【英字新聞読解のコツ!】スペースXは、4人の新しい乗組員を国際宇宙ステーションに届けました!

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先週、国際宇宙ステーションから4人の宇宙飛行士を帰還させたスペースXが、今度は4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションまで運んだようです。

そして、スペースXのカプセルは、無事、国際宇宙ステーションとドッキングして、4人を国際宇宙ステーションまで運んだ。

もう、完全に国際宇宙ステーションとの往復する手段として、その信用が確立しているように思います。

今日はその記事を読んでいきたいと思います。

まず、文章全体を見てみましょう。

SpaceX delivers new crew of 4 to station, ‘glorious sight’
A SpaceX capsule carrying four astronauts pulled up Thursday at the International Space Station, their new home until spring.
4人の宇宙飛行士を乗せたSpaceXカプセルが木曜日、彼らの春までの新しい家である国際宇宙ステーションに引き上げられました。

It took 21 hours for the flight from NASA’s Kennedy Space Center to the glittering outpost.
NASAのケネディ宇宙センターからきらびやかな前哨基地までの飛行には21時間かかりました。

The one German and three U.S. astronauts said it was an emotional moment when they first spotted the space station 30 kilometers distant — “a pretty glorious sight,” according to Raja Chari, commander of the Dragon capsule.
ドラゴンカプセルの司令官であるラジャチャリ氏によると、ドイツ人宇宙飛行士1人と米国宇宙飛行士3人は、30km離れた宇宙ステーションを最初に発見したのは感動的な瞬間だったと述べています。

The Dragon’s entire flight was automated, with Chari and pilot Tom Marshburn monitoring the capsule systems, ready to take control if necessary. The docking occurred 423 kilometers above the eastern Caribbean.
ドラゴンの飛行全体が自動化され、チャリとパイロットのトムマーシュバーンがカプセルシステムを監視し、必要に応じて制御できるようになりました。ドッキングは、カリブ海東部の423キロメートル上で発生しました。

The station’s welcoming committee consisted of three astronauts instead of the originally planned seven.
ステーションの歓迎委員会は、当初計画されていた7人ではなく、3人の宇宙飛行士で構成されていました。

That’s because SpaceX returned four of the station residents on Monday, after the new arrivals’ launch kept getting delayed.
これは、スペースXが月曜日に、新しい到着者の打ち上げが遅れ続けた後、4人のステーション居住者を返したためです。

“I can’t tell you how happy I am to see these smiling faces,” NASA astronaut Mark Vande Hei said after embracing each of the newcomers.
NASAの宇宙飛行士マーク・ヴァンデ・ヘイは、それぞれの新参者を受け入れた後、「これらの笑顔を見てどれほど幸せかは言えません」と語った。

The new crew will spend the next six months at the space station and, during that time, host two groups of visiting tourists. Russia will launch the first bunch in December and SpaceX the second in February.
新しい乗組員は、次の6か月を宇宙ステーションで過ごし、その間、訪問する観光客の2つのグループをホストします。ロシアは12月に最初の集団を打ち上げ、SpaceXは2月に2番目の集団を打ち上げます。

では、それぞれの文を詳細に読んでいこうと思います。

A SpaceX capsule carrying four astronauts pulled up Thursday at the International Space Station, their new home until spring.
4人の宇宙飛行士を乗せたSpaceXカプセルが木曜日、彼らの春までの新しい家である国際宇宙ステーションで引き上げられました。

4人の宇宙飛行士(four astronauts)乗せた(carrying)スペースXのカプセルが木曜日、彼らの春までの(until spring)新しい家である国際宇宙ステーションに引き上げられた(pulled up)

