昨日、ラスベガスでビッグマッチがありました。
GGG対カネロ・アルバレスの試合の日がやってきました。これまでも、接戦になってきた試合の3度目。今回は完全決着がつくのでしょうか?この対戦が決まったときにも、以前、取り上げました。今日は、この話題を取り上げようと思います。まずは記事全体を読んでみたいと思います。Canelo Alvarez and Gennadiy Golovkin are set to square off for a third time on Saturday, Sept. 17, in what will likely — but not absolutely certainly — be the final time the two great rivals meet in the ring.カネロ アルバレスとゲンナジー ... 【英字新聞を読む】カネロ アルバレス対ゲンナジー ゴロフキン 3 の試合の予測! - こうぷーぶろぐ |
DAZNでしかやっていなかったので、思わずDAZNに入ってしまいました。1ヶ月3,000円。
でも、僕にとってはそれだけの価値のある試合のように思えました。
結果は、3-0の判定で、カネロの勝利。
今回は、文句なしの判定でした。
個人的には、もう少し早くからGGGが攻勢に出てほしかったです。
でも、いい試合でした。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
サウル ‘カネロ’ アルバレスは、誰もが認めるスーパーミドル級の王座を保持するために、12 ラウンドにわたってゲンナジー ゴロフキンを圧倒しました。後のラウンドでゴロフキンからの反撃を回避した後、3人のジャッジ全員が同意し、アルバレスの得点は116-112、115-113、115-113でした。
Alvarez, 32, took control from the first round, dominating an unusually passive Golovkin. Although showing no signs of hurting Golovkin, Alvarez set the pace and was particularly successful with his left hook.
32 歳のアルバレスが第 1 ラウンドから主導権を握り、異常に消極的なゴロフキンを圧倒した。ゴロフキンを痛めつける兆候は見られなかったが、アルバレスはペースを上げ、特に左フックで成功を収めた。
Golovkin could not respond when Alvarez did land and after the eighth round the Kazakh’s trainer Johnathan Banks tried to rally his fighter, telling him “let’s go to work”.
アルバレスが着弾したとき、ゴロフキンは反応できず、第8ラウンドの後、カザフのトレーナーであるジョナサンバンクスは彼のファイターを元気づけようとし、「仕事に行きましょう」と言いました。
The 40-year-old tried to do just that and staged a fightback from the ninth round onwards, his famous stiff jab finally clicking into gear, troubling Alvarez and pushing him back.
40 歳の彼はまさにそれをやろうとし、第 9 ラウンド以降、反撃を繰り広げました。彼の有名な硬いジャブがついにギアに入り、アルバレスを悩ませ、彼を押し戻しました。
“Probably it was a tactical mistake on my part to start so slow,” Golvkin said after the fight. “My reconnaissance went on too long.
ゴロフキンは試合後、「スタートが遅かったのは戦術上のミスだったかもしれない」と語った。 「私の偵察は長すぎました。
There was a plan to bring Canelo closer to open him up to try and do what I wanted to do. It’s just I started late and I did not have enough time to fulfil my game plan.”
