【英字新聞読解のコツ!】空飛ぶ車サービスへ向けてドローンテストが実施された!

英語、英会話

今日はドローンの話。

先日、大阪の貝塚市がドローンの聖地を目指しているという記事を取り上げました。

今回は、大阪の南港で万博に向けてドローンの実地実験が行われたという記事です。

何のために?というと、空飛ぶ車の実験です。

いよいよ、空飛ぶ車というのも、現実性を帯びてきているようです。

では、今日の記事に入っていきます。

A practical experiment for a flying car service, to be put into use at the Osaka-Kansai Expo 2025, was conducted Friday at Osaka’s Nanko waterfront district using a testing drone.
2025年大阪関西万博で使用される空飛ぶ車サービスの実地実験が、金曜日に大阪の南港ウォーターフロント地区でテストドローンを使用して実施されました。

2025年大阪関西万博で使用される(to be put into use)、空飛ぶ車サービスの実地実験(a practical experiment)が金曜日に大阪南港ウォーターフロント地区でテストドローンを使用して(using a testing drone)実施された(was conducted)

東京オリンピックも終わって、次は、2025年の大阪関西万博に向けての準備が進んでいます。

大阪の南港では、万博で使用される予定の空飛ぶ車サービスの実地実験が行われた。

これは、テストドローンを使用して実施されたということです。

“a practical experiment”で「実地実験」という意味です。

“practical”が「実際の」という意味で、“experiment”が「実験」なので、「実際の実験」すなわち「実地実験となります。

The two-day test, until Saturday, involves workers flying a large unmanned drone, which is designed to carry parcels, over the water to collect and analyze data on wind effects and battery consumption.
土曜日までの2日間のテストでは、小包を運ぶように設計された大型の無人ドローンを水上に飛ばして、風の影響とバッテリー消費に関するデータを収集および分析します。

土曜日までの2日間のテストでは、作業者が大型の無人ドローン(a large unmanned drone)を飛ばすことも含まれる(involves)

(そのドローンは)、小包を運ぶように(to carry parcels)設計されている(is designed)

水上に飛ばして、風の影響(wind effects)バッテリーの消費(battery consumption)データを集めて分析する(collect and analyze data)

空飛ぶ車の実地実験なので、大型のドローンを使っての実験も行われる。

実際に水上を飛ばしてみて、風の影響やバッテリーの消費量のデータを集めて分析する。

主に風の影響が気になるところでしょう。

実際に人が乗るとなると、風にあおられたら危険ですから。

この文でも、英語のいつもの文の構成で、まず重要なことを言ってから、補足していくような文になっています。

まず”unmanned drone”「無人のドローン」と言っておいて“which”以下で「小包を運ぶように設計されている」とドローンの説明をしています。

The aircraft flew to an altitude of 20 meters on autopilot and traveled to and from a point 50 meters offshore in a flight of about 5 minutes.
同機は、オートパイロットで高度20メートルまで飛行し、約5分の飛行で沖合50メートルの地点を往復した。

飛行機は、オートパイロットで高度20メートル(an altitude of 20 meters)まで飛びます(flew)

そして、約5分間の飛行で(in a flight about 5 minutes)沖合50メートル(50 meters offshore)の地点を往復した(traveled to and from)

ドローンは、オートパイロットで高度約20メートルまで上がって、沖合50メートルまでの地点を往復した。

オートパイロットなんですね。すごい。

そして、沖合まで出て行っては、帰ってくるという実験を繰り返したようです。

この文では、是非“travel to and from”を覚えたいです。

「往復する」という意味ですが、まさに”to”で「~へ向かう」という感じ、”from”で「~帰ってくる」という感じ

それを繰り返すので、”to and from”です。

面白い表現だと思います。

SkyDrive plans for a two-seat flying car to traverse a 5-kilometer route between Yumeshima and the Tempozan area, which is near the test site, during the Expo.
スカイドライブは、博覧会の期間中、テストサイトに近い夢洲と天保山エリアの間の5キロのルートを横断する2人乗りの空飛ぶ車を計画しています。

スカイドライブ社は、テストをした場所に近い、夢洲と天保山エリアの間の5キロメートルのルートを横断する(traverse)2人乗りの空飛ぶ車(a two-seat flying car)計画している(plans for)万博の間…(during the Expo)

空飛ぶ車を開発しているスカイドライブ社は、万博の期間中にこの空飛ぶ車の計画をしている。

2人乗りの空飛ぶ車で、夢洲と天保山の5キロメートルを横断する飛行ルート。

実地実験が50メートルだけなので、5キロメートルというと、相当な距離。

まだまだ、実証実験を繰り返す必要があるんだろうと思います。

“traverse”「横断する」という単語を覚えたいです。

「横切る、越える」などの意味から、「矛盾する、反対する」などの意味もある単語です。

最後に今日の記事をまとめてみましょう。

Drone test may open way for flying car service
A practical experiment for a flying car service, to be put into use at the Osaka-Kansai Expo 2025, was conducted Friday at Osaka’s Nanko waterfront district using a testing drone.
2025年大阪関西万博で使用される空飛ぶ車サービスの実地実験が、金曜日に大阪の南港ウォーターフロント地区でテストドローンを使用して実施されました。

The two-day test, until Saturday, involves workers flying a large unmanned drone, which is designed to carry parcels, over the water to collect and analyze data on wind effects and battery consumption.
土曜日までの2日間のテストでは、小包を運ぶように設計された大型の無人ドローンを水上に飛ばして、風の影響とバッテリー消費に関するデータを収集および分析します。

The aircraft flew to an altitude of 20 meters on autopilot and traveled to and from a point 50 meters offshore in a flight of about 5 minutes.
同機は、オートパイロットで高度20メートルまで飛行し、約5分の飛行で沖合50メートルの地点を往復した。

SkyDrive plans for a two-seat flying car to traverse a 5-kilometer route between Yumeshima and the Tempozan area, which is near the test site, during the Expo.
スカイドライブは、博覧会の期間中、テストサイトに近い夢洲と天保山エリアの間の5キロのルートを横断する2人乗りの空飛ぶ車を計画しています。

今日は、空飛ぶ車の話の記事でした。

一昔前までなら、夢のようなものが、どんどん現実になっていきます。

昨日の、宇宙ロケットの話も、民間人が行くことができるというのは、少し前までは夢のような話でした。

でも、それらがどんどん現実化してきています。

今日の記事はここまで。

明日もまた、頑張ります。

こうぷー

 

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