【英語でいろんな読み物を読む!】不便なのか、問題なのか?

英語、英会話

今日の話は、もののとらえ方の問題についてです。

それは、ただ単に不便なだけなのか?それとも考えないといけない問題なのか?

ちょっと我慢したら済む話なのか、問題解決を図らないといけないものなのか?

そんな微妙な違いを意識すれば、本気で考えないといけないことは、結構絞られるということかな?と思います。

では、ストーリーに入っていきます。

When I was young, my mother would send me to the grocery to buy our weekly supplies. I never really liked doing it because the grocery was always crowded, and the lines were long.
私が若い頃、母は私を食料品店にやって毎週の買い物を買いにいかせました。 食料品店はいつも混雑していて、行列が長かったので、私はそれをするのが本当に好きではありませんでした。

筆者のお母さんは、筆者をいつも買い物にやっていたようです。

毎週、家族の買い物を買いに食料品店にお使いに行かせていた。

筆者はそれが嫌だったようです。

その理由は、いつも食料品店が混雑していて、列に並ばなければならなかったからです。

One time, I told my mom, “I’m okay doing it. The problem is, it takes forever queuing!”
ある時、お母さんに「大丈夫です。問題は、いつまでも待ち行列に並ばされてしまうことです!」と言いました。

ずっと、不満に思っていた筆者は、お母さんに言いました。

「いいんだけど、問題はいつまでも待ち列に並ばされることなのよ。」と。

待っている時間が長いのが問題なんだと言いました。

My mother looked at me and said, “When you go to the market, and you could not buy food, and you could not feed your family – that’s a ‘problem.’ But when you go to the market, and you can buy everything you want, but takes you a long time to pay for it – that’s just an ‘inconvenience.'”
母は私を見ていいました。「あなたが市場に行って、食べ物を買うことができず、家族が食べることができなかったとき、それは「問題」です。 しかし、市場に出て、欲しいものはすべて買うことができますが、それを支払うのに長い時間がかかる、それは単なる「不便」です。」

でも、筆者のお母さんは言いました。

あなたが市場に行って、食べ物を買うことができず、家族のみんなが食べられなくなったら、それは「問題」

でも、ちゃんと買いたいものは買うことができて、ただ支払うのに時間がかかるというのであれば、それは「不便」

筆者が最初に言っていた、列に長く並ばされるのは、「問題」ではなくて「不便」にすぎないのだと…。

It had not made sense to me until now. But now I get it.
今まで私には意味が分かりませんでした。 しかし今、私はそれがわかります。

筆者は、お母さんに言われたときは、よくわからなかったのかもしれません。

でも、今となっては、お母さんが言った意味がよく分かるということです。

A late train is an inconvenience. Having no job is a problem. A stuffy noise is an inconvenience. Having a terminal illness is a problem. A pouting child is an inconvenience. Not knowing the whereabouts of your child is a problem.
遅い電車は不便です。仕事がないのは問題です。鼻づまりは不便です。末期の病気を持つことは問題です。 ふくれっ面の子供は不便です。 お子さんの居場所がわからないのは問題です。

遅い電車というのは、不便だけれども、目的地に着けるということでは目的を達成できます。

仕事がないというのは、収入を得ることができないということで、不便ということではなくて、問題ということです。

鼻づまりは命にかかわることではないという意味で、不便だということです。

一方で、末期の症状の病気は命にかかわるので問題ということ。

子供のふくれっ面は、機嫌を取ればいいので不便なこと。

子供が行方不明なのは、命にかかわるので問題。

So next time when you are faced with a situation, think! Is this a problem, or just an inconvenience? See how your view changes.
だから、次にあなたが状況に直面したとき、考えてみてください! これは問題ですか、それとも単に不便ですか? あなたの見かたがどのように変化するかを確認してください。

このようなことなので、何でもかんでも問題と考えないでください。と著者は言っています。

その事象は、問題ですか?それとも不便なだけですか?

そのように考えると、意外とその事象は許容できるものなのかもしれないと筆者は言っていると思います。

ストーリーはここまでです。

質問に移ります。

Do you agree that we sometimes confuse inconvenience with a problem? Why or why not? What could be the consequence of thinking this way?
不便と問題を混同することがあることに同意しますか? なぜまたはなぜそうではないのですか? このように考えることの結果は何でしょうか?

同意します。

私たちは、いろんな事象をついつい深刻な問題という風にしてしまいがちだと思います。

多くの事象は実は少し我慢すれば済むことであることが多いと思います。

Yes, I do. I think we tend to consider a lot of things as serious problems. Most parts of things are actually we can endure.
はい