今年のアカデミー賞で、最も話題になったのは、ウィル・スミスがコメディアンのクリス・ロックを平手打ちした事件。
この件について、ウィル・スミスはこれまで何も言ってきませんでした。
しかし、金曜日に自身のインスタグラムでこの件について話をしたようです。
今日はこの話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
ウィル・スミスは、3月のアカデミー賞でクリス・ロックを平手打ちしたことを「深く反省している」.スミスは、金曜日に彼の検証済みのInstagramアカウントに、画面上の「久しぶりです」という言葉で始まるビデオを投稿しました。
“Over the last few months, I’ve been doing a lot of thinking and personal work…,” the statement reads. “You asked a lot of fair questions that I wanted to take some time to answer.”
「ここ数ヶ月、私は多くのことを考え、個人的な仕事をしてきました…」と声明には書かれています。 「あなたがたは私が答えるのに時間をかけたかった多くの公正な質問をしました。」
Smith can then be heard sighing, he enters the screen and addresses to camera why he didn’t apologize to Rock during his Oscars acceptance speech following his win for best actor for his role in “King Richard.”
スミスはため息をついているのが聞こえ、画面に入り、カメラに向かって、「キング・リチャード」での彼の役割で最高の俳優を獲得した後、オスカー受賞スピーチでロックに謝罪しなかった理由を説明します.
“I was fogged out by that point,” Smith says. “It’s all fuzzy. I’ve reached out to Chris and the message that came back is that he’s not ready to talk and when he is, he will reach out.
「その時点で私はぼんやりしていました」とスミスは言います。 「すべて曖昧だ。私はクリスに連絡を取ったが、戻ってきたメッセージは、彼は話す準備ができておらず、話せるようになったら連絡するだろうというものだった」
So I will say to you Chris, I apologize to you. My behavior was unacceptable and I’m here whenever you are ready to talk.” Smith says he “spent the last three months replaying and understanding the nuance and the complexities of what happened in that moment.”
だから私はあなたにクリスに言います、私はあなたに謝罪します。私の行動は容認できませんでした。あなたが話す準備ができているときはいつでも私はここにいます。」 スミス氏は、「過去 3 か月間、その瞬間に起こったことのニュアンスと複雑さを再現して理解することに費やした」と述べています。
“I’m not going to try to unpack all of that right now, but I can say to all of you, there is no part of me that thinks that was the right way to behave in that moment,” he says.
「今、そのすべてを解き明かそうとするつもりはありませんが、皆さんに言えることは、その瞬間に私の側にそれが正しい行動だったと考える部分はありません」と彼は言います.
“There’s no part of me that thinks that is the optimal way to handle a feeling of disrespect or insults.” Smith adds that it hurts him to know that he didn’t live up to the image people had of him.
「無礼や侮辱の感情に対処する最適な方法だと思う部分は、私のどこにもありません。」スミスは、人々が彼に対して抱いていたイメージに彼が応えていなかったことを知ると、彼は傷つくと付け加えた.
“Disappointing people is my central trauma,” he says.” I hate when I let people down so it hurts.” The Academy has sanctioned Smith by banning him from attending the Oscars for the next 10 years.
「人をがっかりさせることが、私のトラウマの中心です」と彼は言います。アカデミーは、今後10年間オスカーに参加することを禁止することにより、スミスに制裁を課しました.
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
ウィル・スミスは、3月のアカデミー賞でクリス・ロックを平手打ちしたこと(about slapping)を「深く反省している(deeply remorseful)」.スミスは、金曜日に彼の検証済みのInstagramアカウントに、画面上の「久しぶりです(it’s been a minute)」という言葉で始まるビデオを投稿しました(posted a video)。
ウィル・スミスは、3月のアカデミー賞でコメディアンのクリス・ロックを平手打ちしました。
アカデミー賞で大きなトラブルが発生しました。主演男優賞を受賞したウィル・スミスがコメディアンのクリス・ロックを平手打ちをするという事態が起きました。なぜ、このようなことが起こったのでしょうか?新聞の記事を読んでいきたいと思います。まずは記事全体を読んでみたいと思います。Best actor nominee Will Smith smacked presenter Chris Rock in the face with an open hand and shouted a vulgarity at the comedian for making a joke about his wife’s appearance at the Oscars ceremony on Sunday.最優秀俳優候補のウ... 【英字新聞を読む!】ウィル・スミスはステージでクリス・ロックを平手打ち、オス... - こうぷーぶろぐ |
その後、このことについては、あまり何も述べていなかったようです。
でも、金曜日に自身のインスタグラムにビデオを投稿した。
最初には“it’s been a minute”「久しぶりです」という風に書かれていた。
「久しぶりです」という時に“It has been a long time”とよく言います。
“a minute”はそれより短い感じでしょうか。
“deeply remorseful”で「深く反省している」と訳しています。
“remorseful”は「後悔の、悔恨の」という意味。
「ここ数ヶ月、私は多くのことを考え(I’ve been doing a lot of thinking)、個人的な仕事をしてきました…」と声明には書かれています。 「あなたがたは私が答えるのに時間をかけたかった多くの公正な質問をしました(asked a lot of fair questions that I wanted to take some time to answer)。」
ウィル・スミスは、アカデミー賞の後、数ヶ月のことについて話しています。
その間、多くのことを考えてきた。
そして、皆さんは、ウィル・スミスが答えるのに時間をかけたい思っていたたくさんの公正な質問をしてきた。
今回、それに答えようと思っているということです。
“I’ve been doing a lot of thhinking”で「私は多くのことを考えてきた」と訳しています。
現在完了進行形なので、今までずーっと考え続けているということを表現しています。
スミスはため息をついているのが聞こえ(can then be heard sighing)、画面に入り、カメラに向かって、「キング・リチャード」での彼の役割で最高の俳優を獲得した後、オスカー受賞スピーチでロックに謝罪しなかった理由を説明します(why he didn’t apologize to Rock).
