日本の高校生の村瀬心椛選手が銅メダルを獲得しました。
17歳3ヶ月でのメダル獲得は、冬季オリンピックでは日本最年少。
以前は、浅田真央選手の19歳が最年少記録だったようです。
ボード系のスポーツって、夏季のオリンピックも含めて、10代の選手が強いですね。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
10代の村瀬心椛は、冬季オリンピックで史上最年少の日本人女性メダリストになり、火曜日の北京オリンピックでのスノーボードビッグエアイベントで3位に終わったとき、日本のスポーツ史に飛び込み、ねじり込みました。
Murase scored 171.50 points over her two best runs at the Big Air Shougang venue to take the bronze behind Austria’s Anna Gasser and New Zealand’s Zoi Sadowski Synnott.
村瀬は、オーストリアのアンナガッサーとニュージーランドのゾイサドウスキーシノットの後ろでビッグエアで銅メダルを獲得するために、シューガン会場での2回のベストランで171.50ポイントを獲得しました。
Murase, at 17 years 3 months, eclipsed the record for Japan’s youngest Winter Olympic medalist previously held by figure skater Mao Asada, who was 19 years 5 months when she won a silver medal at the 2010 Vancouver Olympics.
村瀬は17歳3か月で、2010年バンクーバーオリンピックで銀メダルを獲得した19歳5か月のフィギュアスケート選手浅田真央が以前に保持していた日本最年少の冬季オリンピックメダリストの記録を上回りました。
“It’s like a dream,” Murase said. “I really can’t believe it. It was because of everyone that I got to this spot, my parents, my friends, my sponsors. It’s not a medal that I won alone, and all I can do is thank everyone.”
「それは夢のようなものです」と村瀬は言った。 「本当に信じられません。私がこの場所にたどり着いたのは、両親、友人、スポンサーのおかげでした。一人で勝ったメダルではありません。私にできることは、みんなに感謝することだけです。」
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ティーンエイジャーの村瀬心椛は、冬季オリンピックで史上最年少の女性メダリストになり(became the youngest-ever Japanese female medalist)、火曜日の北京オリンピックでのスノーボードのビッグエア競技で3位に終わったとき、日本のスポーツ史に飛び込み(sailed)、ねじり込みました(twisted into)。
17歳の村瀬心椛選手が、スノーボードのビッグエア競技で銅メダルに輝きました。
これは、日本の冬季オリンピックの女性メダリストとしては最年少記録のようです。
去年の東京オリンピックでも、スケートボードでは、十代の選手の活躍がすごかったのは記憶に新しいところ。
これで、村瀬心椛選手は日本のスポーツ史に入り込んだと記事では書いています。
“sailed into”で「飛び込んだ」と表現しています。
“sail into”には「入港する」というような意味から、「入っていく」というような意味があります。
“twisted into”で「ねじり込む」と表現しています。
“twist”が「ねじる」という意味なので、分かりやすいですね。
村瀬は、オーストリアのアンナ・ガッサーとニュージーランドのゾイ・サドウスキー・シノットの後ろで(behind)ビックエアで銅メダルを獲得するために(to take the bronze)、シューガン会場での2回のベストランで171.50ポイントを獲得しました(scored 171.50 points)。
村瀬心椛選手は、2回演技を行ってベストランで171.50ポイントを獲得した。
この得点は、オーストリアのアンナ・ガッサー選手とニュージーランドのゾイ・サドウスキー・シノット選手に次いでの3位。
これで、銅メダルを獲得できたということです。
“take the bronze”で「銅メダルを獲得する」という意味。
“take”なので、まさに「取った」という感じですね。
別の記事では同じような意味で、”capture”なども使われていました。
17歳3ヶ月の村瀬は、2010年バンクーバーオリンピックで銀メダルを獲得した19歳5ヶ月のフィギュアスケート選手の浅田真央が以前に保持していた(previously held)日本最年少の冬季オリンピックメダリストの記録を上回った(eclipsed)。
これまでの記録は、浅田真央選手の19歳5ヶ月だった。
浅田真央選手の場合は、もうひとつ前のトリノオリンピックに出ていたら、メダルが取れていたんじゃないか?とも言われてますよね。
でも、浅田真央選手の19歳5ヶ月を抜いて、17歳3ヶ月でのメダル獲得で、記録を上回ったということです。
“previously held”で「以前に保持していた」と訳しています。
“previously”が「以前に」という意味の副詞。
“esclipted”で「上回った」と表現しています。
「それは夢のようなものです(It’s like a dream)」と村瀬は語った。
「本当に信じられません。私がこの場所にたどり着いた(I got to this spot)のは、両親、友人、スポンサーのおかげでした(It was because of)。
一人で勝った(won alone)メダルではありません。私にできることは(all I can do)、みんなに感謝することだけです。」
村瀬心椛選手は言っています。
「夢のようです」
「ここにたどり着けたのは、私一人の力ではない」
「私にできることは、みんなに感謝することだけです。」
“It was because of ~”で「~のおかげです」と訳しています。
直訳すると「それは~の理由によるものです。」となると思います。
“All I can do is thank everyone”で「私にできることはみんなに感謝することだけです」と訳しています。
これも直訳すると、「私にできることのすべては、みんなに感謝することです」となります。
覚えておくといい表現ですね。
今日は、17歳の村瀬心椛選手が銅メダルを獲得した話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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