今日は、スペースXで4人の宇宙飛行士が、国際宇宙ステーションから帰ってきたという話題です。
スペースXはNASAと契約して、国際宇宙ステーションの往復するためのロケットに選定されています。
その任務を果たしたということのようです。
スペースXは、イーロン・マスクの会社が作っているロケット。
完全に本格的なロケットのようです。
では、まず、今日の記事全体を読んでいきます。
月曜日に4人の宇宙飛行士が地球に戻り、今年の春に始まった200日間の宇宙ステーションミッションを終了してSpaceXで帰還しました。
Their capsule streaked through the late night sky like a dazzling meteor before parachuting into the Gulf of Mexico off the coast of Pensacola, Florida. Recovery boats quickly moved in with spotlights.
彼らのカプセルは、フロリダ州ペンサコーラ沖のメキシコ湾にパラシュートで降下する前に、まばゆいばかりの流星のように深夜の空を通り抜けました。回収船はすぐにスポットライトの中で移動しました。
“On behalf of SpaceX, welcome home to Planet Earth,” SpaceX Mission Control radioed from Southern California.
「SpaceXを代表して、地球へようこそお帰り」と、SpaceX MissionControlは南カリフォルニアから無線で送信しました。
Within an hour, all four astronauts were out of the capsule, exchanging fist bumps with the team on the recovery ship.
1時間以内に、4人の宇宙飛行士全員がカプセルから出て、回収船のチームとグータッチを交換しました。
Their homecoming — coming just eight hours after leaving the International Space Station — paved the way for SpaceX’s launch of their four replacements as early as Wednesday night.
彼らの帰郷—国際宇宙ステーションを出てからわずか8時間後に来る—は、早ければ水曜日の夜にSpaceXが4人の交代要員を打ち上げる道を開いた。
The newcomers were scheduled to launch first, but NASA switched the order because of bad weather and an astronaut’s undisclosed medical condition.
新参者が最初に打ち上げられる予定でしたが、悪天候と明らかにされていない宇宙飛行士のコンディションのため、NASAは注文を切り替えました。
The welcoming duties will now fall to the lone American and two Russians left behind at the space station.
歓迎の義務は、宇宙ステーションに残された孤独なアメリカ人と2人のロシア人に委ねられます。
では、それぞれの文を1つずつ細かく読んでいこうと思います。
月曜日に4人の宇宙飛行士(astronauts)が地球に戻ってきた。
今年の春(last spring)に始まった200日宇宙ステーションでのミッションを終了してスペースXで帰還した(riding home)。
宇宙ステーションに滞在していた4人の宇宙飛行士が地球に帰還したようです。
帰還するために使ったのが、イーロン・マスクのスペースX。
これに乗って、地球に帰ってきて、200日の宇宙ステーションでのミッションを終了したようです。
イーロン・マスクがこのスペースXでの利益で兆万長者になるという話題を先日取り上げました。
“astronaut”は「宇宙飛行士」。とても有名な名詞ですね。
彼らのカプセルは、まばゆいばかりの(dazzling)流星(meteor)のように深夜の空を通り抜けました(streaked through)。
4人の宇宙飛行士を乗せたカプセルは、深夜の夜空を通り抜けた。
実際に光っていたんでしょうね。
大気圏に突入するときに。
“dazzling”は「まばゆい」という意味。
“streak through”で「(空を)駆け抜ける」という意味があります。
“streak”だけだと「筋をつける、猛スピードで走る」という意味。
短い文でしたが、覚えておきたい単語が、いくつも出てきました。
「スペースXを代表して(behalf of)、地球へお帰り」とスペースXミッションコントロールは南カリフォルニアから無線で送信しました(radioed)。
4人の宇宙飛行士を乗せたカプセルは、カリフォルニア沖のメキシコ湾に着水したようです。
そこで、南カリフォルニアのスペースXミッションコントロールからコメントが送信された。
「地球におかえり。」
“welcome home”で「おかえり」ですが、“welcoming back”なんかもよく聞きますね。
あと、“behalf of ~”は結構よく使うと思います。「~に代わって、~を代表して」ですね。
1時間以内に、4人すべての宇宙飛行士はカプセルから出て、グータッチ(fist bumps)を回収船(recovery ship)に乗ったチームとかわしました(exchanging)。
カプセルが着水した後、1時間も経たないうちに4人の宇宙飛行士はカプセルから出て回収船に乗り込んだ。
そして、そこに乗っていたチームとグータッチを交わしたようです。
200日も宇宙にいると、立てなくなっているはずです。
そこで、回収船のチームの人たちに抱えられて回収船に移されるんだと思います。
“fist bumps”「グータッチ」っていうのが面白いです。覚えておきましょう。
彼らの帰還(国際宇宙ステーションを出てからわずか8時間後に帰ってきた(coming just eight hours))は、早ければ水曜日(as early as Wednesday)の夜にスペースXが4人の交代要員(replacements)を打ち上げる道を開いた(paved the way)。
4人の宇宙飛行士は、国際宇宙ステーションを離れてから、わずか8時間後に地球に帰還した。
このことは、早ければ水曜日の夜にも行われる予定の、交代要員の打ち上げにも道を開いた。
問題なく、スペースXで帰還で来たということで、次の打ち上げも順調に進むということのようです。
今回帰還した4人の宇宙飛行士の中には、日本人の星出さんもいました。
星出さんの宇宙ステーションでの活躍の話も、以前、読みました。
“as early as Wednesday”「早ければ水曜日」は是非覚えておきましょう。
よく使うのは”as early as you can”なんて言って「できるだけ早く」です。
あとは、“pave the way”で「道を開く」ですね。
“pave”だけだと「舗装する、敷きつめる」だけの意味ですが、“pave the way”になると「道を開く」という意味になります。
新しい滞在者(the newcomers)が最初に打ち上げられる予定でした(were scheduled to launch)が、悪天候と宇宙飛行士の公表されていない医療的なコンディションのためにNASAのオーダーは切り替えられました(switched)。
国際宇宙ステーションへの新しい宇宙飛行士を送り込む予定でしたが、NASAの当初のオーダーは切り替えられた。
それは、悪天候と宇宙飛行士のコンディションが理由だったようです。
なので、本来は、交代の宇宙飛行士を積んで飛んで行って、宇宙ステーションから4人を連れて帰ってくるのがミッションだったのかもしれません。
歓迎の義務the welcoming duties)は、宇宙ステーションに残された、1人のアメリカ人と2人のロシア人に委ねられます(fall to)。
4人の宇宙飛行士が、地球に戻ってしまったので、宇宙ステーションには3人しか残っていないことになった。
1人のアメリカ人と2人のロシア人。
次にやってくる宇宙飛行士を歓迎するのは、この3人だけになってしまった。
“fall to ~”で「~の責任になる」という意味があります。「落ちる」だけではありません。
今日は、スペースXで国際宇宙ステーションから4人の宇宙飛行士が帰ってきたという話題でした。
スペースXは本格的な感じがしますね。
残念ながら、ジェフ・ベゾスのブルー・オリジンはちょっとロケットというには…。
だから、トム・ハンクスにも断られたのかもしれません。
今日は、イーロン・マスクのスペースXで4人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションから帰ってきたという話でした。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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