、そのような日本人駐在員さんの話を取り上げます。危険な中で、「第二の故郷」のウクライナのために、何が起こっているのかを発信し続けている。そんな人の話です。では、記事全体を読んでみたいと思います。A Japanese expatriate who works for a local media outlet in Kyiv wants to help restore peace in her “second home.”キエフの地元メディアで働く日本人駐在員は、彼女の「... 【英字新聞を読む!】キエフを拠点とする日本のジャーナリストは、ウクライナの状... - こうぷーぶろぐ |
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
コメント