日本への外国人観光客の入国制限が緩和されるようです。
これまでも、徐々に緩和はされてきましたが、ツアー客に限るなどの制限が多かった。
それらについても、撤廃されるような方向で検討が進んでいるようです。
旅行業界、航空業界にとっては、厳しい状況が続いてきたので、期待されるところです。
今日は、この話題を取り上げようと思います。
まずは記事全体を読んでみたいと思います。
日本政府は、1日の入国者数を5万人以下に抑えるという国境管理政策を見直しており、「それほど遠くない将来」にそれを撤廃すると、政府のスポークスマンは日曜日に述べた。
The country’s strict COVID-19 border controls have been gradually eased but have been in place for more than two years. Just recently, the daily entry cap was raised to 50,000 from 20,000 and inbound tourists were allowed to travel on tours without a guide.
国の厳格な COVID-19 国境管理は徐々に緩和されてきましたが、2 年以上実施されています。 つい最近、1 日あたりの入場上限が 20,000 から 50,000 に引き上げられ、インバウンド観光客はガイドなしでツアーに参加することが許可されました。
The entry cap had been raised in stages since March to reach 20,000 in June, though all foreign tourists to Japan are still required to obtain visas and asked to wear face masks during their trip.
入国制限は3月から段階的に引き上げられ、6月には20,000人に達しましたが、日本へのすべての外国人観光客は依然としてビザを取得する必要があり、旅行中にフェイスマスクを着用するよう求められています.
In 2021, just 245,900 foreign visitors came to Japan, the lowest figure since comparable data became available in 1964, dealing a heavy blow to the country’s travel industry that had been buoyed by inbound tourist demand before the pandemic began in early 2020.
2021 年に日本を訪れた外国人旅行者はわずか 245,900 人で、1964 年に比較可能なデータが利用可能になって以来最低の数字であり、2020 年初めにパンデミックが始まる前にインバウンド観光客の需要に支えられていた日本の旅行業界に大きな打撃を与えました。
では、1文ずつ文章を細かく見ていこうと思います。
日本政府は、1日の入国者数を5万人以下に抑えるという国境管理政策を見直しており(is reviewing its border control policy)、「それほど遠くない将来(not so distant future)」にそれを撤廃すると(will remove it)、政府のスポークスマンは日曜日に述べた。
日本に訪れる外国人はかなり制限され続けています。
現在は、1日あたり5万人に制限されていて、2019年頃のように外国人で町があふれていたような状況からはほど遠いです。
でも、近い将来にこの状況はなくなると、政府関係者が日曜日のテレビ番組で話したようです。
“is reviewing its border control policy”で「国境管理政策を見直している」と訳しています。
“review”は「見直す」という意味。
“re”には再びなどという意味があるので、「再び見る→見直す」という感じですね。
国の厳格な COVID-19 国境管理は徐々に緩和されてきました(the country’s strict COVID-19 border controls have been gradually eased)が、2 年以上実施されています(have been in place for more than two years)。 つい最近(just recently)、1 日あたりの入場上限が 20,000 から 50,000 に引き上げられ、インバウンド観光客はガイドなしでツアーに参加することが許可されました(inbound tourists were allowed to travel on tours without a guide)。
日本は、COVID-19に対応するため、国境管理をかなり厳格に行ってきました。
ヨーロッパやアメリカでは、既に国境規制はかなり緩和されているか、ほとんどなくなっていますが、日本は継続している。
これは2年以上も続いています。
最近になってやっと規制が緩和されて、1日当たりの入国の制限が20,000人になり、ついで50,000人まで引き上げられました。
とはいっても、日本全国での人数なので、まだまだかなり少ないです。
“have been in place for more than two years”で「2年以上実施されている」と訳しています。
” be in place”で「実施されている」」という意味です。
入国制限は3月から段階的に引き上げられ(had been raised in stages)、6月には20,000人に達しましたが、日本へのすべての外国人観光客は依然としてビザを取得する必要があり、旅行中にフェイスマスクを着用するよう求められています.(are still required to obtain visas and asked to wear face masks during their trip)
日本の入国制限は、徐々に段階的に引き上げられてきました。
6月に20,000人に引き上げられたことは、以前にも取り上げました。
でも、外国人観光客が入国する際には、ビザの取得と旅行中のフェイスマスクとツアーでの参加が求められてきました。
外国人はツアーで旅行するということがほとんどないので、この条件だとなかなか旅行客は来ないですよね。
“are still required to obtain visas and asked to wear face masks during their tirp”で「依然としてビザを取得する必要があり、旅行中にフェイスマスクを着用するように求められてる」と訳しています。
“still”は「依然、まだ」というような意味。
“during ~”は「~の間」という基本的な使い方です。
2021 年に日本を訪れた外国人旅行者はわずか 245,900 人(just 245,900 foreign visitors)で、1964 年に比較可能なデータが利用可能になって以来最低の数字であり(the lowest figure since comparable data became available in 1964)、2020 年初めにパンデミックが始まる前にインバウンド観光客の需要に支えられていた(that had been buoyed by inbound tourist demand)日本の旅行業界に大きな打撃を与えました。
去年、2021年に日本を訪れた外国人旅行客は、わずか24万5千900人。
それでも、隔離期間が合った中、良くこれだけ来る人があったものです。
でも、この数字は非常に少ない数字で、1964年というから50年以上前から統計を取っている来日観光客の人数としても、最も少ない数字。
昔は、外国人を見かけることすらなかった時代の数字よりも少なかったということです。
“that had been buoyed by inbound tourist demand”で「インバウンド観光客の需要に支えられていた」と訳しています。
“buoyed”は名詞では「ブイ」という意味。海についている「ブイ」のことです。動詞では「支える」という意味があります。
この部分は、”that”でくくられていて、直前の”the country’s travel industry”「国の旅行業界」の説明をしています。
また、”had been buoyed”でそれが過去以前の話だったことを、過去完了形で示しています。
今日は、2年以上に亘って続いてきた日本への外国人旅行客の制限が解除される見込みであるという話題を取り上げました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
こうぷー
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