今日は奈良公園のシカの話題です。
奈良公園のシカは有名ですよね。
コロナ前は、外国人の観光客もたくさん来て、鹿せんべいをあげていました。
世界でも珍しいんじゃないでしょうか?
直接シカにせんべいを渡して食べさせることができるというのは。
でも、一方で、事故が多いようです。
そこで、奈良公園管理事務所がビデオを作ることにしたようです。
今日の記事は、そのような話題です。
では、記事に入っていきます。
奈良公園の関係者は、一連の教育ビデオ(a series of instructional videos)を作成した(have created)。
公園で有名なシカと交流するための(for interacting)、適切なエチケットに関する(on proper etiquette)…。
観光客が自由に歩き回る国宝(the free- roaming national treasures)に襲われた事故を経た(a spate of)後で…。
奈良公園がシカに襲われないための、一連の教育ビデオを作ったそうです。
シカと交流するための適切なエチケットに関するビデオ。
奈良公園では、自由にシカが歩き回っているので、それに襲われるという事故があるようです。
だいたいどんな事故かを想像つきますが…。
“interacting”は「交流する」という意味。
ビジネスで、お互いによくわかり合うためには、“interact”である必要があるとよく言われます。
これは、「相互に意見を述べ合う」関係というような意味です。
あと、”a spate of”で「~を経て」という熟語も覚えておきたいです。
奈良公園は、1,000頭以上のシカが生息しています(is home to)。
そして、それは町の神聖なシンボル(a sacred symbol)としてよく知られています(well known as)。
そのシカは、観光客の手から(out of tourists’ hands)せんべいを食べるのが好きです(penchant)。
奈良公園には、町の神聖なシンボルである1,000頭以上のシカが生息している。
そして、それらのシカは、観光客から鹿せんべいを食べるのが好きです。
“be home to”で「生息している」という意味に訳しています。
直訳すると「奈良公園は、1,000頭以上のシカにとっての家である」というような意味です。
あと、“be well known as ~”で、「~としてよく知られている」も覚えておきたいです。
シカは全国的に(nationally)最もかわいい(the cutest)指定された(designated)自然の宝物のひとつですけれども(while)、
それでも(still)野生動物であり、トラブルを避けるためには(to avoid trouble)適切な取り扱い(proper handling)が必要です。
シカはとてもかわいくて、日本全国に生息している。
そして、自然の宝物として認識されています。
でも、野生の動物なので、注意がやっぱり必要だということです。
“designated”の「指定された」と”to avoid trouble”の「トラブルを避けるためには」を覚えておきましょう。
奈良公園管理事務所(Management Office)によると、192件のシカに関連した事件(deer-related incidents)が報告されている。2019年度に(in fiscal 2019)。
(この192件には)訪問者が噛まれたり、蹴られたりしたことを含む(including cases)…。
奈良公園管理事務所によると、観光客などが噛まれたり、蹴られたりしたことも含めて、192件のシカに関連した事件が報告されている。
ここでは、“according to~”の「~によると」と”including~”の「~を含む」を覚えておきましょう。
いやほど出てくる表現です。
これらの事件は、公園事務所が「鹿マナー」というタイトルの一連のビデオ(a series of videos titled)を制作するのに拍車をかけた(have spurred)。
年間192件もの事件が起こっているので、奈良公園管理事務所は急いで一連のビデオを作ることにした。
結果的に事件が多かったことがビデオ制作に拍車をかけたと言っています。
“spur”が動詞では「拍車をかける」という意味。
を表そうとしているようです。現在完了形の”have supurred”とすることで、「拍車をかけてしまった」というようなニュアンス
シリーズのビデオでは、イラストや写真を使ってマナーのポイントをわかりやすく(easy-to-understand)説明しています。
奈良公園管理事務所が作った一連のビデオでは、イラストや写真を使ってわかりやすく説明をしている。
せっかく作るのだから、分かりやすく作ってもらう方がいいです。
この文では、“easy-to-understand”の「わかりやすく」を覚えておきたいです。
直訳では、「理解するのに簡単」って感じですね。
ライスクラッカー(鹿せんべい)に関するビデオでは、訪問者はすぐに(quickly)スナックを渡す(hand over)ようにアドバイスされている。
そうしないと(or else)、シカはフラストレーションで(in frustration)噛もうとしたり頭突きをしようとしたりするかもしれません(might attempt to)。
クラッカーがなくなった(running out)後、訪問者は空の手のひら(their empty palms)を見せるように指示されます(are instructed)。
そうすれば(so)、シカはもう食べ物がない(no more food)ことを確認できます(can see)。
ビデオでは、まず、シカにすぐにせんべいを渡すように言っています。
そうでないと、イライラしたシカが噛んだり、頭突きをしてきたり、するからだそうです。
そして、もうせんべいがなくなったのであれば、空の手をシカに見せるそうです。
そうすると、シカは、もうせんべいがないということを理解するそうです。
賢いですね。
ここでは、“hand over”「渡す」と”might attempt to”「~しようとするかもしれない」の表現が気になります。
うまく使えるといいと思います。
では、今日の記事の読み下しはここまで。
明日もまた、頑張ります。
こうぷー
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