スペースXが打ち上げられて、無事に国際宇宙ステーションとドッキングしたようです。

この間、スペースXが国際宇宙ステーションから4人の宇宙飛行士を帰還させた話題を取り上げました。

その記事の中でも、水曜日に打ち上げがあることは書かれていました。

今日は、スペースXで4人の宇宙飛行士が、国際宇宙ステーションから帰ってきたという話題です。スペースXはNASAと契約して、国際宇宙ステーションの往復するためのロケットに選定されています。その任務を果たしたということのようです。スペースXは、イーロン・マスクの会社が作っているロケット。完全に本格的なロケットのようです。では、まず、今日の記事全体を読んでいきます。Four astronauts returned to Earth on Monday, riding home with SpaceX to end a 200-day space station mission that began last spring.月曜日に4人...
【英字新聞読解のコツ!】SpaceXは4人の宇宙飛行士を地球に戻し、200日間の飛行を... - こうぷーぶろぐ

予定通り、打ち上げが行われ、成功したようです。

 

“carrying”は「運んでいる」というのが直訳ですが、ここでは「乗せている」という風に訳しています

“pull up”は「引き上げる」という意味ですが、ロケットで国際宇宙ステーションまで「運びあげた」というイメージですね。

It took 21 hours for the flight from NASA’s Kennedy Space Center to the glittering outpost.
NASAのケネディ宇宙センターからきらびやかな前哨基地までの飛行には21時間かかりました。

NASAのケネディ宇宙センターから、きらびやかな(glittering)前哨基地(outpost)までの飛行には21時間かかりました(took 21 hours)

NASAのケネディ宇宙センターから国際宇宙ステーションまでの飛行時間は21時間。

結構長い時間がかかるようですね。

“outpost”は「前哨基地」という意味。具体的には、この文章では国際宇宙ステーションのことです。

“glittering”は「きらびやかな」という意味“glitter”「きらきら光る」を進行形にして形容詞として使っています。

文章では、“It takes ~”で典型的な時間の表現。「~に(時間が)かかる」ってやつですね。

お決まりなので、すぐに口から出るぐらいまで覚えたいです。

The one German and three U.S. astronauts said it was an emotional moment when they first spotted the space station 30 kilometers distant — “a pretty glorious sight,” according to Raja Chari, commander of the Dragon capsule.
ドラゴンカプセルの司令官であるラジャチャリ氏によると、ドイツ人宇宙飛行士1人と米国宇宙飛行士3人は、30km離れた宇宙ステーションを最初に発見したのは感動的な瞬間だったと述べています。

1人のドイツ人と3人のアメリカ人の宇宙飛行士たちは、30キロメートル離れた(30 kilometers distant)宇宙ステーションを最初に気づいた(spotted)ときは感動的な瞬間(an emotional moment)だったと言った。

ドラゴンカプセルの司令官(commander)であるラジャ・チャリによると(according to)…。

宇宙飛行士たちにとっては、宇宙に飛び出して、最初に宇宙ステーションに気づいた時がとても感動的な瞬間だったようです。

地球と浮かんでいる宇宙ステーションが見える位置だったんでしょうか?

それを見たときに、なんとも言えない感動があるというのは、想像できます。

“spot”は「気づく」という意味があります。

普通は日本語でも「観光スポット」って言うように、名詞で「場所」とか「点」とかの意味。

動詞でも、「シミを付ける」とか「目印を付ける」とかが思い浮かびますが、ここでは、「気づく」という意味です。

“according to ~”で「~によると」です。

この文でも、英語のいつもの語順で詳細な説明はあとから付け加えていくような形で、最後に述べられています。

The Dragon’s entire flight was automated, with Chari and pilot Tom Marshburn monitoring the capsule systems, ready to take control if necessary. The docking occurred 423 kilometers above the eastern Caribbean.
ドラゴンの飛行全体が自動化され、チャリとパイロットのトムマーシュバーンがカプセルシステムを監視し、必要に応じて制御できるようになりました。ドッキングは、カリブ海東部の423キロメートル上で発生しました。