カネロをぶっ飛ばすために近づけて、私がやりたいことをやるという計画がありました。スタートが遅かっただけで、ゲームプランを達成するのに十分な時間がありませんでした。」
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
サウル ‘カネロ’ アルバレスは、誰もが認めるスーパーミドル級の王座を保持するために(to retain his undisputed super-middleweight crown)、12 ラウンドにわたってゲンナジー ゴロフキンを圧倒しました(dominated Gennady Golovkin)。後のラウンドでゴロフキンからの反撃を回避した後(after sidestepping a fightback from Golovkin)、3人のジャッジ全員が同意し、アルバレスの得点は116-112、115-113、115-113でした。
カネロ・アルバレスは、自身が持っているスーパーミドル級の王座を保持しました。
12ラウンドにわたって、GGGを圧倒したと書いています。
終盤は、ゴロフキンが反撃をしたのですが、結局それをかわして、3-0の判定で勝利しました。
これまでの2回の判定は、非常に微妙だったのに比べて、今回は文句なしでした。
“dominated Gennady Golovkin”で「ゴロフキンを圧倒した」と書いています。
“dominate”は「支配する、優位に立つ」というような意味です。
32 歳のアルバレスが第 1 ラウンドから主導権を握り(took control from the first round)、異常に消極的なゴロフキンを圧倒した(dominating an unusually passive Golovkin)。ゴロフキンを痛めつける兆候は見られなかったが(although showing no signs of hurting Golovkin)、アルバレスはペースを上げ、特に左フックで成功を収めた。
アルバレスは、40歳のゴロフキンに対して、第1ラウンドから主導権を握った。
ゴロフキンは、かなり守備的な戦い方だった。
本来、ミドル級のゴロフキンは、1ランク上の階級での試合なので、慎重だったのかもしれません。
“although showing no signs of hurting Golovkin”で「ゴロフキンを痛めつける兆候は見られなかったけれども」と訳しています。
“although”は「~だけれども」という意味。
アルバレスが着弾したとき、ゴロフキンは反応できず(Golovkin could not respond when Alvarez did land)、第8ラウンドの後、カザフのトレーナーであるジョナサンバンクスは彼のファイターを元気づけようとし(tried to rally his fighter)、「仕事に行きましょう」と言いました。
アルバレスのパンチがゴロフキンに着弾しても、ゴロフキンは反応できずにいました。
前半戦は、一方的にアルバレスにポイントを取られているのが明白だった。
そこで、ゴロフキンのトレーナーは、第8ラウンドが終わった後に、「仕事をしよう」とゴロフキンを元気づけた。
すなわち、攻撃をしないと、このまま負けてしまうということを言ったんだと思います。
“tried to rally his fighter”で「彼のファイターを元気づけようとした」と訳しています。
“rally”は「呼び集める、集結する、元気づける」というような意味です。
40 歳の彼はまさにそれをやろうとし(tried to do just that)、第 9 ラウンド以降、反撃を繰り広げました(staged a fightback from the ninth round onwards)。彼の有名な硬いジャブがついにギアに入り(his famous stiff jab finally clicking into gear)、アルバレスを悩ませ、彼を押し戻しました(pushing him back)。
セコンドに言われて、その通りにできるところが、一流選手のすごいところです。
ゴロフキンは、9回以降は反撃を繰り広げた。
前に出続けて、彼の代名詞でもある重たいジャブを打ちました。
そして、押されていたのを押し戻しました。
“his famous stiff jab finally clicking into gear”で「彼の有名な固いジャブがついにギアが入った」と訳しています。
“stiff”は「固い、厄介な、厳しい」というような意味。
ゴロフキンは試合後、「スタートが遅かったのは戦術上のミスだったかもしれない(probably it was a tactical mistake)」と語った。 「私の偵察は長すぎました(my reconnaissance went on too long)。
ゴロフキンは、自身でも、前半の消極的な戦いについて、反省をしています。
様子見が長すぎたと言っています。
スーパーミドル級での初めての試合だったので、慎重だったんでしょう。
でも、それが長すぎたということです。
“my reconnaissance went on too long”で「私の偵察は長すぎました」と訳しています。
“reconnaissance”は「偵察、調査」という意味。
カネロをぶっ飛ばすために近づけて(closer to open him up)、私がやりたいことをやる(do what I wanted to do)という計画がありました。スタートが遅かっただけで、ゲームプランを達成するのに十分な時間がありませんでした(did not have enough time to fulfil my game plan)。」
ゴロフキンは、カネロと接近戦をしたかったようです。
確かに、明らかにスピードでは、カネロが上回っていました。
なので、至近戦で重たいパンチをカネロに浴びせるというのがゴロフキンの戦略だったようです。
しかし、スタートが遅すぎました。
9回からでは4ラウンドしかありません。
なので、作戦として失敗だったと言っています。
“did not have enough time to fulfil my game plan”で「ゲームプランを達成するのに十分な時間がなかった」と訳しています。
“enough time”は「十分な時間」という意味。
“fulfil”は「実行する、果たす、満たす」という意味です。
今日は、昨日行われた、カネロ・アルバレス対ゲンナジー・ゴロフキンの試合結果について取り上げました。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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