早稲田大学のキャンパス内に村上春樹図書館がオープンします。
村上春樹に関連するアイテムがたくさん展示されるようです。
でも、それだけではなくて、世界の文化的な交流拠点になってほしいという期待もあるようです。
10月1日が正式なオープンですが、それに先駆けて記者会見があったというのが今日の記事です。
では、記事に入っていきたいと思います。
村上春樹の作品を記念した(celebrating the work of Haruki Murakami)図書館が、著名な作家の母校である早稲田大学で、10月1日の正式な開館(official opening)に先立ち、今週発表されました(was unveiled)。
村上春樹の図書館が、母校の早稲田大学に開館するようです。
記念する図書館ということなので、村上春樹にまつわるものが、いっぱい置かれるのでしょう。
正式開館は10月1日ですが、それに先駆けて発表された。
“unvailed”というのが「発表された」という意味ですが、「ベールを剥ぐ」って感じですね。
まさに掛かっていたベールを、さっと引いて剥いで、中身を見せるって感じ。
「私は、これが新しい文化の形(new forms of culture)が発展するハブになってほしいと思う」と村上春樹は水曜日の大学での記者会見(a press conference)で語った。
いろんな文化が集まって新しい文化を作るという場所になってほしいということでしょうか?
村上春樹は、記者会見でこの図書館が文化の発展に貢献してほしいと述べたようです。
早稲田大学国際分学院は、約10,000点の展示品(about 10,000 items)を保管し展示する(will house and display)。
それらは、本、音楽のレコード、身の回り品(personal items)などの村上が施設に寄贈又は貸与した(has donated or loaned)ものです。
1万点も展示品があるということです。
本やレコード、身の回り品など…。
村上春樹の小説には、音楽が出てきますよね。
だから、ここでの”music records”は「音の記録」というよりも、本当のレコードだと思います。
身の回り品などって、普通の人のものだったら、何でもないものでも、これだけ有名な人のものだと価値があるということですね。
村上図書館と呼ばれる(dubbed)この施設は、東京の新宿区の大学のキャンパス内にあります(is located)。
この作家(the author)が学生時代によく訪れた(often visited)博物館の近くにあります。
村上図書館は早稲田大学のキャンパスの中にある。
村上春樹が学生の頃によく訪れた博物館の近く。
「呼ばれる」っていうのを”dubbed”で表現しています。
“dub” っていうのは、「(ニックネームなどで)呼ぶ」って意味があるようです。
何となく、気軽に呼ぶって感じでしょうか。
この建物は、建築家の隈研吾の指導によって(under the direction of architect Kengo Kuma)改修された(was renovated)。
そして、ファーストリテイリングの会長兼社長の柳井正さんが地上5階地下1階の建物の改修に必要な(required to renovate)約12億円を寄付しました(donated)。
柳井さんは早稲田出身なんですね。
隈さんは違うようです。
隈研吾さんの指導の下で建物の改修は行われ、必要な額は柳井さんが寄付した。
隈研吾さんは、新国立競技場をデザインしたことで知られています。
そして、タイムズ紙の今年の100人に選ばれたことを、先日、取り上げました。
村上春樹さんによると、図書館は当初(initially)彼の本や彼に関するアイテム(items related to him)に焦点を当てた(be focused on)ものだった。
しかし、他の人たちの作品やアイテムが徐々に(gradually)含まれるようになった(be included)。
「私は、幅広い分野をカバーする(covering a wide range of fields)流動的な(fluid)研究施設になることを望んでいます。」と村上さんは言った。
最初は、村上春樹に関係するものだけの図書館になる予定だった。
でも、途中から徐々にいろんな人の作品やアイテムも含まれるようになった。
そうすることで、いろんな分野の物をカバーする流動的な研究施設になりそうな感じになることができた。
村上さんはそのように言っています。
学生と一般の人たちは、日本語と英語で書かれた村上春樹の本や村上春樹や彼の作品に関連する(related)多くのアイテムを展示する棚がある、6階のフロアのうち3つのフロアにアクセスできます(will be able to access)。
6階建ての建物のフロアのうちの半分のフロアに、学生や一般人は入ることができるみたいです。
3つのフロアに置けるだけの物でも、相当な数になるんだろうと思います。
春樹ストと言われる村上春樹ファン人もいますから、それらの人にとってはたまらないのでしょう。
施設には、早稲田大学の学生たちが経営する(run by Waseda students)カフェやオーディオルーム、村上春樹の自宅の部屋のレプリカもあります。
ここでもまた、”run”が出てきました。
この”run”は「経営する」という意味です。
施設には、カフェやオーディオルームや村上春樹の仕事場のレプリカもある。
いろいろ見られて、楽しそうです。
早稲田大学は、世界中の文学の研究拠点(a research hub for literature)になることを目指している(is aiming)。
したがって(accordingly)、新しい図書館は、海外からの学生と研究者が交流できる(can interact)場所(a venue)になります。
早稲田大学が世界中の文学の研究拠点となることを目指しているのと、村上春樹図書館は方向性が一致している。
この図書館ができることによって、海外から早稲田大学にくる学生や研究者が交流する場になることが期待される。
単なる村上春樹の関連アイテムの展示だけでなく、交流の場になることも期待されているということです。
今日の記事はここまで。
明日もまた、頑張ります。
こうぷー
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