【悩み事の考え方】心を空っぽにすると、楽になれると思う【禅の考え方を取り入れる】

人生、生きかた

ずーっと、悩みに捕らわれてしまうことってないですか?

毎日、自分の周りで起こることが、思い通りにいかない。

他の人が、自分と違う行動ばっかり取る。

頑張っているんだけれども、全然、状況が改善しない…。

とにかくうまく行かない…。

いろんなことが私たちを悩ませます。

一旦悩みだすと、そのことが頭をぐるぐる回り出します。

そして、そのことが、ずーっと、私たちの思考を支配してしまいます。

それってとても、しんどいことです。

しかも、思考がずっと持っていかれるので、他のことが考えられず、時間的にももったいないです。

そんな時に、一度、心を空っぽにすると、楽になれることがあると思います。

それには、禅の思考が役立つと思っています。

今日は、「心を空っぽにすると楽になれるんじゃないか?」ということについて書こうと思います。

私たちはいつも悩みを抱えている

生きていると、いろんなうまくいかないことがあります。

そんなことが、私たちをいつも悩ませます。

楽観的な人、悲観的な人、悩む程度もさまざまだと思いますが…。

それでも、全く何も悩みがないという人は、なかなかいないと思います。

私たちは、そんな悩みと折り合いをつけながら、毎日を生きていかないといけません。

一つの悩みが解決すれば、また次の悩みが起こってきます。

そんな風にして、人生というものは、進んでいくものなのかもしれません。

そうであるなら、うまく悩みと付き合っていけるとよい人生を送れると思います。

僕も、いつもいろんな悩みを抱えています。

大きかったり、小さかったり、難しかったり…。

悩んでいるときには、「どうして僕だけにこんなに悩みが起こるんだろう?」とも思います。

でも、そんなことはないんですよね。

みんな、多かれ少なかれ、悩みながら生きています。

それが、時には人間の成長に結びつこともあります。

だから、みんな悩みながらも、一生懸命生きていくしかないんです。

深く悩むと同じ思考を繰り返す

特に難しい問題や、どうしようもない問題に出くわすと、私たちは、深く悩むことになります。

そんな時には、同じような考えが頭の中をぐるぐる、ぐるぐる回り始めます。

ずーっと、同じようなことを、ああでもない、こうでもないと繰り返して考えてしまいます。

そして、いつまでたっても、その思考から逃れることができなくなってしまいます。

こんな時は、とてもしんどい思いをすることになってしまいます。

仕事やほかのことに集中しないといけないのに、悩みが頭の大部分を占領する。

僕も、去年の年末にそのようなつらい時期がありました。

じっとしているのもつらくて、どうしようもありませんでした。

時間が過ぎるのですら、心を引っ掻いていくように感じました。

「このつらい思いを何とかできないものか?」と本当に真剣に考えました。

その時は、まだ心を空っぽにするようなことを知らなかったので、ただただ、苦しみました。

今であれば、少しは上手にその苦しみを受け流すことができるかもしれません。

心を空っぽにすることによって…。

心を空っぽにすることが有効

本当に悩んでいるときには、心を空っぽにすることが、有効ではないかと思っています。

悩みそのものを、心の中から除外してしまう。消し去ってしまう。

これができれば、すごく楽になるのではないかと思っています。

「それができないから、難しいんだよ!」と言われそうですが、

実際に、深く悩みを抱えた経験からすると、考え抜いて解決するよりも有効だと思います。

なぜなら、深い悩みというのは、自分がどうこうしても、どうにもならないことが多いからです。

そして、自分がどうこうできない問題は、考えても、どうしようもないのです。

それなら、いっそ、一旦、考えないようにすることができれば、それが一番良いと思います。

一旦、すべてを考えないようにして、心からその悩みごとを取り去ってしまいます。

そして、心を空っぽにするのです。

そして、心を空っぽにして、いろんな出来事を、ありのままに受け入れることにします。

それは、ある意味、自分にできることや、自分のことにのみ、集中するということでもあります。

禅の考え方が心を楽にする

僕は、最近、禅についての本を読んでいます。

禅は、仏教から出たものですが、宗教ではなくて、精神を鍛練するためのメソッドだ言われています。

だから、欧米人を代表とする外国人にも、広く受け入れられる。

スティーブ・ジョブスなどが特に有名です。


同じような考え方で、マインドフルネスというものもあります。

いずれも瞑想をして、精神的な安定を得ようとするものです。

特に、禅の考え方は、物事をありのままに受け入れるという考え方。

この考え方ができるようになると、いろんなことに悩まずに済むようになります。

  • 禅の究極の目的は、「夢想無念」の境地に達すること
  • 物事をありのままに受け入れることができれば、悩みを減らすことができる

禅では、「夢想無念」の境地に達することを、究極の目的にしていると言われます。

「夢想無念」とは、一切の妄念から離れること。

妄念とは、「迷いの心。誤った思いから生じる執念。」だと言われます。

よって、「夢想無念」とは、「あらゆる迷いの心から離れること」ということになります。

まさに、これまで書いてきた、悩んでいることから離れることなのです。

僕は最近、このように、禅の考え方が、悩みを解決してくれる一つの手段になりえると思っています。

その境地に達することは、とても難しいことです。

でも、つらいことに出会ったとしても、それをどうにかして解決しようとするのだけが、解決方法ではないということです。

禅の考え方によれば、つらいことを含めて、一切合切受け入れるというのも、一つの解決方法であると考えられてます。

そのように、受け入れられれば、とても心が楽になると思います。

まとめ

今日は、悩んでいるときに、「心を空っぽにすると楽になれるんじゃないか?」ということについて、書いてきました。

重たくて、つらくて、どうしようもない悩みに襲われると、本当に苦しいです。

僕もそのような経験をしたので、そのつらさがよくわかります。

でも、そんな時に、禅の考え方である「すべてをそのまま受け入れる」ということができれば、とても楽になれる可能性があります。

去年の年末の僕と同じように、どうしようもない、ものすごくしんどい思いをしている人が、今日の話で少しでも救われる思いができたなら、とてもうれしいと思います。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

こうぷー

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