ウィル・スミスは、画面の外でため息をついているのが聞こえた後、画面に入ってきた。
そして、彼が、ロックを平手打ちした後、最優秀俳優賞を受賞したスピーチで、ロックに謝らなかかったのかを説明した。
ウィル・スミスは、ロックに平手打ちをした後、最優秀俳優賞の発表があったので、謝ろうとすれば、その場で謝れたわけです。
でも、彼はそうしなかった。それはなぜかを説明しました。
“why he didn’t apologize to Rock”で「なぜ彼はロックに謝罪しなかったのか」ということです。
「その時点で私はぼんやりしていました(I was fogged out by that point)」とスミスは言います。 「すべて曖昧だ(it’s all fuzzy)。私はクリスに連絡を取った(I’ve reached out to Chris)が、戻ってきたメッセージは、彼は話す準備ができておらず(he’s not ready to talk)、話せるようになったら連絡するだろうというものだった」
ウィル・スミスは、最優秀俳優賞を受賞してスピーチする段階では、まだぼんやりしていたと言っています。
すべてが曖昧だった。たぶん、ぼーっとしていたということでしょう。
そして、ウィル・スミスはクリス・ロックに連絡を取った。
でも、クリス・ロックは、まだ話す準備ができていないということだった。
ロックはロックの側で、心の整理がつかないのかもしれないですね。
そして、ロックは、自分が準備ができたら、連絡をすると言ってきたということです。
“I was fogged out by that point”で「その時点で私はぼんやりしていた」と訳しています。
“fog”は名詞で「霧」という意味であることからも分かるように、動詞では「霧がかかる、ぼんやりする、混乱する」というような意味があります。
だから私はあなたにクリスに言います、私はあなたに謝罪します(I apologize to you)。私の行動は容認できませんでした(my behavior was unacceptable)。あなたが話す準備ができているときはいつでも私はここにいます。」スミス氏は、「過去 3 か月間、その瞬間に起こったことのニュアンスと複雑さを再現して理解することに費やした(spent the last three months replaying and understanding the nuance and the complexities of what happened in that moment)」と述べています。
ウィル・スミスはクリス・ロックに呼びかけています。
そして、謝罪をしています。
ウィル・スミスはこの3か月間、あの時に起こったことを考えることに費やしてきたと言っています。
そして、そのニュアンスと複雑さを理解するのに時間がかかったということです。
“what happened in that moment”で「あの瞬間に起こったこと」と訳しています。
“what”で節を作って、「~のこと」というのは、英語でよく使う表現です。
「今、そのすべてを解き明かそうとするつもりはありません(not going to try to unpack all of that)が、皆さんに言えることは、その瞬間に私の側にそれが正しい行動だったと考える部分はありません(there is no part of me that thinks that was the right way to behave in that moment)」と彼は言います.
ウィル・スミスは、その時に思ったことをすべて解き明かそうとは思わないと言っています。
ただ、その瞬間に自分がしたことが正しかったという部分はない。
それはみなさんに言えると言っています。
いろんな複雑な思いが廻ったんだと思います。
それをすべて表現することはできないけれども、自分がやったことは正しくなかったということだけは明らかだと言っています。
“not going to try to unpack all of that”で「そのすべてを解き明かそうとするつもりはありません」と訳しています。
“unpack”は「パックされているものを開ける」という意味なので、「解き明かす」意味が出てきます。
「無礼や侮辱の感情に対処する最適な方法だと思う部分は(that thinks that is the optimal way to handle a feeling disrespect or insults)、私のどこにもありません(there’s no part of me)。」スミスは、人々が彼に対して抱いていたイメージに彼が応えていなかったことを知ると(to know that he didn’t live up to the image people had of him)、彼は傷つくと付け加えた.
ウィル・スミスはさらに説明しています。
たとえ無礼や侮辱をされたと思っても、彼の取った態度は良くないことであった。
ウィル・スミスに対してファンの人たちが抱いていたイメージを壊してしまったことに自分自身が傷ついている。
弁解の余地はないと言っています。
“there’s no part of me”で「私には全然ない」と表現しています。
「人をがっかりさせることが、私のトラウマの中心です(disappointing people is my central trauma)」と彼は言います。アカデミーは、今後10年間オスカーに参加することを禁止することにより(by banning him from attending the Oscars for the next 10 years)、スミスに制裁を課しました(has sanctioned Smith).
ファンをがっかりさせてしまったことがウィル・スミスにとってトラウマだと言っています。
アカデミー賞は、今後10年間、ウィル・スミスがアカデミー賞に参加することを禁止しました。
このことで、制裁を課しています。
“has sanctioned Smith”で「スミスに制裁を課した」と訳しています。
“sanction”は名詞で「制裁」、動詞で「制裁する」です。
ロシアへの各国の制裁という時にも、最近よく使われる単語です。
今日は、ウィル・スミスが自身のインスタグラムで、3ヶ月前のアカデミー賞での事件について謝罪したという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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