ドラゴンの飛行全体(entire flight)自動化され(was automated)、チャリとパイロットのトム・マーシュバーンはカプセルシステムを監視し(monitoring)、必要なら制御できるようになっている(ready to take control)。ドッキングはカリブ海東部の423キロメートル上空で行われました(occurred)

スペースXのカプセルは、ドラゴンカプセルというようです。

そのドラゴンカプセルは、既に飛行するのが自動化されている。

なので、パイロットたちは、必要な時にコントロールはできるようになっているけれども、基本的には監視しているだけのようです。

そして、カリブ海東部の423キロメートル上空の地点で国際宇宙ステーションとドッキングをした。

“entire”は「全体」という意味。よく使う単語です。

“ready to control”は「制御できるようになっている」と訳しました。

直訳なら、「制御する準備ができている」って感じでしょうか。

“I can’t tell you how happy I am to see these smiling faces,” NASA astronaut Mark Vande Hei said after embracing each of the newcomers.
NASAの宇宙飛行士マーク・ヴァンデ・ヘイは、それぞれの新参者を受け入れた後、「これらの笑顔を見てどれほど幸せかは言えません」と語った。

「私は、これらの笑顔を見てどれほど幸せかは言えません(I can’t tell you)」とNASAの宇宙飛行士のマーク・ヴァンデ・ヘイは、それぞれの新規参入者を受け入れた(embracing)後、語った。

もともと、国際宇宙ステーションにいたアメリカ人宇宙飛行士は、新しい4人の宇宙飛行士を迎えて喜んでいます。

残っていたのが、アメリカ人1人とロシア人2人だったので、新しい人たちが来たことがうれしかったんだと思います。

“embrace”は「抱き合う、抱擁する」という意味があります。

なので、実際に抱擁し合ったのかもしれません。

The new crew will spend the next six months at the space station and, during that time, host two groups of visiting tourists. Russia will launch the first bunch in December and SpaceX the second in February.
新しい乗組員は、次の6か月を宇宙ステーションで過ごし、その間、訪問する観光客の2つのグループをホストします。ロシアは12月に最初の集団を打ち上げ、SpaceXは2月に2番目の集団を打ち上げます。

新しい乗組員は、次の6ヶ月を宇宙ステーションで過ごします(will spend)

その間(during that time)に2つの観光グループ(visiting tourists)をホストします。

ロシアは12月に最初の集団(the first bunch)打ち上げ(will launch)、スペースXは2月に2番目の集団を打ち上げます。

木曜日に国際宇宙ステーションに到着した4人の宇宙飛行士たちは、6ヶ月間を国際宇宙ステーションで過ごします。

その間に、民間人の2つの観光グループが国際宇宙ステーションを訪問するようです。

1つ目は12月にロシアから、2つ目は来年の2月にスペースXで。

ロシアの側には、ZOZOの前澤さんが乗るんじゃなかったかな?と思います。

“bunch”は「束」という意味

この文では、観光ツアーのグループを表す言葉として使われているので、「集団」と訳しました。

スペースXは完全に国際宇宙ステーションへの往復の手段として役割を果たしていますね。

ジェフ・ベゾスのブルー・オリジンがちょっとおもちゃのように思えるぐらいです。

それだからかどうかはわからないですが、ジェフ・ベゾスはトム・ハンクスを誘ったけれども、断られていました。

今日はまた、宇宙旅行に関する話です。とはいっても、俳優のトム・ハンクスがジェフ・ベゾスの提案を断ったという話。ジェフ・ベゾスが自分の開発しているブルー・オリジンロケットに乗らないか?とハンクスに提案したんだけれども、ハンクスは断ったようです。その理由は、何だったんでしょうか?では、記事を見ていくことにします。まずは、記事全体を読んでみましょう。Jeff Bezos offered Tom Hanks a ride to space on his Blue Origin rocket, but it came at a price.ジェフ・ベゾスはトム・ハンクスにブルーオリジンロケットで...
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今日は、スペースXが4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションまで運んだという話題を読みました。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

こうぷー

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